少年トッパ

<2020年5月29日・30日公開作> 『ブラッドショット』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 自分が観たい順に並べています。
なお、あくまでも個人的なメモのつもりで続けているブログなので、間違いとかがあっても見逃してやってください。


いよいよ全国で緊急事態宣言が解除されましたね。まずは一安心。とはいえ、もちろんまだまだ油断はできませんが。
それにしても、日本のコロナ対策が世界から絶賛されている、というようなことをのたまう為政者には呆れます。感染者数や死亡者数がさほど甚大にならなかったのは、そもそも欧米との行動様式や価値観の違い(家の中で靴を脱ぐ、普段からあまりキスやハグをしない等々)に由来している可能性が高いし、他にも何らかの要因があるのでしょう。しかし、少なくとも「政治の力」が寄与していないことは明白です。
むしろ、多くの国民が苦しんでいる間に不要不急の法案をゴリ押しして可決させようとするなど、言語道断のふるまいの連発じゃん。って、こんなことを書いていると、このブログも当局に抹消されるかも。

気を取り直して新作映画情報! いよいよピッカピカの新作ハリウッド映画が公開されます。

『ブラッドショット』 <シネマトゥデイ>
アメコミ原作のSFもの。主演はヴィン・ディーゼル。
※上映館/イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●バージョン違い

『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん』
そもそも通常バージョンを未見なのでどんな感じなのか分かりませんが、つまり「あんまり怖くない」ってことだよね?
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『ハンターキラー 潜航せよ』の4DXバージョンは中川コロナにて上映。
あと、6/5(金)からは『パラサイト 半地下の家族』の白黒バージョンが公開されるそうです。こういうバージョン違い上映、これから増えそうですね。『ミッドサマー』は通常版とディレクターズ・カット版の両方が公開されているし。
そういえばテレビドラマとかで「特別編」と銘打って放送される作品が多いですが、ああいうのってどの程度改変されてるんでしょ。ちょっと前に『逃げ恥』の1回目を見たけど、未見の場面はなかった気がします。まあ、あんまり細かい部分までしっかり見ているわけじゃないから自信はありませんが。

●リバイバル

『ひまわり』50周年HDレストア版
これは6/1(月)から。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ伏見ミリオン座

ミッドランドスクエアシネマの「午前十時の映画祭」では『ブルース・ブラザース』が上映されます。
その他にも旧作を上映しているところは多いので、お時間がある方はぜひお近くの映画館のサイトをチェックしてみてくださいませ。
たとえばTOHOシネマズ名古屋ベイシティでは『ブレード・ランナー ファイナル・カット』『ショーシャンクの空に』『エデンの東』『タワーリング・インフェルノ』『リオ・ブラボー』『俺たちに明日はない』『男はつらいよ』と、まるで名画座状態!
中川コロナでは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の4DXバージョン、109シネマズ名古屋では『ラ・ラ・ランド』のIMAXレーザーバージョン、イオンシネマ大高では『レディ・プレイヤー1』と『MEG ザ・モンスター』のIMAX・3D字幕バージョンを上映。大高、なんと『風と共に去りぬ』も上映してるじゃん!

僕のオススメは、まだ昨年の作品なので旧作と呼ぶのは早いですが、実験性と娯楽性が絶妙のバランスで同居している青春映画『殺さない彼と死なない彼女』。イオンシネマ・ワンダーで上映しています。
あと、『シン・ゴジラ』は複数のシネコンで上映されているわけですが、併せてご覧いただきたいのが『太陽の蓋』。シネマスコーレで公開中です。前者は巨大怪獣との闘い、後者は原発事故への対処を描いているんですが、まったく同じような場面が出てきて興味深く感じられると思います。ちなみに僕は『太陽の蓋』を観た翌日に『シン・ゴジラ』を観たので、既視感ありまくりで少々損した気分になりました。
それと、これまたあちこちのシネコンで上映されている『天気の子』ですが、これは今のコロナ禍を予見していた作品のようにも思えます。ほら、ラストで……あ、以下ネタバレです。ラスト、「世界の形が変わった」あとの世界で、人々はその新しい環境に順応して、新しい様式の暮らしを営んでいるでしょ? あの姿がコロナ禍以降の世の中の在り方を描いていたように思えるんです。

*     *     *     *     *

●映画館で観た映画

『21世紀の資本』※伏見ミリオン座にて

話題になったピケティの著作は未読。なので、ピケティ本人も登場するこのドキュメンタリーを観れば手っ取り早く知識を得られるかも、というヨコシマな気持ちで観ました。うん、確かに勉強になりました。というか、すでに多くの識者が指摘している通り、今の社会が極端な格差社会に向かいつつある、ということが切々と伝わってきました。この流れを食い止めるための方法で効果的なのは、やはり相続制度の見直しなんでしょうね。

ところで、久々に映画館へ行って驚いたのは、座れない座席が多いこと。いや、「左右は必ず開ける」ってのはもちろん知ってたんですよ。ほら、いわゆる市松模様状態ね。緊急事態宣言の前だって、そうやっている映画館は多かったし。この場合、座席数は半分になりますよね。200席の劇場だったら100席、100席だったら50席。
でも、ミリオン座の場合は、前から数えて偶数の列が全部使用不可になっているわけです。で、残った座席で一席ごと開ける、という方法。この場合だと、200席の劇場だったら50席、100席の劇場だったら25席しか使えないわけです。これじゃあ黒字になるわけないですよね。映画館経営はこれからが本格的に大変そう。
ちなみに、僕が行った回は完売に近い状態で、ギリギリに来た人は端っこの方に座る羽目になっていました。

●無料で視聴した映画

『天使のはらわた 赤い教室』 6/7(日)23:59まで
にっかつロマンポルノ史上に残る傑作、というより日本映画史上に燦然と輝く傑作。約40年ぶりに観ました。
当時は水原ゆう紀を「大人の女性」と感じたものですが、自分が遥かに年上になった今だと、すごく可愛らしい女の子に見えちゃいました。だからこそ彼女の行動が痛々しくて、ただただ胸が痛みました。
終盤のたたみかけるような展開は見事としか言いようがありません。男の意気地なさと女の強さの対比が鮮やか。未見の方はぜひ!

『ムービー43』 6/13(土)23:59まで
アメリカでの公開時に酷評されまくった作品。日本でも劇場公開されたんですが、僕は未見でした。で、観てみたら……まあ、思ったほどヒドくはありませんでした。う○こネタが多いと予測していましたが、それもさほど多くなかったし。
むしろ驚かされるのは、錚々たるトップスターたちが、こんなしょーもない内容の映画に出ていること。ヒュー・ジャックマン、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツ、クロエ・グレース・モリッツはともかく、ハル・ベリー、よくこんな役を引き受けたもんだよねぇ。

●無料で視聴できる映画

『ザ・ガンマン』 6/5(金)23:59まで
ショーン・ペン主演のアクション映画。劇場公開時に観たはずですが、イマイチ印象が……。

『トゥモロー・ワールド』 6/13(土)23:59まで
アルフォンソ・キュアロン監督作。人類に子供が誕生しなくなった近未来を舞台にしたSFです。

『トランスポーター』 6/28(日)23:59まで
ジェイスン・ステイサム主演作にて出世作。リメイク版も作られたけど、やっぱりこの役はステイサムでなきゃ。

『ウインド・リバー』 6/28(日)23:59まで
ジェレミー・レナー主演作。一人の少女の死をめぐるサスペンスです。

『カサンドラ・クロス』 6/28(日)23:59まで
70年代の大ヒット作。もう40年以上前に観たきりなので、ほとんど覚えてません。なので時間を作ってもう一度観る予定。

最後に、どうでもいい話。
最近、店によっては入る前に体温をチェックされるでしょ? で、37.5度以上だと入場禁止になるよね。
一昨日、近所のユニクロに入ろうとしたら、その体温チェックをやられたわけです。で、驚いたのが、その時の自分の体温。なんと35.2度!
もともと平熱が低いのは知ってたけど、それでもまあ、35度台の後半だったわけです。35.7とか35.8とか。それがまさかの35.2。思わず、測った人に「マジ?」と聞いたら「非接触式だから正確じゃない」と言われました。
数年前、健康診断でウエストを測ってもらったら56センチしかなかった時以来の衝撃でした(今のウエストは、たぶん65前後)。オレの体、大丈夫なのか?
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