読まなくてもオッケーな、とりとめのない話。

ほぼ毎日（来ない日が三日も続けば、死んだのか？と

心配になるような勢いで）、宇宙の平和を乱す為にやって来る

後輩のゴクツブシのおかげで、掃除も洗濯も買い物も、

やらなきゃならない仕事がやれないまま一日が終わって

しまう事もしばしばですが、草むしりだけは、はかどります。

軒下のテーブルでゴクツブシがお茶を飲んでる間、

庭にしゃがみこんでいられるからです。

毎日顔を突き合わせていれば、話題も枯れます。

今日の話題は、気違い役専門の役者、大村千吉と酔っ払い専門

梅津栄についてです。

テキトーに相槌を打ちながら、草をむしっていると、

白い棒のような形のキノコみたいなのを発見しました！

ムーミン谷のニョロニョロみたいなやつです。

こういうのを詳しく研究した結果、新薬の開発につながる

大発見があって、全人類の幸福に貢献できるのかもしれないなぁ、

と思いながら、ぶちぶちとむしります。

人類の幸福より、宇宙の平和より、優先すべき大問題があるのです。

寅さんの義理の弟、ひろしの役者さんの名前が思い出せない！

思い出したところで、大して嬉しくもなさそうな名前だという事は

わかる。

……と、書きながら思い出しました。

思ってたよりいかした名前でしたね。

「前田吟」。

芸風と名前がつり合ってないんじゃないかな、

「千吉」は名前も顔も狂ってるし、

「梅津」は全体的に酔っぱらってる感じのいい名前でしょ。

あの人は、「前田ひろし」にすればいいのに。

そーすれば思い出しやすいよ。