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伊方原発の再稼働に反対! 12月1日「NO NUKES えひめ」

2013-11-30 22:38:15 | 原発

 

 

12月1日松山市の城山公園に、8,000人が結集。

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山本太郎さん、三宅洋平さん

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鎌田慧さん

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伊方原発再稼動反対! 12月1日松山で行われた 「NO NUKES えひめ」
http://youtu.be/whi1vOGilAg

伊方原発再稼動に反対して、12月1日松山で行われた 「NO NUKES えひめ」に8,000名が参加、四国最大規模の集会・デモとなった。

集会での山本太郎さんのトーク、三宅洋平さんのライブとトーク、長年伊方原発に反対して闘ってこられた「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」の斉間淳子さんのスピーチ(ぜひ聞いてください! 28分45秒から)など。

北と南2コースに分かれて行われたデモの南コース、途中「街宣車」の大音量の妨害活動など。

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なぜか「右翼街宣車」は車道を堂々と行進し妨害活動、一方でデモは狭い「歩道」を歩かされる。 憲法に保障された表現の自由を全否定、これが「愛媛県警」方式なのか?

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市内をデモ

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12月2日 愛媛新聞
伊方原発再稼働にノー 松山で大規模イベント

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全国から集まった参加者が原発再稼働に反対の声を上げた「NO NUKES えひめ」=1日、松山市堀之内の城山公園  

原発の新規制基準施行後、最初の再稼働が有力視される四国電力伊方原発3号機が立地する愛媛で1日、原発のない社会を求めるイベント「NO NUKES えひめ」があった。主催団体「伊方原発をとめる会」の発表では四国で過去最大規模が集まったとし、伊方3号機の再稼働を止めようと声を上げた。 全国から約8千人が参加(主催者発表)。松山市堀之内の城山公園に設けたステージでは、脱原発を訴える作家や国会議員など9人が登壇した。ノンフィクション作家の広瀬隆氏は「東京電力福島第1原発では、地震で(原発の)機能が失われた」と主張。伊方原発敷地前面の中央構造線による地震を懸念し「伊方は絶対に動かしてはならない」と熱弁をふるった。

伊方原発再稼動反対訴え大規模集会・愛媛新聞 .
http://youtu.be/jv1NCvJiL7k

山本太郎さん、蒲田慧さん、広瀬隆さんらの挨拶。 デモの模様など。

原発の新規制基準施行後、最初の再稼働が有力視される四国電力伊方原発3号機が立地す?る愛媛で1日、原発のない社会を求めるイベント「NO NUKES えひめ」があった。主催団体「伊方原発をとめる会」の発表では四国で過去最大規模が集?まったとし、伊方3号機の再稼働を止めようと声を上げた。 http://www.ehime-np.co.jp/

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12月2日の愛媛新聞

12月2日毎日新聞
伊方原発:再稼働阻止の市民集会に8000人 松山

四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働阻止を訴える市民集会が1日、松山市堀之内の城山公園で開かれた。伊方原発3号機は原子力規制委員会による安全審査が先行し、再稼働の最有力候補と見られているが、集会には主催者発表で約8000人が集まった。

松山市を拠点とする市民団体「伊方原発をとめる会」が主催。東京電力福島第1原発事故後に福島県田村市から避難し、現在は京都府内に住む元宇宙飛行士の秋山豊寛さんは「福島の人は(放射線被害の)モルモットにされている。四国、瀬戸内の人がそうなるべきではない」と訴えた。ルポライターの鎌田慧(さとし)さんも、脱原発を呼びかけた。

約4時間の屋外集会は途中から雨になった。最後に「廃炉に向けて手を取り合って行動していく」といった内容の集会決議を採択。市内中心部をデモ行進し、「再稼働反対」「原発いらない」とシュプレヒコールを上げた。東京都日野市から駆けつけた主婦、斉藤俊子さん(61)は「ここで再稼働を認めれば、他もなし崩しに動かされてしまう」と危機感を募らせていた。

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12月2日の毎日新聞(大阪)

12月2日 朝日新聞
再稼働反対集会に8千人 愛媛・伊方原発、鎌田氏ら訴え

「安全な原発はない」――。国の安全審査が進む四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する集会が1日、松山市で開かれた。原発が立地する地域を中心に国内外から約8千人(主催者発表)が参加。ルポライターの鎌田慧(さとし)さん(75)らが原発の安全性や廃棄物処理の問題点などについて訴えた。

市民団体「伊方原発をとめる会」の主催。東京電力福島第一原発の事故が起きるまで福島県で農業に取り組んでいた元宇宙飛行士の秋山豊寛さん(71)も登壇し、「伊方で何かあれば瀬戸内海でつながる大阪を含めて汚染される」と語った。伊方原発から約10キロ離れた所に住む斉間(さいま)淳子さん(70)は「伊方を動かして古里を失いたくない」と訴えた。参加者らは「伊方をはじめ、すべての原発の再稼働を許さない」とする決議を採択し、市内を二手に分かれてデモ行進した。

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12月2日の朝日新聞(大阪

12月2日 東京新聞
松山市で再稼働反対の8千人集会 「伊方原発をとめる会」

国の安全審査が進む四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対を表明する市民集会が1日、松山市の城山公園で開かれた。主催する市民団体「伊方原発をとめる会」の発表で約8千人が集まり「再稼働を許すな」と声を上げた。山本太郎参院議員も参加し、ステージ代わりにしたトラックの荷台から「福島の原発事故は収束の仕方さえ分かっていない。(原発の)即時撤退以外、あり得るか」と呼び掛けた。とめる会の草薙順一事務局長は「伊方が再稼働1番手に挙がっていることはざんきに堪えない。全力で闘う」と語った。

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12月1日の朝日新聞(大阪)

30日には「NO NUKES えひめ」に参加する、主に関東から結集した「再稼働阻止全国ネットワーク」メンバーが伊方原発へ。

伊方原発正門前で現地で長年反対運動をされている斎間淳子さん(八幡浜原発から子どもを守る女の会)のお話、以前米軍ヘリが原発からたった800mしか離れていない所に墜落した時のことや、多くの魚が大量に死に浮かば上がったことが7回にも及ぶ事などをお聞きした後、「再稼働反対」をシュプレヒコール!

11月30日「再稼働阻止全国ネットワーク」伊方原発正門前で「再稼働反対」をシュプレヒコール!
http://youtu.be/l6FW9pLLfhQ

伊方原発の全景

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かって800m離れたところに米軍ヘリが墜落

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「再稼働反対!」のシュプレヒコール

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伊方半島の先端部の町「三崎町」でビラ各戸配布

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美しい「三崎町」のサンセット

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伊方原発の特有の危険性について、

伊方原発反対八西連絡協議会会員 伊方原発1~3号炉運転差し止め請求訴訟原告
近藤誠さんの歓迎挨拶

2013年11月30日

皆さん、伊方へ良くいらっしゃいました。私は、現在入院のため、お会いできず残念です。皆さんは東京をはじめ、各地から参加され、これから伊方原発や伊方町内に行かれます。また 明日は、松山で集会にも参加されるということで、心から感謝と敬意を表します。

早速ですが、私からは、伊方原発の特有の危険性について簡単に報告させていただきます。先ず第一に、伊方原発のすぐ北側は瀬戸内海に面していますが、敷地からわずか6キロ足らずの海底に全長約1000キロにも達する日本で一番大きい活断層、中央構造線があります。松山から伊方にかけて、この断層が動くと地震のエネルギーの大きさを示すマグニチュード(M)で8クラス、あ るいはそれより大きい地震が起きる可能性があると政府の地震調査会が判定し、公表しています。 M8の地震でも水平方向で8メートル動き、垂直方向で6メートルの断層が生じた1891年の濃尾地震の実例もあります。このような大きな地層の変化や揺れが原子炉施設の真下や近くで起きれ ば、一瞬のうちに大きな地震波が襲い、施設は壊れ、原子炉の核燃料の核分裂を止めたり、冷やす機能が無くなり、核燃料が暴走したり、溶ける恐れがあります。このような大きな地震が原発近くで起きると高い津波が施設を襲います。高さ15メートルの津波が起きる可能性を指摘した地震の専門家もいます。また南海トラフの巨大地震による長い周期の揺れは、伊方原発の地盤の揺れの特性と同じであり、大きな揺れになり地滑りや崩壊を招く可能性もあります。

第二に、伊方原発の上空は山口県の米軍岩国基地と沖縳県普天間基地や、高知沖の軍事訓 練空域を結ぶ飛行ルートの真下に当たります。そのため米軍の飛行機やへリコプターの飛行ルートになっています。1988年には米軍の大型ヘリが原子炉のすぐ近くを飛んで、約1キロメートル東の尾根に衝突しました。原発ゲートの東に見える風力発電用の一番手前の風車(当時はありません)の根元近くの場所です。もし原子炉ドームや施設に衝突したらフクシマ事故を上回るような大事故になっていた可能性もありました。GE(ゼネラル?エレクトリック)の元技術者は原子力施設の屋根は無いも同然に脆弱に作られており、上空からボーリングの玉を落としただけでも壊れると証言しています。今年3月にも伊方原発上空を米軍機が飛行していたことが国会の質疑で明らかになっています。伊方町や愛媛県当局は原子力施設の上空の飛行を避けるよう米軍に求めることを 政府に要望していますが、米軍はそうした声を無視して飛行を続けているのです。米軍機の原子 炉施設への墜落という大事故が起こることを私たちは恐れています。

第三に現在、福島原発で続いている放射能汚染水の流出という問題です。同じ事態が伊方原発で起きると、湖と同じよう内海となっている瀬戸内海は全体が放射能で汚染されてしまいます。 瀬戸内海の水が入れ替わるのには約100年かかるとも言われています。海底に溜まった放射能 による汚染は数百年続くでしよう。その上にプルトニウムが加われば、数万年以上に亘って汚染が 続くのです。汚染水を溜める場所は狭い原発敷地にも半島のどこにもありません。数千年に亘って私たちに与えられていた瀬戸内海の海の幸を私たちは失ってしまいます。陸上も同じ事態にな ります。

第四に伊方原発への核燃料の持ち込みや使用済み核燃料の運び出しには、瀬戸内海と豊後 水道という狭い海や海峡を輸送ルートに使っています。しかし豊後水道は一日に千隻を超える船 が航行しており、衝突、沈没事故が起きる危険な海域です。さらに潜水艦の軍事訓練も頻繁に行 われていますが、誰も衝突事故に遭遇する時まで知ることはできません。私も漁業に従事していた時、この海域で潜水艦と出会い、衝突寸前の危ない体験をしました。四国の南海上で日本の潜水 艦と貨物船が衝突する事故が実際に起きています。

第五に、伊方原発は半島部に建設されています。放射能が外部に漏れ出る事故が起きると、原発から西に住んでいる約5000人の住民は原発に向かって逃げることはできません。三方は海 に取り囲まれています。船しか逃げる方法がありません。しかし、風が強ければ航行は難しくなり、船は岸に着けることもできず、避難者を乗せることはできません。ヘリコプターも同じです。地震が 加われば、道路は崩れ、寸断され、移動もできず、救援も困難になります。こうした事態について、住民の不安は大きいのです。今日、住民の方に出会う機会があれば、こうした意見や、感想もぜひ、聞いてみてください。事 故の時に屋内退避や、避難する地域と指定されている原発から30キロメートルの範囲には13万 人が住んでいます。大勢の人々が一斉に逃げることは不可能です。大事故が起きれば逃げること も、放射能被曝を避けることも困難になるのです。

同時に、運転すれば、使用済み核燃料という核廃棄物を作り出しています。危険な核廃棄物は 処理することも貯蔵する施設の見通しもありません。地震の多い日本に原発を造ったことが大きな 誤りだったのです。核兵器、核武装につながる恐れのある原子力の利用、開発も認めることはできません。私たちは、これから生きていく子供や子孫にきれいな空気や土地、海を守り、安心して暮らすこ とのできる平和な世を渡さなければなりません。そのために原発の運転を許さず、廃止する運動を続けていきます。そして、皆さんと手をつなぎ、力を合わせて再稼働を止め、すべての原発を廃炉にしたいと願っています。

皆さんのご健勝を心よりお祈りします。


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