Today's report

日々の出来事や思ったことなどを書き留めています。
物忘れ防止の日記ってところでしょうか・・・。"^_^"

映画「母べえ」

2008-02-24 20:51:35 | ドラマ&映画
今日は日曜日で特に予定も入っていなかったので、夫と久しぶりに映画を見に行きました。
私は「チームバチスタ」の方が好みだったけど、今回は夫の希望で「母べえ」を見ることにしました。

2年ほど前に家から自転車でいける距離にあった映画館が閉店してしまって、今は1時間以上かかる久留米のTjoyまで行かなくては映画が見られません。
以前あった映画館なら古くはあったけど3つのシアターがあったし、一番大きいシアターは300席くらいの大きいスクリーンだったし、お客さんは多くても10人くらいで込み合う事もなく、レディースデイにはちょっと時間があれば、自転車でパッと行って映画をゆっくりと見ることができたのですが、今は本当に大変。
まああのお客さんの入りからみれば閉店になるのもムリはないのですが。
今度新しくイオンシネマができる予定があるのですが、まだ2,3年先の話。
早くオープンしてくれないかなあ~。

ところで映画の方は思っていたより感動しました。
自由に思っていることが言えない時代、正しいと思っていることに口をつぐまなければいけなかった時代に強くやさしく生きていく母。
この映画は母親の強さや優しさを描いた映画だと思っていましたが、実際は戦争は2度とあってはいけない、こんな時代を再び繰り返してはいけないと訴えているように思いました。

とっても良かったのは浅野忠信さん。
さすがにアカデミー賞にノミネートされるだけの演技力はすばらしい。
さらに鶴瓶さんの演技も良かったですね。あの憎めないキャラクターが存分に生かされていました。
てるべえ役の女の子もとっても無邪気で可愛く、暗くつらい時代なのに明るい笑顔に救われる気がしました。

ただ違和感があったのは吉永さんの年齢と二人の娘が大人になっている時の時代背景。
吉永小百合さんは相変わらずとってもきれいでしたが、小学生の母親を演じるにはちょっと年齢的に無理があるような…。
それと、映画の最後の方で二人の娘役を倍賞千恵子さんと戸田恵子さんが演じていたのですが、二人の年齢設定は昭和一桁生まれのはず。
私の母親と同じくらいの年齢なので、現在だったら80歳に近いはずです。
戸田恵子さんくらいの年齢の時代だったら今から30年位前になります。
それにしては人物も背景も今っぽかったなあ…。
映像では現在の様子を描いているみたいな感じがして、てるべえは私と同じ年くらいになってしまう…。
そういう点ではかなり違和感ありました。

最後の方では涙を誘うシーンもあり、周囲のオバちゃんたちも鼻をすすっていました。
この映画を見ている人たちを眺めてみたのですが、年齢層がかなりたか~。
今回はシルバーシート状態でした。