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2024年度 都立高校二次募集の結果

[2024年3月25日 更新]
2024年度の二次募集・分割後期募集は終了した。
全日制普通科の結果を振り返ろう。

◆全入は16校
全入(受験者全員が合格)
大山  受験81 合格81
羽村  受験70 合格70
深沢  受験45 合格45
田柄  受験44 合格44
八潮  受験33 合格33
多摩  受験31 合格31
五日市 受験25 合格25
竹台  受験23 合格23
野津田 受験23 合格23
光丘  受験19 合格19
蒲田  受験16 合格16
大森  受験15 合格15
大崎  受験4 合格4
小平南 受験4 合格4
忍岡  受験2 合格2
葛西南 受験1 合格1

この合格で入学するキミは注意してもらいたい。
本来は入学できるレベルでない可能性があることを。
都立高校入試では足切りがなく、定員以内なら全員が合格となる。VもぎでC判定以下だったのに受かったなら危険と考えよう。


倍率の出た学校は、募集人員より多めの合格者を出している。
日比谷 定員2 合格7
上野  定員1 合格4
府中東 定員14 合格17
小平南 定員1 合格4
桜町  定員5 合格6
田園調布 定員20 合格22
秋留台 定員30 合格32
雪谷  定員1 合格2
淵江  定員10 合格11
足立新田 定員13 合格14
日本橋 定員11 合格12
南葛飾 定員11 合格12
東村山 定員21 合格22

2024年度、日比谷は2名募集に対して39名が受験、7名の合格。実倍率5.6倍
2019年度は5名募集に対して163名が受験、8名の合格。実倍率20.4倍
両年とも、合格者全員が入学手続きをした。

定員ぴったりしか合格を出さなかった高校もある。
飛鳥 定員3 受験4 合格3
飛鳥は1名だけ不合格を出したことになる。

◆3次募集は13校
3次募集を行う全日制普通科は以下の通り。アラビア数字は募集人員
大森 90
五日市 64
多摩 22
野津田 19
羽村 18
大山 16
蒲田 15
八潮 9
深沢 5
大崎 1
光丘 1
南葛飾 1
小平西 1

2ケタ募集と八潮、深沢はおそらく全入。
小平西と大崎は競争になるかもしれない。一方、2名受験して2名合格ということも起こり得る。

◆赤羽北桜は集まらず
赤羽北桜高校、保育・栄養科介護福祉科も3次募集でも定員割れは確実。
開校初年度の2021年一般入試は全コースで倍率が出た。
翌2022年度一般入試は調理科の倍率は出た(1.44倍)ものの、介護福祉科0.76倍、保育栄養科0.20倍とひどい状況になってしまった。
2023年度一般入試も調理科1.80倍、保育栄養科0.60倍、介護福祉科0.80倍とアンバランスなことに。

この学校、シンプルな弱点は2つと思っている。
1つ目は立地。旧赤羽商業高校の跡地なので近隣の方はイメージできるが、赤羽駅から普通に歩けば20分以上かかる。坂道きつい。
都営三田線の本蓮沼駅からなら10分程度。もっとも三田線利用の板橋区民、北区民なら自転車で通う方が
ラク。

2つめは名前。長いわりに何の学校か分からない。一見、普通科っぽい。
家庭・福祉などを校名に入れてもよかったのでは。

「桜」と付く都立高校は4校。
桜町、大田桜台、大泉桜、そして赤羽北桜。
残念ながらいずれも倍率が伸びず、不人気校となってしまっている。

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