南波多中ブログ

伊万里市立南波多中学校の日常を 保護者及び南波多町内外の皆様にお知らせします。

修了式での校長講話より 『「やらされる」からの卒業!』・・について

2017-03-24 10:15:38 | 校長の話・・・全校集会等における校長講話
1 修了式とは、それぞれの学年の卒業式です。 卒業おめでとうございます。
 この1年間、よくがんばりました。 特に、その集大成としての先日の卒業式は見事でした。感動的な、卒業生の心に残るすばらしい卒業式を演出してくれました。 皆さんのはきはきとした動作、大きな声での合唱、代表の心のこもった送辞。どれをとってもすばらしかった。出席いただいた町内の来賓の皆さんや市教委の教育長さんからもほめていただきました。

2 さらにうれしいことに、卒業生「30名」の進学先がすべて決まったことです。このことは、私にとっては何にも替えがたいうれしいことでした。それぞれ、あたらしいステージでがんばっていただきたいと祈っています。

3 さて、皆さんは、今日で今の学年を卒業したわけですが、卒業することによって何か変わりましたか?学年が一つあがりますし、体が大きくなったでしょう。しかし、ぜひ精神的にも成長していただきたいと思います。

4 それは・・『やらされる』からの卒業・・です。例えば勉強。例えば宿題。宿題というものは、やらなければしかられるので、いやいやながらやっているかもしれません。しかし、何のために、誰のための宿題なんでしょうか? であれば、本来、やらされるものではなく、自ら積極的に「やるもの」であるはずです。自分のために、自分がその教科をより理解できるように勉強をする。そのときの家庭学習の目安が「宿題」であるはずです。つまり、宿題をやらされるのではなく、宿題という課題を巻き込んで、自分の目標をさらに上においてみませんか?つまり、自分の学力向上のために、宿題を利用するのです。さらに、授業も同じです。授業を受けさせられているのではなく、授業という時間を自分が理解する時間として活用するという認識になればすばらしいですね。そのように考えていけば、先生という存在も意味が変わってきます。自分が成長するために、ぜひ、「先生を利用して」ください。

5 例えば、私の経験。 中学校のときの英語の学習について。 中学2年生から毎日「ラジオ英会話」を聞いていました。誰から強制されたわけでもなく、ただ単に英語が上手になりたい。という一心でした。大学卒業までの9年間、聞き続けました。私にとっては、英語は単なる教科の一つではありませんでした。趣味であり、遊びの一つでした。もちろん、英語をがんばったことにより、その後の人生に大きく影響を与えましたが。

5 皆さん、勉強、部活、その他、ぜひ、「やらされる」から卒業してください!

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