少年トッパ

そんなこんなで四十八。

 超低空飛行の人生を送ってますが、とりあえず無事48回目の誕生日を迎えることができた。とりあえず、健康であることに感謝。

 じゃ、自分用の備忘録ってことで、近況を。つまんないので、読む必要はないです。あくまで数年後の自分のための覚え書きなので。

 お世話になっている(=居候させてもらっている)A社の経営状態が非常にヤバい(この場合の「ヤバい」は昨今の若者が使う「おいしい」とか「面白い」とかって意味じゃなくて、「危ない」「危うい」という意味)。
 昨年の夏には大リストラを敢行して社員の半数近くを退職させ、ふたつの営業所のうち片方を閉鎖し(もう片方も縮小)、さらに本社も小さなオフィスに移転した。しかし、その程度では焼け石に水だったようで、近々さらなる人員削減を行う意向らしい。そうしなければ倒産してしまうのだから、これは仕方ないだろう。
 現時点で、誰が辞めさせられるのかは明らかにされていない。つまり、もしかしたら僕が去ることになるかもしれないのだ。ちなみに僕は、「毎月いくらかの固定額をもらいつつ、デスク及びパソコンなどを使っている」という立場である(数ヶ月前までは「固定額+仕事量に応じて上乗せ」だったけど、今は固定額のみ)。平日はほとんどA社の中にいるわけだが、そこでそれ以外の仕事もしているのだ(ついでに、こうしてネットしたりもしている)。考えてみれば……いや、考えるまでもなく、すごく恵まれた境遇だとも言える。その「いくらかのお金」は決して多いとは言えない額だけど、現在のA社からの仕事の量から考えれば仕方ないことだろう。むしろ、A社以外からの仕事がさっぱり入らないことの方が問題だ。これはもう、ひとえに僕の力量と才覚が不足しているせいである。

 一方、この会社を2年ちょっと前に退職した(正確に言うと、退職に追い込まれた)B氏という人物がいる。社長と二人でA社を設立した共同経営者だ。彼は退職直後から行動を起こし、新しい会社を興そうとしていた。そして、発足した際には全面的に手伝ってほしい、と僕に言ってきた。そもそも僕がA社の世話になることになったのは、B氏に誘われたからだ。しかし、そのB氏は今やA社と敵対関係に近い状態になってしまった。A社にも恩義はあるが、B氏の新しい門出を手助けしないのは義理に反する。なので、B氏が無事に会社を設立した時には、A社に別れを告げようと僕は決意していた。
 だが、B氏の計画は遅々として進まなかった。そして、1ヶ月ぐらい前にB氏に会った時、新しい会社の件がほぼ絶望的になっていることを僕は悟った。その時、彼は新しいビジネスプランについて語り、僕もアイデアを出したりして盛り上がったのだが、そこで「じゃあ、見本版でも作ってよ」という流れにはならなかったのだ。つまり、そのプランを実際に事業化しようとする気持ちは毛頭なかったわけである。以前だったら、何でもすぐに行動に移したはずなのに。
 その数日後、共通の知人と話していて、B氏がタクシー会社に就職していたことを知った。僕と会った時は、そんなこと言わなかったのに。いや、言えなかったのだろう。もちろん、タクシーの運転手は決して恥ずかしい職業ではない。しかし、かつては小規模とはいえ広告代理店の共同経営者だった彼としては、その事実を僕に告げることには相当の抵抗があったのだろう。僕が同じ立場だったら、やっぱり言えないかもしれない。まあ、僕のように運転が下手で人当たりも良くない男にゃ、そもそもタクシードライバーは勤まらないだろうけど。

 そんなわけで、もうしばらくA社の世話になるしかなさそうだ。しかし、そのA社はまだ僕に居候を許してくれるのか?

 と、ここまで書いたところで、呼び出しを食らった。で、チーフ氏から、今後の方針を聞かされた。要約すると、僕への「いくらかのお金」を増やし、その代わり仕事量の上限を設けない――という提案だ。うむむむ。ある意味、喜ばしい提案であると言える。「どれだけ仕事しても○○万円」ってことで、つまり固定給制の社員みたいなものだが、とりあえず今よりは収入が増えるのだ。引き受けてしまおうか。しかし、ものすごい量の仕事を押し付けられたら……って、そんなにたくさん仕事が入ってくることは現状じゃあり得ないか。まあ、「考えといてください」ってことだったので、もう少し考えよう。

 以上、ホントにつまんねー話だったでしょ? 読んだ方が悪いっ。

コメント一覧

トッパ
●のあさん

ありがとさんです~。

48年間、ずーっと誠実に生きてきました。……しまった、エイプリルフールは終わったんだった!(笑)

●藤子さん

ありがとさんです~。

>毎年思うけど同じ年で良いよねぇ?

えーっと、年齢は同じでも僕より誕生日が遅いわけですから、学年では僕がひとつ上です。だからって威張ったりしませんのでご心配なく!(笑)

>次の丑年は、還暦ですぜっ。。。

さすがに、その頃どうなってるのかは想像できません。相変わらずブログでしょーもないことを書いてるかも(笑)。

100年に一度の大不況と言われてるけど、それはつまり、これを脱すればあとは上昇するだけ、ってことでもありますよね。なので、コートの襟を立て、じっと風をやり過ごしましょう(笑)。
藤子
おめでとうございま~す♪
しかし、毎年思うけど同じ年で良いよねぇ?
年男・年女ってことで年齢的には、すぐ追いつきますです(^^)v
次の丑年は、還暦ですぜっ。。。
どんなオジぃサン・オバぁサンになってるでしょうね???

私も真面目に読んだっすよ!
ホント厳しいねぇ~。
私も節約生活してますが~心だけは貧しくなりたくないなぁ・・・でも、なりそうだけど。。。(笑)
笑顔で過ごす日々が続きますように♪



のあ
お誕生日おめでとう

真剣に読ませていただきました

誠実に生きましょうね
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