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通知表5と期末テスト100点 どちらが大切か

[2022年6月22日 更新]
都立高校受験において、通知表の点(=評定)は重要。
一般入試では総合得点の3割。ほとんどの推薦入試では総合得点の5割を占める。

一方、定期テストの点は都立高校受験において直接の影響はない。
もちろん定期テストの点が良ければ、通知表の点が上がりやすくなる。

都立高校受験では、定期テスト100点で通知表4よりも、定期テスト90点で通知表5の方が価値がある。
高校側は、キミらの定期テストの点を知ることはできないからね。

◆授業態度と提出物がカギ
通知表野点は、次の4つを評価して付けられる。
 1. 定期テストの点
 2. 提出物の質、正確さ
 3. 授業態度
 4. 小テストの結果

一般的には「1」を最重視するが、これは教科担当の教師によって手心を加えることが可能。
実技教科では定期テストがないなんてこともある(経験上、美術が多いと見ている)
教師によっては「授業態度や提出物を重視し、定期テストは軽んずる」と宣言する場合もある。つまり「俺様に逆らうなよ、成績下げるぞ」ということだ。

こういった面で、女子はそつなくこなす子が多く男子は少ない。まぁ断言できるね。
さらに、東京都では中学校教師は男性が多い。男:女=56:44(2021年度 文部科学省)「女子に甘い教師」は少なからず目にするのではないだろうか。

通知表では明らかに女子の方がいい。
集計したわけではないが、同じ学力の中学生なら、素内申は女子の方が男子より2~3は高いだろう。

2023年度入試ではまだ男女別定員が生きている。
とにかく男子は「先生に気に入られる授業態度」「先生に気に入られる提出物」を意識するといい。
王様に献上するくらいの気持ちで提出物の文字はキレイに書く。先生には常に感謝の気持ちをもって接する。

◆大人に気に入られた方がいい
行きたい高校に受かることを考えれば、先生に媚びを売ることぐらいたやすいだろう。カネもかからないしデメリットがない。

大人に気に入られた方がトクをするのは、社会に出てからだって同じ。
そのための予行演習だと思えばいい。先生をその気にさせて、腹の中では笑っていたって構わない。
中学3年生は1学期の成績が出るまで、「先生に気に入られるような振る舞い」を試してみてはいかがかな。
このわずか1~2点で志望校をあきらめねばならない可能性もある。それは避けたいだろう。


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