11月12日~13日 長宗我部連絡協議会の事務局長として、県立歴史民俗資料館、南国市の職員さん達7名で、「戸次川の戦い」を題材にした「大野川合戦祭り」に実行良委員会からご招待を受けて行ってきました。
因みに424年前に激戦を繰り広げられた戸次川は現在なくなっており、本流の大野川での開催で大野川合戦としています。
戸次川の戦い
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E6%AC%A1%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
毎年、高知から招待されていますが、私は初参加です。
大野川合戦祭り
→ http://www.geocities.jp/kassen2006723/index.html
長宗我部元親公、大友家を島津家の猛攻から守ろうと殉死した長男の知勇兼備で将来を嘱望されていた元親公長男の信親公(烏帽子親は織田信長公)は、別格のヒーロー扱いです。
高知県でも毎年、長宗我部元親公に馴染んだイベントを各団体や関係者が開催していますが、マンガやゲームでも頻繁に長宗我部元親公が取り上げられており、年々、その人気と勢いを増しています。 今回の大野川合戦祭りを調査して、今後、高知側とのイベントのコラボや交流の拡大発展を目指しています。
2009年のポスターは、元親公の銅像。
南国市にある県立歴史民俗資料から朝8時にワゴン車に乗って出発。愛媛県の三崎から佐賀関まで(31㎞)フェリーで九州に渡りました。
会場近くは、幹線道路はしっかり整備それているものの何ら変わりのない農村部です。しかし、大分市街や別府市は近く、利便性がとても良いです。
ついた早々、地元の「利光地区婦人部」の皆さんが私達をご接待したいとの事で、島津軍2万人に取り囲まれた大友側の鶴ヶ城(城将 利光氏3千人)のすぐ下にある成大寺でご接待を受けました。
皆さんは、一年に一回、長宗我部信親公をお祭りし敬っていてくれているそうで、自分たちの先祖を助けに来てくれた長宗我部氏に大変感謝をされていました。
反対に、四国連合軍で長宗我元親公、阿波の十河存保氏の慎重論(島津の釣りのぶせを警戒し、秀吉の支持どおり豊臣本軍到着待ってから出陣)を功の焦りから無理やり突撃させた軍艦であり責任者の仙石秀久は、信親、存保、が戦死して、勝手に自分だけ逃げ帰ったと歴史通り低評価です。
鶴ヶ城で籠城した将士
当時から食べられていた郷土料理でもある保存食「じり焼き」。小麦粉を焼いて塩味がきいています。
そして、いよいよ大野川(一級河川)の河川敷の会場へ。
会場は、それぞに出し物や小間、ステージが点在しているのではなく、とても一体感がありました。会場全体が河川敷沿いに500mくらい駒があり、一段下がった河川敷には、自然に来場者の注目をひく位置にメインステージが良いバランスで設置されています。
その規模に唖然です。
小間もプロの方々、商工会の方々、地元の団体と様々で非常に楽しい雰囲気です。
複数のよさこいチームが舞台で乱舞。
「土佐ぁーの、高知のー、はりまや橋しー。」と聞き慣れている音楽が響いています。
大友軍の甲冑組。
騎馬隊 早すぎです。写真で追えません。
国崩し。すごい迫力の音でした。
火矢隊。地元の高校生だそうです。
釘宮 磐 大分市長も大野川合戦祭りを主要観光事業と位置づけをして意欲満々。
会場は、これ。
主催者の推測では、延べ2万人。
色んな方とお話をさせていただきましたが、高知から来たと言うと大変喜んで歓迎ムードでした。
すると主催者でもある戸次川合戦研究会の清松事務局長から、「高知から来てくれた皆さんをご紹介します。」と突然言ってくれて、
国会議員や地元名士の中で代表して長宗我部連絡協議会の事務局長として挨拶させていただきました。
スポットライトが強くてハッキリ見えませんでしたが、ステージに注目してくれていた参加者は、四国連合軍6千人より多かったと思います。
今までにない大きなステージに少し、ビビりましたが、高知県人として長宗我部を敬って頂いている事に対して感謝を申し上げました。
私の左となりにいらっしゃるご夫妻は、十河存保公の子孫の方です。
大分市長と。
イベントの締めくくりは、
大野川合戦祭り。想像をはるかに超えていました。
企画の多さ、質、まとまり。音響やナレーションのレベルの高さ。見事なまでの地元の住民と行政との連携と役割分担、自然との調和。
200人を超える甲冑軍団と鉄砲と国崩しの爆音。
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでが楽しそうに連れ添い、地元のお祭りとして発展的に前進しています。
ナレーションや企画の中で何度も長宗我部公を敬いながら、その果断な勇気に感謝をしてくれていました。
すぐとなりで子どもたちがちゃんばらをしていて「我こそ、長宗我部だー。」とか微笑ましいじゃれあいも見ました。
単なる一過的なイベントではなく、歴史と文化を敬い次代に引き継ぎ、地域の活性化を地元ぐるみで取り組まれ、そして県内外に発信されている継続的な活動を垣間見て、感激しました。
すごい人気です。長宗我部(ほぼ祭りの主人公)。
これが高知でも出来ないかと。参加者と興奮しながら次の日を迎えます。
◆まっしぐらに「ポチっ」とお願いします。◆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
◆Twitterでリアルタイムに活動報告しています◆
◆ぜひTwitterでの「フォロー」をお願いします◆
http://twitter.com/takanokohjiro