Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

ラジコン飛行機3

2007-11-13 02:04:28 | ラジコン
さようならを迎えてしまった。

これは前回ブログで他国の人を批判した罰なのだろうか。

思い返せば奴の写真さえもまだ撮っていなかった。

かわいそうな奴。部品のかけらも拾ってやれないとは。

そもそも風の強い午後に出かけたのが悪かった。もう少し待てば、夕暮れ時には風も収まることが多いのに、待てなかった。いや、自分を責めるのはよそう。今までも似たような日に何度か飛ばしに行って、コントロールは難しいが、風を利用して飛ばす面白さも感じ始めていたころだったのだ。今回も高度をとり過ぎなければ今までどおり遊べていたのかもしれない。いつも飛ばすところよりも広い場所で飛ばしたのでつい欲を出しすぎてしまった。

高度20メートル付近を超えたところで機体はあっという間に上空に舞い上げられながら、流されてゆく。必死でコントロールを試みるも高度を下げてくれない。するとあっという間に遠くに見える森の上空まで飛ばされてしまった。

こうなるとわざと落とすことも出来ない。発見不能だから。

もう風の収まるのを祈るのみだが、たとえ風が収まっていたとしても目視では豆粒ほどになってしまった機体をコントロールできるはずもなく、そもそも電波が届いているのかどうかも分からない。

まだ飛んでいたが、その時点でこの愛機の運命は決まってしまっていた。

そのあと車で探しに行ったが、これも初めての経験だ。

とても見つかるわけはない。ただ人様に体当たりしていないことを祈るのみだった。

今日までの新聞ではラジコンが突入してきて被害を蒙った、という記事は出ていない。

不幸中の幸いだ。

今までの機体とは別の運命をたどったが、とにもかくにも扱いやすく、よく飛んでくれた。バッテリーも良く慣れた頃は10分以上飛行可能だったし、余分に買った部品といえば2枚組みのプロペラのみで、ぼろぼろになりながらもテープの補強、補修で飛行可能だった。初心者向けの機体としては太鼓判だったろう。

しかしプロポだけ残ってしまったのもまたむなしい。
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