少年トッパ

2010年代の名曲トップ20<その1>

2010年代、つまり2010年から2019年までの10年間にリリースされた楽曲でお気に入りトップ20を選んでみました。
選考基準は、あくまで自分の好みだけ。4回に分けて紹介していきます。順不同。「この順番で聴くと気持ちいい」という順に並べます。
自分が生で演奏を聴いた回数も記しておきますが、記憶力が良くないので間違っている可能性も大いにあります。
曲名をクリックするとYouTubeで聴けるようにしますが、アップされていない曲もあります。聴けるものはジャンジャン聴いてみてくださいませ。

『ハイネケン』コシモトユイカ(2018) ※生ライブ体験:2回

前にも何度か書いたと思うけど、僕にとっては「これぞロック!」という曲。ロックの定義は人それぞれでしょうが、僕としては単純に「カッコいい=ロック」です。さらに言えば疾走感と焦燥感が強く伝わってくることかな。

『トラッシュ・アウト』Drop's(2013) ※生ライブ体験:4回

こちらも「これぞロック!」。何度聴いてもしびれます。大好き。
最近のDrop'sには包容力を感じさせる穏やかな曲が多く、それはそれで魅力的なんですが、初期の頃の粗くて荒々しさに満ちた演奏と、鬱屈した想いが込められた内省的な歌詞が大好きでした。

『近眼のゾンビ』ハルカトミユキ(2017) ※生ライブ体験:2回

2010年代の楽曲で歌詞ナンバーワンを選ぶなら、迷わずこの曲。インターネットが生活の中に浸透し、多くの者がSNSに依存している時代状況を見事に描いています。曲の構成やアレンジも素晴らしく、聴くたびに緊張感に包まれます。
ただし、プロモビデオは意図的に脱力感満載の映像になっているので、歌詞を読みながら聴く方がいいかも。
ちなみにハルカトミユキの映像で一番カッコいいのは『DRAG&HUG』。とことん冷ややかなハルカさんの眼差しが、たまりません。ルックス的にも最高です。

さっき書いた通り『近眼のゾンビ』はネット社会、SNS社会の危うさや怖さを鋭く的確に描写した曲なんですが、「自粛警察」が跋扈している今のご時世に聴くと、また違った生々しさを感じさせます。
歌詞の中には「不気味な正義感」という言葉も出てくるし、「退化しちゃってる感情で末期症状のルール 規則正しく神経衰弱」「退屈しのぎに裁判ごっこ 誰かが死ぬまで裁判ごっこ」「ぞっとしちゃうほど正論で 親切ヅラしたジェラシー」といった箇所は、まるで今の世の中そのものじゃん!

『生きていたんだよな』あいみょん(2016) ※生ライブ体験:1回

今や国民的歌手となったあいみょんが大ブレイクする直前の名曲。生々しい言葉がグサグサと胸に刺さります。
もう一曲、あいみょんの歌で僕が大好きなのは、インディーズ時代の『ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌』。この頃は、彼女がこれほど大人気を博すシンガーになるとは思ってませんでした。

◎『未だ』阿部真央(2010) ※生ライブ体験:3回

2010年リリースの2thアルバム『ポっぷ』の1曲目。切迫感あふれる歌声に、思わず襟を正したくなります。どこか崇高さを感じさせる名曲。
YouTubeにアップされていないようなので、代わりに昨年リリースされた『答』を聴いてみて。こちらもカッコいい曲です。
一時期、歌い方が雑になったように思えてあまり聴いてなかったのですが、単に喉の調子が良くなかっただけかも。今年リリースされたアルバム『まだいけます』は攻めている感じの曲が多くて気に入っています。

では、続きは近日中に。
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