続 『とろ』のトロント奮闘記

カナダ人の旦那(相棒)&生粋日本人のワタクシ(とろ)プラス猫(Bobo)のトロント生活

ドンキー

2012年06月24日 | 癒し

とろにとっての一番の癒しはやはり、動物と触れ合うこと。

トロントから車で1時間ほどの所にあるThe Donkey Sanctuary of Canada Farmへ行ってきました。

すべて個人からのドネーションで成り立っています。入場料は気持ちでドネーションするんです。相場は大人$7、子供$5となっていましたが、とろ夫婦は二人で$20してきました。

沼があるので5月から9月の間、カメが横切っていくので注意のマークをあちこちで見かけた。

今年で20周年を迎えるそう。

ロバについての特性をちょこっと聞いてから自由に歩き回りました。

ここには、虐待を受けていたロバ、ちゃんと世話をされていなかったロバ、面倒を見切れなくなったロバなどが保護されています。
また同じ辛い目に遭わせないために里親探しはせず、ここで責任持って最後までお世話をするんです。一応、近くの契約農場にも何頭かいますが、オーナーはその農場ではなくここなんです。

この子は、元オーナーに鉄の棒で叩かれ、右前足を怪我した状態で連れてこられました。

ロバは馬に似ていますが、全く別の動物。

馬は集団生活をし、常にボスになる争いをします。でも、ロバは、個人行動なのでボス争いはしません。

馬はもともと水と食べ物が豊富な地域の生き物なので、敵がやってくると戦わず逃げるのです。逃げた先でも食べ物に困る事はないから。

ロバは水と食べ物が簡単に手に入らない地域の生き物なので、移動すると食べ物に困ってしまいます。だから逃げずに戦う生き物なんです。

人間が、労働力としてロバを使うときに鞭を使って馬のように扱うと、従うどころか反発してきて手におえないことになるらしい。

かといって、凶暴な生き物なわけではなく、馬よりも人懐っこく、自分から体を摺り寄せて来たりします。

現在、55頭のロバが保護されています。

こちらは、ロバのおうち。

ブラッシングもさせてもらえます。

とろは、42歳のSummerというメスのロバをブラッシング。

ちゃんとケアをしてあげると、平均50年くらいは生きるそう。

只今、冬の毛から夏の毛に生え変わる時期で、毎日ブラッシングが欠かせない。

みんな抜け毛でかゆいらしく、ベンチや柵の木に体をこすり付けてました。

こちらのフェイスマスクは、蚊よけと目の紫外線予防のためだそう。

頭数が増えてきたため、今年、新しい小屋を作った。

敷地内にはピクニックエリアがあったり、トレイルがあって散歩できたり、一日ゆっくりできる場所です。

今まで知らなかった事をたくさん聞けてとても勉強になりました。

やっぱり動物を相手にする仕事につきたかったなーと改めて思った。

将来ボランティアでもいいから動物に関わることをしていたいな~。

 

 



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2 コメント

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Unknown (maru)
2012-06-26 11:30:57
動物とふれあうのっていいですよね~
私も全般的にどの動物も好き!
猫は特別好きだけど・・・。

私の地域の動物園は閉演の危機を向かえリニューアルして動物サポーター制度やボランティアの登用など地域全体でサポートしていく形生まれ変わりました。
それから10年今では人気の高い動物園になっています。
私も仕事を引退したらそこでボランティアしたいなって思ってるんですよ~
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ボランティア (とろ)
2012-06-26 23:38:22
私もこんなに猫が好きになるとは思っていなかったけど、特別大好きです。

地域全体でサポートしていく形が増えてきているみたいですね。トロントの公園にある動物園も閉鎖の危機にありましたが、寄付でもちこたえているみたいです。
仕事になっちゃうと責任が重過ぎてストレスになりそうですが、ボランティアでお世話できたらいいですよね。
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