Dice

現在の使用可能な機体は２機。先月アップしたQuickBladeと息子に作ってあげた機体はどちらも飛行不能。

QuickBladeは本当によく飛んだ。この機体のおかげで、機体の設計の良し悪しでどれ程飛び方が変わるのかを良く勉強できた。ただプロペラが後ろにあるので手投げが難しく、結局飛行不能になるまでダメージを与えてしまったのは全部手投げの失敗によるものだった。

そうして今現在の最新機がこれだ。

今回初めて自分の製作した機体に名前をつけた。その名も「Dice」。

Diceとはさいころの意味で、機首が今の形になる前は、四角い機首をしていてさいころみたいだったのでそう名づけた。

こいつは私がすべて設計、製作した機体ではじめてまともに飛んでくれた機体である。

もちろんSekiaiさんからいただいたアドバイスでここまでこれた。

この機体に使用したモーターは、Axi221226、バッテリーは3セルの800、そしてアンプにはPhoenix25で、これまで使用していたHimaxのモーターとは段違いのパワーが出せる。

実際、このダイスで初めて垂直上昇が出来た。プロペラはAPCの10*4.5だった。

プロペラを大きくすると段違いに機体が安定した。今までは低翼のラスカルで使用していたプロペラのダイヤは7までで、はじめはDiceにも7を使ってみたが、どうもうまく飛ばない。機体のサイズはラスカルより大きくなったけれど、重量はそれほど変わらなかったので同じくらいの運動性を期待していたのにペラが7のときは性能が出なかった。

そこでプロペラを8．9.10、とだんだん大きくしてテストしてみるとものすごく良くなった。ちなみにラスカルでも8で何度か飛ばそうとしてみた。けれどもそのたびに、

「なんかしっくりこない」

と感じてダイヤ7で落ち着いていたのだ。重量は同じ位でも、機体のサイズによって最適なプロペラの大きさというのは変わってくるようだ。

スペック
全長　700ミリ
全幅　900ミリ
翼面加重　22dm
全備重量　340g
　
プロペラ　APC10*4.5SF
バッテリー　Hyperion３セル20C　800mAh
モーターAXI2212・26
アンプ　Phoenix25
サーボ　4　（エルロン2、ラダー、エレベーター）

エルロンを2サーボにしたのも初めてで、これでフラッペロンを試してみたかったが、フラップモードにすると激しく左に傾きながら降下を始めてしまうのでこちらは今のところまだ調整中。翼が私の工作精度の未熟さで左右きちんと対象になっていないことも関係していると思う。しかし普通のエルロンモードでのエルロンの効きは抜群で、こちらは大満足。

今は脚をつけていないけれどもう少しテストしてからフロートをつけて水上機にするつもり。夏には子供を湖で遊ばせながら大人も遊ぶつもりである。