
桜蓼と花名がついています、蓼科の植物で田圃のあぜ道に咲いています。
花詞は、節操・健康だそうです。大好きな野草です。
12月の始め頃ある山の会のお誘いでナラ枯れ防止活動のお手伝いに
行ってきました。

この写真、今朝の我が家の東から見た山です、紅葉に見えてほとんどがナラ枯れで赤く
色ずいております。この山の近辺でナラ枯れ予防活動が行われているのです。
クヌギの木ですが写真左が枯死してしまっております、右が生きております
すぐ近くですから早く手を打たないとやがて枯れる羽目になります。
ナラ枯れとは?
カシノナガキクイムシがカシの木、クヌギの木に孔を開け侵入(最初にオスが孔を開けメスを呼び込む)
木の中に巣食い2~3週間で枯らしてしまうそうです。
虫の体長4〜5mm。多くの樹種に穿孔するが,主にブナ科のコナラ,ミズナラ,アカガシ,ウラジロガシ,マテバシイなどの生立木を好む。アタックのピークは初夏。最初にオスが穿孔し,後にメスが入る。一夫一婦制。年輪に沿った弧状の坑道が縦に連なる複雑な坑道を掘り,ここで特殊な共生菌(アンブロシア菌)を栽培して幼虫を育てる。本州での被害は主に日本海側,九州では鹿児島県と宮崎県に限定される。近年各地で生じているコナラ,ミズナラの集団枯損には本種が運ぶ病原菌が関与しているという。

その日にたまたま見つけたカシノナガキクイムシです。

ネットでお借りした写真です。
左の大きいのがメスで、右がオスです。カビ菌をばら蒔きこれを主食とし生き延びます。
この菌が仲間を呼び集めるそうです。
駆除は?

クヌギなどの木に巣食って孔を開けた2mmくらいの孔にビニール製の爪楊枝を金槌で打ち込み
虫の出入りをストップさせ殺してしまう方法です。

他に、木の根っこ付近から2mくらいまでビニール巻きをし虫から守る方法です。
枯死した木は速く切り倒し焼却処分しなくては他に被害が広がります。
枯死した木、被害樹の下には
フラスと云う、木の粉がいっぱい排出されていました。
カシノナガキクイムシの糞と孔を開けたときに出る木の粉です。
この粉が飛散しますと、この虫たちを呼び込むことになるのです。
対策は、行政もそうですが、山の持ち主の理解と一斉駆除が必要ではないかと
思いました。途方もないことですがやらなくては、、、、、、。
カブトムシ、クワガタなども居ないようになるのではと奇遇します。
※今年も、私の拙いブログに訪問していただいた皆様に感謝申し上げます。
更新が湿りがち、今年の最後のブログです。
皆様には大変お世話になりました。
来る年も宜しくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎えください。
naoki/M