461ページの長編。
イラストレーター、大橋歩と、フリーライターの三宅菊子をモデルにしたもの。
二人とも私がまだ中学生、高校生のときに、時代の寵児てなして脚光を浴びていたのだが、名前は知ってはいたが、それ以上のものではなかった。小説にも出てくるが、大橋歩は、当時女性だと知り、びっくりした記憶がある。
平凡パンチやプレイボーイなど、若者文化をリードすべく、雑誌が次々と発行された60年。70年代。アンアンも若い女性の流行の指針となるべく出されたものだろう。
その中にあって、若いイラストレーター、フリーライター、そして鈴子という三人の女性の歴史を、時代と交遊とを絡めて語っていく。
三人をかなり詳細に描こうとしているものだけに、このような長編になってしまったのだろう。
私の青春時代とは、少しばかりずれるのだが、一気に読ませるだけの力のある作品であったと思う。
彼女の作品を読むのは、三冊目となった。
イラストレーター、大橋歩と、フリーライターの三宅菊子をモデルにしたもの。
二人とも私がまだ中学生、高校生のときに、時代の寵児てなして脚光を浴びていたのだが、名前は知ってはいたが、それ以上のものではなかった。小説にも出てくるが、大橋歩は、当時女性だと知り、びっくりした記憶がある。
平凡パンチやプレイボーイなど、若者文化をリードすべく、雑誌が次々と発行された60年。70年代。アンアンも若い女性の流行の指針となるべく出されたものだろう。
その中にあって、若いイラストレーター、フリーライター、そして鈴子という三人の女性の歴史を、時代と交遊とを絡めて語っていく。
三人をかなり詳細に描こうとしているものだけに、このような長編になってしまったのだろう。
私の青春時代とは、少しばかりずれるのだが、一気に読ませるだけの力のある作品であったと思う。
彼女の作品を読むのは、三冊目となった。