GNFでウラン容器接触、臨界、被ばくはなし。
6月13日 神奈川新聞
原発燃料工場でウラン容器接触、作業員の被ばくなし/横須賀
トラブル再現のため、コンベヤー上に接触して置かれた二つの金属製容器(ウラン粉末は入っていない)=原子力規制委提供
原子力規制委員会は13日、原発用燃料加工会社のグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(横須賀市内川)の工場で、ウラン粉末が入った金属製の容器二つが接触したと発表した。ウランは一定量以上が集まると核分裂が連鎖的に続く臨界が起こる恐れがあり、気付いた作業員がすぐに二つの容器を離した。臨界や作業員の被ばく、環境への放射性物質の放出はないとしている。
規制委と同社によると、同日午前11時40分ごろ、入荷したウラン粉末を社内の金属製容器に移し替える作業中に接触が起きた。1個当たり約16キロの粉末が入った容器を載せて移動させていたローラー式のコンベヤーが止まり、警報が鳴った。直後に確認した作業員が、二つの容器が接触しているのを見つけた。
工場には、コンベヤー上を流れる容器同士が接触しないよう容器が30センチ進まないと、次の容器を置けない安全装置が付いているが、今回は作動しなかったという。同社は、容器が接触して起きる臨界を想定した粉末量を合計約40キロ以上としており、容器内の粉末量を1個当たり18キロまでに制限している。室内にある放射線モニターにも異変はなく、作業員は特別な処置を受けなかった。
規制委は同日午後12時35分ごろ、同社の報告を受け市内に常駐する保安検査官を派遣し、施設の状況などを確認。「安全性は確保されていたと考えられる」として、今回のトラブルを国際的な事故評価尺度(INES)で8段階のうち、最も低い「レベル0」(安全上重要ではない事象)と暫定評価した。規制委は今後、原因の究明と再発防止策を同社に求める方針。同社は、10日以内に詳しい事故原因と対策を報告する予定という。
6月13日 東京新聞
燃料工場でウラン容器接触 臨界、被ばくはなし
原子力規制委員会は13日、原発用燃料加工会社のグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの工場(神奈川県横須賀市)で、ウラン粉末が入った金属製の容器二つが接触したと発表した。ウランは一定量以上が集まると核分裂が連鎖的に続く臨界が起こる恐れがあるが、作業員がすぐ二つの容器を離した。臨界や作業員の被ばく、環境への放射性物質の放出はないとしている。
産経新聞も報道 6月14日
6月6日、GNFから燃料棒が出荷される。
6月5日昼頃、横須賀にある核燃料製造工場(GNF)で核燃料棒がトラックに詰め込まれました。 6月6日GNFから、4時、四時半、5時の間に、各4台、計12台のトラックが燃料棒を乗せて出発しました。 横横を走り、首都高を走り、青森にある東通原発に向かった様です。
横須賀にお住まいの方から
Youtube映像: kichiarutvさん
核燃料輸送GNF-J横須賀工場出発2013 0606 4:00 第1グループ日立物流 .
http://youtu.be/OEK4adgMhZU
核燃料輸送GNF-J横須賀工場出発2013 0606 4:30 第2グループ日立物流 .
http://youtu.be/6eASL_djAcs
核燃料輸送GNF-J横須賀工場出発2013 0606 5:00 第3グループ上組陸運 .
http://youtu.be/ZKU4_ifLgsE
大間原発は、GNFが関係しています。すでに2009年の契約です。
GNFのHPより http://www.gnfjapan.com/
中部電力殿英国MOX燃料加工の受注について(2010/05/13)
このたび、当社は中部電力株式会社殿より、英国で回収されるプルトニウム全量のMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)加工業務を受注するとともに、当該燃料の製造を再委託する英国原子力廃止措置機関(NDA)との間で加工契約を締結致しました。MOX燃料加工はNDAが所有する英国セラフィールドにあるMOX燃料加工工場(SMP)において実施する予定です。
中国電力殿MOX燃料加工の受注について(2009/09/17)
2009年09月16日、当社は中国電力株式会社殿より、島根原子力発電所2号機向けのMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)の加工契約を受注致しました。尚、MOX燃料の製造を再委託するフランスのMELOX社との間で加工契約を締結致しました。
電源開発殿MOX燃料加工の受注について(2009/04/03)
2009年04月03日、当社は電源開発株式会社殿より、大間原子力発電所1号機向けのMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)の加工契約を受注致しました。尚、MOX燃料の製造を再委託するフランスのMELOX社との間で加工契約を締結致しました。
9月17日、久里浜のGNF-J社正門前で、「STOP!核燃料棒操業再開」の申し入れ行動。
行動は毎週月曜日の午後3時より GNF裏門前(内川2丁目京急バス停前 で行っています!
厳重に閉ざされたGNF-j「社の正門
呼びかけ文より、
STOP ! 操業再開 もう作らないで核燃料棒
1970年竣工した、(株)グローバル・ニユークリア・フユエル・ジャパン(GNF-j)は、全国の沸騰水
型の原子力発電所で使う、核燃料集合体8万体以上を、これまでに製造して送ってきました。
2011年3月11日に事故を起こした、福島第1原子力発電所でも使われていました。メルトダウン起こして、大量の放射能を撒き散らして、多くの人を苦しめています。
にもかかわらず、GNF-jは、9月3日、各地の原発の停止に伴い止まっていた工場の操業を、9月中旬にも再開すると発表しました。原発依存比率の議論では、0%を望む声が大きい今、核燃料を作る必要はありません!「STOP!操業再開」の申し入れを行います。未来に続く命のために、是非一緒に集まり意思表意をしましょう。
4月に、GNF-jが保安院に提出したストレステストの報告書を見ると、地震や津波に対する評価も甘く、予想される液状化は対象にもしていませんとの報告が。
*録音ファイルです、ぜひお聞き下さい。 「2012_0917_gnfj.wma」をダウンロード
グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-j)
東芝、日立、GEが出資、原子炉の燃料製造など
どんな会社かは http://www.gnfjapan.com/ でぜひ一度見てください。
2011年4月27日 神奈川新聞記事
工場内に微量のウラン漏れ、横須賀の核燃料製造会社で
県は27日、横須賀市内川の核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」工場内で、ごく微量のウランを含む油状の液体が流出する事故があった、と発表した。工場作業員への被ばくは確認されておらず、敷地外への飛散もないという。
県によると、25日午後3時25分ごろ、工場内の廃棄物貯蔵場に保管中のドラム缶から約130グラムの液体が流出しているのを作業員が発見。缶の底に空いていた穴から漏れたとみられ、液体からは1万1千ベクレルのウランが検出された。仮にこれを体内に取り込んでも、被ばく量は約500マイクロシーベルトで胃のX線1回分程度という。
同社は事故を国、県、横須賀市に報告。県に対して「原因は調査中」などと答えたという。国はすでに立ち入り調査を実施し、県も28日に立ち入り調査し同社に再発防止を指導する方針。
同社は過去にも放射能漏れ事故を起こしており、最近は核燃料の生産活動を中止しているという。
*平成20年、人為的なミスで2度の放射能漏れ事故が発生し、作業員が被曝している。いずれも被曝量は ごく微量で人体に影響はないレベルといい、周辺への放射性物質の放出はなかった。昨年の12月14日には電気炉温度が上昇、防御作動に気付かず操業など。
グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-J)
東芝、日立、GEが出資、原子炉の燃料製造など
どんな会社かは http://www.gnfjapan.com/ でぜひ一度見てください。