カナダに昔から住んでいるインディアン(原住民)、歴史的にいろいろな過去があります。
だから、カナダの学校では歴史の授業にしっかりと時間をかけて教えています。
子孫は今でもいろんなメリットが与えられています。
税金は払わなくていいし、薬局でもお薬はタダでもらえたり。。。
今日、インディアンのカードを持っている患者さんが来ました。
かなり要求の多い若い女性で、ちょっと嫌な気分になりました。
悲惨な過去はあるけど、トロントの街に住んでいて、普通に仕事して、きれいにおしゃれもしていて、生まれたころにはもう原住民も何も関係なくなっている時代に生きていて、普通に生活しているのにどうして保障が必要なのかな?と疑問に思ってしまった。
アル中や薬中の人が多いから教育の問題もあるだろうけど、何とかならないものかな。
この制度を途中で止めるのはとても大変なことだと思うけど、そろそろ見直しが必要な時ではないかと。。。と、よそ者には関係ないことですが。
歴史的問題はどこの国でも大変なものです。
カナダはそれに比べたらまともだけれど、やはり保障のせいで原住の人たちは仕事をまともにする意欲を削がれている、ひいては高等教育が仕事を得るため捉えられると教育を受ける意欲もなくなる、それが結局、快楽を得るための薬やアルコールの副作用、疾患に対する知識が乏しくさせる。善かれと思ってやっている制度がよくよく考えてみるとよくないと言う現実ですね。
何処の国でも政府の建前のせいで保障が度を過ぎてしまうのでしょう。日本でも生活保護の人たちはわりと裕福な暮らしをしてました。マイカーを乗り回していたり(車を購入する収入があったら生保は受けられるはずはありません)、在宅ケアにいけばおみやがビールだったり(まともな家庭では口を潤す御茶程度です、それだって本来頂いてはいけない…)。
一度甘い蜜を吸ってそれが当たり前と感じてしまう、それが人間の悪いところ。なかなか難しい問題です。
まあぶっちゃけ、いつまでも被害者ヅラされてたらたまらんです。
ODBの患者さんでも最新版のブラックベリーを片手に$500するヘッドホン付けて、ブランド物の服を着てやって来て、ブツブツ文句を言われるとどうしようもない気分になります。薬剤師なんて、給料の半分ほどを税金で取られてこの人達のために使われているのかと思うと情けなくなります。その反面、処方箋を持って来てもお金が払えないからとお薬を飲めていない人もたくさんいるのに、、、本当に必要な人への保障ができていないような気がします。