続 『とろ』のトロント奮闘記

カナダ人の旦那(相棒)&生粋日本人のワタクシ(とろ)プラス猫(Bobo)のトロント生活

トロントに戻りましたぁ

2010年12月01日 | 旅行

ご無沙汰です。
昨夜、無事トロントに戻って来ました。

上の写真は、サンフランシスコへ向かう飛行機から見えたマッケンリーとってもクリアーに見えたので機長が知らせてくれました。
今回はサンフランシスコ経由で関空へ向かいました。
アメリカ経由だったのでいろいろ手こずることもあり、やっぱりエアカナダで成田へ行けばよかったと後悔。。。


今回の日本帰国、本当に盛りだくさんです。
まず、試験が終わってすぐに帰ったのでとろの体力が持たず、せっかくの日本滞在中1週間ほど寝込んでしまった。。。高熱と食事がのどを通らず、食べたいものがいっぱいあるのに食べられず

それでもJRパスで日本中を巡り、たくさんの人に会うことが出来ました

多くの人に言われたのは、「日本人に見えなくなった。」ということ。
いったいどういうことでしょう?
確かにすっぴんで出かけることも平気になってしまいましたが、、、おしゃれでもなくなったし、、、歯科矯正のお陰で顔がスッキリしたこともあると思うんだけど、、、

でも、自分でも日本を違った風に感じることがたくさんありました。

日本人の英語のレベルってやっぱり低いんだな、って改めて思った。至る所にあふれている英語の表記に間違いがあったり、空港等での英語のアナウンスは外国人には聞き取りにくいだろうな、と。観光にチカラを入れるならもっとみんなが英語をしゃべれるようになって、正直、アナウンスをする人達はもっとトレーニングが必要だと思う。ちょっと辛口でスイマセン

韓国と中国の経済の好調さを目の当たりにした。
どこもかしこも日本人や西洋人よりも韓国人と中国人の観光客であふれていた。一昔前の日本人のように団体で海外旅行って感じ。

でも、白人系の外国人が日本から少なくなった気がする。それともトロントの生活になれちゃってみんなが外人だとジロジロ見る視線を強く感じるようになったのか?昔よりもジロジロ見られた気がする。「あっ外人だ。写真撮っとく?」なんて話している小学生までいるのよ。あっ、これは富山の田舎の話ではないですよ!

さすがに日本は綺麗だということ。ごみ一つ落ちていないし、どこを見てもキレイゴミ箱が置いてなくてもきれいに保てるのだからすごいことです。

でも、すごくタバコ臭いと思った。
トロントじゃ公共の場はすべて禁煙なので、そと以外でたばこの煙に遭う事はない。日本はレストランも電車もホテルもどこもかしこも臭いの。たとえ禁煙になっているところも臭いです。。。日本の将来を考えると、これは大きな問題だわ。先進国としては10年以上遅れている気がする。

なにより日本のサービスはピカイチちょっと丁寧すぎるくらいに感じました。そこまでしなくてもと思うことも多々あったな。

空港に降りて、漢字の表示が全くとろの頭に入ってきませんでした。
目には入るんだけど、意味がすぐに取れないというか。。。なので、英語表記を見ながら移動している自分がいた。ブログをやっていても、日本語を手で書く機会が全くなく、ほぼ100%英語で生活していたの(試験のためにも日本語を避けてたのよ)。それでも、30年以上日本に住んでいたし、日本語を使えなくなるとは思ってもいなかったんです。
しかし、空港でスーツケースを送るために実家の住所と名前を書こうとしたら、考えないと出てこないの 迎えに来てくれたいとこに手伝ってもらう始末。。。

迎えに来てくれたいとこ家族と一緒に日本上陸後初の食事へ。

大阪なので、お好み焼きとかいろいろ考えたらしいが、がんこという日本食のお店に決定。
昔の建物を改装してあり、とっても雰囲気のあるお店でたらふくご馳走になりました。

最初の頃、自分に暗示をかけていました。
ここは日本、日本語、日本語。と。。。
なので、あまり失態を見せることはなかったのですが、ちょっと気を抜いた時にはやってしまいました。
電車の中でおじいさんに話しかけたんだけど、ポカーンとした顔をされた。とうとう日本語も下手になったか、と思ったら英語でしゃべっていた
その後もとっさに話しかけられて英語で答えていたり、なんだかハチャメチャ。これで発音がきれいならカッコイイもんですが、バリバリのジャパニーズイングリッシュをしゃべっているので恥ずかしさ倍増

しかし、3週間ですっかり英語脳から日本語脳に変換されてしまいました。あさってからの仕事が大変になりそうで心配。

体調不良で写真をあまり撮っていなかったり、記憶が不確かになっている部分もありますが、これから日本旅行記をしていくのでお楽しみに!

日本を第三者的な目線で見るようになったけど、それでもとろは日本が大好きだと改めて思った。