オスプレイ関連、9月9日の県民大会記事は:
米軍再編と、自衛隊の配備強化が進む沖縄、オスプレイ配備を許すな。③
http://teyata.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/08/post_5d3d.html をご覧下さい!
9月9日 沖縄県民大会と同時アクション一万人が「国会包囲」
9月9日沖縄県民大会と同時アクション 「国会包囲」
http://youtu.be/RAd7xEhy0Ok
頂きもののダイジェストビデオです。
動画ダウンロード:
「09092.mp4」をダウンロード ipod
続々と国会正門前へ
「沖縄を沖縄に返せ」を歌い踊る
正門前
高橋哲哉さん
シュプレヒコール
国会を包囲
同時アクション 「国会包囲」を報じる「琉球新報」・「沖縄タイムス」
9月10日 沖縄タイムス
オスプレイ:1万人抗議 国会囲む
オスプレイ配備阻止を訴え、国会を「人間の鎖」で包囲する抗議行動の参加者ら=9日、国会正門前
国会周辺では9日、1万人(主催者発表)が参加して大規模な抗議行動が行われた。「オスプレイやめろ」と怒りの声を響かせた。正午すぎ、参加者が手をつなぎ、人間の鎖で国会周囲約1・5キロを包囲した。
県民大会の統一カラーの赤色のTシャツなどを着た参加者が目立ち、「オスプレイはいらない」「沖縄を犠牲にするな」などのプラカードを持ち、国会に向けて拳を挙げた。東京沖縄県人会の島袋徹さんは「世界で最も危険な普天間飛行場に欠陥機を配備するのは正気の沙汰でない。絶対に阻止したい」と訴えた。ジャーナリストの前田哲男さんは「(配備の)強行は沖縄に犠牲を強いる。安保体制は『犠牲のシステム』だ」と主張した。
呼び掛け人の一人で哲学者の高橋哲哉さんは「沖縄の基地の過重負担は限界。日本の99%を占める本土側の人間が、政府に目に見える形で行動し、政治を変えるべきだ」と話した。官邸前の脱原発デモに関わる小熊英二慶応大教授は「単独の出来事ではない。脱原発の運動を含め全部が連動している。その背景には現在の政治状況への不信がある」と指摘した。赤色のかりゆしウエアで参加した早稲田大2年の松阪充訓さん(20)は「沖縄の問題は私たちの問題。国会包囲がゴールではなく、今日からがスタート。沖縄とつながっていきたい」と語った。
今回の抗議行動は「9・9沖縄県民大会と同時アクション」と銘打ち、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックや沖縄意見広告運動、ピースボートらが実行委員会をつくり、呼び掛けた。
9月10日 琉球新報
1万人、国会包囲、オスプレイ配備反対
県民大会と同時に行い、オスプレイ配備反対を求め1万人が参加した「国会包囲」行動=9日、国会前
オスプレイの沖縄配備に反対する県民大会に呼応し、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなど首都圏の市民団体は9日、国会議事堂の包囲行動を実施した。首都圏を中心に約1万人(主催者発表)が結集。警備や交通上の理由から首相官邸の前や交差点に立つことは警察に禁じられたが同日午後12時15分、国会の周囲に並んだ参加者が手をつなぎ、包囲は成功した。
包囲行動前、国会正門前で開いた集会で同関東ブロックの外間三枝子共同代表が主催者を代表しあいさつ。「65年間基地の集中に苦しみ続けてきた上に、危険なオスプレイ配備の強行で県民の怒りはピークに達している。沖縄だけの問題ではなく、日本の未来のために配備を阻止しよう」と訴えた。東京沖縄県人会の島袋徹事務局長は「住宅地が密集する危険な普天間飛行場への、危険なオスプレイ配備は正気の沙汰ではない」と強調した。東京大学大学院の高橋哲哉教授は「(6日に)緊急着陸も起きたオスプレイの危険性は明白だ」と呼び掛けた。
オスプレイ配備を中止に追い込もう!
開発段階から多くの墜落事故を引き起こし、今年も2度墜落しているMVオスプレイが沖縄に配備されようとしています。8月5日に予定されていた米海兵隊のオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会は台風のため延期され、9月9日に開催されることになりました。
オスプレイの問題は沖縄だけの問題ではありません。全国知事会も、オスプレイの普天間飛行場配備と全国各地での低空飛行訓練について、「安全性の確認ができていない現状では受け入れることができない」として、政府に慎重な対応を求める緊急決議を全会一致で採択しています。
安全という米軍の通知を知らせるだけの政府なら、この国のどこに民主主義があるのでしょうか。オスプレイの配備は日本に暮らす人間の命と安全の問題であると同時にこの国の主権在民が問われています。
特に沖縄においては、日本全土の0.6%に過ぎない土地に在日米軍基地の74%が集中しています。民家や学校が隣接し、すでに世界で最も危険だと言われている普天間基地にさらに危険なオスプレイが配備されようとしているのです。これは「県民の命を危険にさらし、墜落の死の恐怖を押しつける」(那覇市議会決議より)行為です。日本の「安全」(防衛上必要だと仮定した場合)のために沖縄の住民を日常的に危険に晒してもいいのでしょうか。
非常に危険なものを地方に押しつける。危険なものを安全だと強弁するなどオスプレイをめぐる日本政府の姿勢は原発問題と共通するものがあります。また、沈黙は沖縄に対する差別構造を容認することにつながります。
全国から怒りの声をあげ、その民意を目に見える形にすることで、オスプレイ配備を中止に追い込みましょう。9月9日、国会前での抗議行動に一人でも多くの方が参加されることを期待します。
9月7日の東京新聞掲載「No Osprey 意見広告」
9月3日には:恒例の防衛省申し入れ行動(毎月第1月曜日)
8月25日には神奈川では大和市やまと公園で、
「オスプレイ配備と違法爆音を許さない」
8.25神奈川集会とデモが行われました。
8月25日 神奈川新聞
オスプレイ沖縄配備に反対、大和駅周辺で200人デモ行進
オスプレイ配備に反対するデモ行進=大和市内
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄・普天間飛行場への配備に反対するデモ行進が25日、大和市の大和駅周辺で行われた。米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)の航空機騒音に抗議する市民団体「厚木基地爆音防止期成同盟」や労組関係者ら約200人が参加した。
厚木爆同の藤田栄治委員長(78)は米ハワイ州でオスプレイの着陸訓練が騒音悪化などを懸念する住民の声を受け断念されたことを挙げ、「米軍は自国民の人権は守るのに、他国は眼中にないようだ」と批判。その上で、「オスプレイは死傷事故が相次いでいる大変危険な存在。普天間に配備され、日本全国で低空飛行訓練が始まれば、厚木基地にも整備や燃料補給などで必ず飛来する」と話した。
集会宣言
8月15日、米国政府は、4月に起きたモロッコでのオスプレイ墜落事故について、原因は操縦士の人為的なミスだと報告した。日本の防衛省政務官は、人命が失われた事故にもかかわらず、まるで受け取るだけが役目と言わんばかりに、唯々諾々とそれを持ち帰ってきた。結論が始めからわかっていたと言われても仕方ない、このやり方に強い怒りを感じる。
2月の部品落下事故原因について南関東防衛局は、「整備上の不注意」という内容の米軍の調査結果を伝えてきた。15日の日米合同委員会で結果報告の延期が申し入れられたばかりであるのに、この回答は唐突である。また、もし、原因がその通りであるなら、なぜそのような事態が起きたのか、他の機はどうであったのか、直後に訓練を継続した判断に誤りはなかったのかなど追及してしかるべきである。米軍のメッセンジャーでしかない防衛官僚はやはり国民のことなど何も考えていないのだ。
7月25日、厚木基地に空母艦載機が戻り、周辺住民はまたも爆音の嵐に見舞われている。米軍関係者は必要な訓練は行なわねばならないと言ったが、果たしてそうか。部品落下事故の原因究明を県・周辺8市で申し入れたにもかかわらず、回答を引き延ばしていること、また5月の突然の空母艦載機訓練実施に対しては、わざわざ知事。市長らが基地にまで赴き中止を要請したこと、司法の場で5回にわたって違法爆音との焔印が押されたこと。これだけでも、訓練ができない理由として十分ではないのか。
垂直離着陸輸送機オスプレイについても同様である。配備反対の決議。意見書が沖縄の全自治体で上げられ、選挙で当選した首長はすべて配備反対を訴えている。オスプレイは何度も墜落事故を繰り返している欠陥機だ。米軍は決まってパイロットの操縦ミスと答えるが、ミスを繰り返し起こすことが欠陥機の何よりの証拠ではないか。6月に公表された報告書には、オスプレイは全国で低空飛行訓練を行なう計画であると記されている。そのルートに当たる自治体でも、安全性に懸念を表明する声が相次いでいる。
日米両政府は、相変わらず嘘と事実隠しの手法で、米軍基地の強化、拡充を狙っているが、このような国民、住民無視のやり方は、軍隊内の構成員にも悪影響を及ぼしている。厚木基地で起きた「レイプ事件」は、その一例だ。もちろん、犯罪を起こした個人は日本の警察に引き渡されるべきだが、犯罪を引き起こす構造が軍隊自身にあることを強く訴えていきたい。
オスプレイは岩国基地に陸揚げされて以来、1ヶ月の間、日干し状態となっている。このまま、飛行させることなく、アメリカ本国に送り返してしまおう。危険な普天間基地を一日でも早く閉鎖に追い込もう。厚木基地においてもすべての軍用機の飛行を中止させよう。沖縄の友人たちとともに、爆音被害と闘う仲間と連携し、平和で静かな空を取り戻すため、今後も闘っていこう。
2012年8月25日
オスプレイ配備と違法爆音を許さない8.25神奈川集会参加者一同
「オスプレイ配備と違法爆音を許さない8.25神奈川集会」に寄せて
岩国からの連帯のメッセージ
「8.25神奈川集会」に参集された仲間の皆さん!本日はご苦労さまです。オスプレイ配備拒否と違法爆音を許さず、神奈川で果敢に闘っておられる皆様に、岩国から連帯のメッセージを送ります。
7月23日、米軍は岩国基地に「MV22オスプレイ」を強行陸揚げ・配備しました。その後岩国基地の駐機場には12機のオスプレイが勢ぞろいし、エンジンをかけローターを回すなど不気味な準備行動が連日続き沖縄への配備を伺っています。
沖縄では9月9日、全県を上げた大規模なオスプレイ配備反対集会が予定され、目下その成功へ向けた取り組みも進行中です。オスプレイが沖縄に配備を強行されれば、岩国基地もその中継基地となって
全国を股にかけた低空飛行訓練の実施など、大変な事態も予想されます。厚木基地や岩国基地がこの上在日米軍の横暴極める行動を担い、片棒を担ぐような現実を許してはなりません。そして今以上の爆音は、一分一秒も拡大する事を私たちは拒否します。
岩国基地からオスプレイが沖縄へ送り込まれることを阻止するために、私たちは9日には沖縄と連帯した集会も開催し阻止行動を盛り上げます。本日の「8.25神奈川集会」が大成功し、さらに全国各地から瞭原の火の如く「オスプレイ配備阻止」の闘いが燃え盛ることを期待して、岩国から連帯のメーセ
ージと致します。共に頑張りましょう。
2012年8月25日
山口県岩国市 リムピース共同代表。岩国市議 田村順玄
オスプレイ 8.25神奈川集会 厚木基地デモ
http://youtu.be/7HPvavUcpm0
300名がことし2月に米軍機の部品の落下事故が起きたばかりの厚木基地の北側の道路などおよそ2キロの区間をデモ行進。
厚木基地滑走路下では抗議のシュプレヒコール