平和と人権、環境 資料 PT.1 アーカイブ

旧ブログ人で掲載された記事のアーカイブです。

防災訓練に名を借りて迷彩服の自衛隊員がかっ歩

2012-07-15 12:41:36 | 平和

9月、防災の日の訓練では自衛隊のプレゼンス高まる。

小学校にも!

090202

レイバーネット日本掲載の記事「迷彩服は学校にこないで!
~三鷹市の自衛隊参加・防災訓練に抗議」より

都内の幹線道路では自衛隊の装甲車が「行進」?

Sankei2012_0902

9月2日の産経

静岡空港の訓練では米軍とともに自衛隊が

Sankei2012_09032

9月3日の産経

7月16-17日、自衛隊区役所に「駐留」?訓練

7月17日 東京新聞
区役所で陸自宿泊訓練 迷彩服姿に賛否

Tokyo2012_07171

首都直下地震を想定し、陸上自衛隊は十六日夜、東京都内の全二十三区役所への初の展開訓練を行った。十七日朝から、陸上自衛隊練馬駐屯地との通信訓練を行う予定で、七区役所には各二人が宿泊した。迷彩服姿の隊員が区役所に入ることには賛否があり、練馬駐屯地前には約六十人が集まって抗議や支援の声を上げた。

十六日午前九時ごろマグニチュード(M)7以上の首都直下地震が発生し、車が使えなくなったとの想定。区役所までの徒歩ルートや、区役所での通信環境の確認のため実施した。第一師団第一普通科連隊(練馬区)の二人ずつが二十三区役所を訪れ、このうち宿泊態勢が整った板橋、文京、練馬、葛飾、荒川、足立、台東の七区役所に泊まった。小銃などの武器は携行していなかった。

隊員らは十六日午後七時ごろ、迷彩服姿で練馬駐屯地を出発。約五キロ離れた板橋区役所には約二時間後に到着し庁内の防災センターに泊まった。見守った同区赤塚二、自営業加藤誠さん(65)は「自衛隊はあくまで軍隊。迷彩服のまま市街地を歩き、頼んでもいないのに区役所に来るのは反対だ」と話した。親類が岩手県で東日本大震災に遭ったという同区板橋二、自営業渡辺一史さん(43)は「有事の時、命を助けてくれるのは自衛隊。定期的な訓練で自衛隊に慣れることも必要ではないか」と話した。

Img_11611

Img_11651

Img_11661

7月16日夜間、「迷彩服」を着た自衛隊員が23区の区役所へ出動
http://youtu.be/IhBB34XG8Ec

首都直下型地震を想定? 陸自区役所で「宿泊訓練」。7月16日夜間、「迷彩服」を着た自衛隊員が23区の区役所へ出動、7区役所に宿泊。先の練馬での武装自衛官の行進に次いで、今度は区役所に進駐。東京都民にも自衛官に親しんでもらおうと考えているようです。

Sankei0413

北の「ミサイル」発射に便乗、沖縄、八重山へのPAC3配備の訓練をした、自衛隊。     石垣市、宮古市などに武官を常駐させ自治体を指揮下に置いた時の姿です。        

味をしめて今度は東京で実行。先の練馬での武装自衛官の行進に次いで今度は区役所に進駐。東京都民にも迷彩服姿の自衛官に親しんでもらおうと考えているようです。

7月16~17日の市街地訓練
被災地防災演習ならば、市街地で訓練する必要はない!
ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」より転載

この市街地訓練はレンジャ訓練とはまったく質の違う重大なものです。もともと第一師団はもともと東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・山梨県・静岡県の1都6県の防衛・警備を担当する首都圏防衛の鎮圧部隊と位置づけられています。

戦前、日露戦争直後の日比谷焼き討ち事件、米騒動などの大衆蜂起の際は警察では抑えきれず軍隊が出動し民衆を殺害鎮圧しました。かって、70年安保の時、新宿騒乱があり、その時自衛隊出動が検討されました。このように、過去に実績があるので今回の「市街地訓練」は、反原発、沖縄オスプレイ反対などの市民運動の高揚に警察だけで対応しきれない事態を見越して想定されていると考えるのが常識でしょう。

当日は練馬駐屯地から何組かの斥候隊が先に出陣し兵士の行進路の安全を確認しつつ本部に報告し そのご、兵士部隊を組んでが完全武装で都内の各地に移動配置され首都圏を完全制圧する計画です。部隊は都内各地に散りそれぞれの区役所内に入って一泊することになっています。板橋区役所練馬区役所は自衛隊の宿泊に便宜を供与することを認めましたが、世田谷杉並は断ったようです。断られた地区では公園にテントを張って宿泊することになっています。

「市街地訓練」なので、被災地への「防災演習」とは違います。被災地防災演習ならば、市街地で訓練する必要はない。

区庁舎内宿泊を断った、世田谷区のホームページではこの様な告知がされています。
(告知をしていない区も多くあるようです)

陸上自衛隊による災害対処訓練が行われます。

首都直下地震を想定した陸上自衛隊(練馬駐屯地 第1普通科連隊)による災害対処訓練が、世田谷区を含む東京23区全域で行われます。

≪訓練概要≫
首都直下地震発生時において車両での被害地域への移動が困難な状況を想定した、陸上自衛隊隊員の徒歩による移動訓練

≪区内での主な実施内容≫ ※いずれも7月16日夕刻から夜半にかけて
自衛隊隊員(各3名)の徒歩による移動

【陸上自衛隊練馬駐屯地⇒(環状7号線・8号線)⇒駒沢オリンピック公園等】
自衛隊隊員(各2名)のオートバイによる移動
各区に派遣される自衛隊隊員(2名)の徒歩による移動及び通信の確保
【陸上自衛隊練馬駐屯地⇒(環状7号線等)⇒世田谷区役所】
公園等の活動拠点に派遣される自衛隊隊員(28名)の徒歩による移動
【陸上自衛隊練馬駐屯地⇒(環状7号線)⇒駒沢オリンピック公園】
他区への派遣を含め上記自衛隊隊員は、移動途中、若林交番、芦花公園、砧公園、玉川野毛町公園、玉川上水緑道、南原公園、駒留公園において休息予定
迷彩服とヘルメットを着用し、無線機や救助資材を持っているが、小銃は携帯しない。

お問い合わせについては、下記連絡先にお願いします。
陸上自衛隊練馬駐屯地第1師団司令部総務課広報班
電話 03-3933-1161 内線214 

参考: 自衛隊広報資料より

平成24年度自衛隊統合防災演習について.pdf    「24.pdf」をダウンロード

防衛省・自衛隊における防災対策の取組について.pdf     「25.pdf」をダウンロード

自衛隊都内市街地で迷彩服で移動訓練

7月14日 毎日新聞
自衛隊:16日から再び都内市街地で訓練 迷彩服で移動

001

市街地の訓練賛成・反対派に囲まれ、信号待ちする自衛隊員=東京都板橋区で2012年6月12日午前

陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊(東京都練馬区)の隊員が16、17の両日、首都直下地震を想定し、練馬駐屯地から東京23区の各区役所まで迷彩服で歩き、宿泊する訓練をする。都内の市街地では先月、小銃を携帯した陸自隊員が行進訓練をしたばかり。大災害での活躍に期待が高まる一方、街頭に迷彩服姿の隊員が出没することに違和感を持つ市民も多い。自衛隊側は「大災害やテロなどに備え、市街地に慣れることは欠かせない」と理解を求めている。

陸自などによると、訓練には隊員約300人が参加。車両の使用が困難な状況を想定し、23区役所に各2人、計46人が連絡要員として向かう。迷彩服にヘルメット姿で無線機や救助資材などを携行。16日夜は区役所の会議室や駐車場に止めた自衛隊車両で仮眠し、情報収集や通信の訓練を行う。宿泊場所が確保できなかった区については駐屯地に戻って翌朝再び区役所へ向かう。先月12日にはレンジャー隊員養成訓練として小銃を携帯した迷彩服姿の陸自隊員が東京都板橋区の荒川河川敷から練馬駐屯地まで約6.8キロを行進した。

7月6日 東京新聞
迷彩服で区役所宿泊 陸自災害訓練 都内、拒否の区も

陸上自衛隊第一師団第一普通科連隊(東京都練馬区)が十六、十七の両日、迷彩服姿の隊員たちを東京二十三区の区役所内に宿泊させる独自の災害訓練を予定していることが分かった。第一師団が訓練で区役所に宿泊するのは今回が初めて。陸自広報室や各区によれば、訓練は首都直下型地震を想定し、迷彩服とヘルメットを着用した隊員約三百人が参加。無線機や救助資材の入った背のうなどを持つが、小銃は携帯しない。二十三区役所には一区当たり各二人、計四十六人を派遣。十六日午後七時ごろに練馬区の練馬駐屯地を徒歩で出発。役所内の会議室や敷地内の自衛隊車両で仮眠しながら、無線通信による情報収集訓練を行うという。

練馬や板橋など十区程度が、宿泊場所の提供に協力する意向を示しているが、そのほかの区は十六日が祝日であることもあり、対応できないとしている。宿泊できない区では隊員は駐屯地などに戻り十七日午前に再び、区役所に戻って訓練を続ける。区役所に派遣されていない隊員は、被害状況調査訓練などを二十三区全域で実施する。都内では先月十二日、武装した陸自隊員によるレンジャー隊員養成訓練が実施され市民グループが反対のシュプレヒコールを上げる一幕もあった。

7月6日 琉球新報
陸自、迷彩服で宿泊訓練へ 東京23区の区役所

陸上自衛隊第1師団の第1普通科連隊が16、17日、隊員を練馬駐屯地(東京都練馬区)から東京23区の区役所まで迷彩服姿で歩かせ、区役所内に宿泊させる災害訓練を予定していることが6日、分かった。 陸幕広報室によると、首都直下地震を想定した訓練で、約300人が参加。迷彩服、ヘルメット姿の隊員が無線機などを携行し、16日夜、都内を歩いて各区役所へ向かう。区役所では無線を使った通信訓練をする予定。
 
1区当たり隊員2人で、計46人を派遣する計画だが、23区のうち、半数程度は16日が休日であることなどを理由に宿泊場所を提供しない方針だといい、宿泊できない場合は、いったん駐屯地に戻り翌朝再び区役所に出向くという。
 
軍事評論家の前田哲男さんは「東日本大震災での災害派遣でイメージが上がったのを受け、ここぞとばかりに自衛隊の存在を売り込んでいるようにみえる」と分析。その上で「都民に迷彩服姿を慣れさせようとしているように感じる。手放しで歓迎するわけにはいかない」と話している。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2020-12-02 17:12:31
もう被災しても助け求めるなよ?
まさか我先に自衛隊の食料貰おうなんてしないよね?
Unknown (名無し)
2022-08-07 18:29:20
迷彩服の何が問題かこれもうわっかんねぇな
現実を直視して?

コメントを投稿