2023年になりましたね。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
つい1週間前にはほぼ全国的に雪が降って大変な状況になりましたが、この三が日はまずまずの好天に恵まれそうですね。今日はひたすら家の中でダラダラしていましたが、明日は実家に行ったり初詣をしたりする予定です。
ただ、正月休みの間に会うつもりだった友だちがコロナ感染してしまったので、予定がひとつなくなってしまいました。届いた年賀状の中にも、自分または家族が感染したと記されているものが何通かありました。まだ当分、コロナ禍は収まりそうにありませんね。
＊ ＊ ＊
昨年観た映画の中からベストテンを選んでみました。キネマ旬報の読者選出ベストテンに参加するために選んだものなので、日本映画と外国映画に分けてあります。
＜日本映画＞
1）愛なのに
2）恋は光
3）愛してる！
4）猫は逃げた
5）マイスモールランド
6）ある男
7）ヘルドッグス
8）LOVE LIFE
9）メタモルフォーゼの縁側
10）百花
＜外国映画＞
1）スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム
2）RRR
3）ミセス・ハリス、パリへ行く
4）コーダ あいのうた
5）エルヴィス
6）帰らない日曜日
7）マヤの秘密
8）ふたつの部屋、ふたりの暮らし
9）マリー・ミー
10）スペンサー ダイアナの決意
なお、実際にキネ旬のハガキに書いたものでは外国映画の9位を『ただ悪より救いたまえ』、10位を『レイジング・ファイア』にしたのですが、この2本は昨年ここで発表した2021年ベストテンの次点に入れてあったので、このブログでは別の2作品に差し替えました。
日本映画に関しては、突出した大傑作こそなかったものの極めて良質な作品が20本以上あった、という印象。上に挙げた10本以外にも『マイ・ブロークン・マリコ』『ケイコ 目を澄ませて』『よだかの片想い』『そばかす』『線は、僕を描く』『余命10年』『さかなのこ』『神田川のふたり』、アニメでは『THE FIRST SLAM DUNK』『すずめの片想い』、ドキュメンタリーでは『教育と愛国』『香川1区』が、ぜひともベストテンに入れたい作品でした。
外国映画では、年初に観た『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』がやはり圧倒的。3人のスパイダーマンが揃ったシーンでの高揚感は忘れられません。2位の『RRR』は凄まじい物量作戦で躍動感や臨場感を体感させてくれた傑作でした。
3位以降は、とりあえず順位は付けたものの、ほぼ順不同です。『ミセス・ハリス、パリへ行く』や『コーダ あいのうた』のように後味が良いものもあれば、『マヤの秘密』のように「やめてー」と言いたくなるシーン満載の怖い作品もあるので、なかなか単純に比較するのは困難です。あと『トップガン マーヴェリック』ももちろん大好きだし、『ウエスト・サイド・ストーリー』『TITANE／チタン』『モガディシュ 脱出までの14日間』『グレイマン』『キングメーカー 大統領を作った男』『グッド・ナース』『パラレル・マザーズ』『シスター 夏のわかれ道』『ほの蒼き瞳』（以上は観た順）も気に入っています。
＊ ＊ ＊
TVドラマにも見応えある作品がたくさんありました。特に10月スタートの3本、『silent』『エルピス—希望、あるいは災い—』『霊媒探偵・城塚翡翠』は脚本・演技・演出すべてが上質で、すごく引き込まれました。
ところで『城塚翡翠』で瀬戸康史が清原果耶に向かって言う「まともじゃないのは君も一緒だろ」は原作にもあるセリフなの？ 清原果耶出演作の中でも『まともじゃないのは君も一緒』が一番好きな自分にとってはすこぶる愉快なセリフだったので、脚本家によるサービスなのかどうかが気になっています。
TVアニメにも『その着せ替え人形は恋をする』『ハコヅメ！』『パリピ孔明』『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』、それに終わったばかりの『ぼっち・ざ・ろっく』など楽しい作品がたくさんありましたが、一番惚れ込んだのは『恋は世界征服のあとで』。もうね、ヒロインの死神王女こと禍原デス美がすさまじくキュート。悪魔的な可愛さです。自分にとっては今まで見たアニメの中で最高に好きなキャラクターになりました。今は無料配信されていないけど、される機会があればぜひご覧くださいませ。
＊ ＊ ＊
2022年のお気に入り曲を集めたプレイリストを作りましたので、気が向いたら聴いてみてくださいませ。現在67曲ですが、もうちょっと増える予定。
もうひとつ、こんなプレイリストも作りました。
シティポップ愛好家の諸氏には見向きもされてなさそうな曲も入っていますし、南佳孝や杉真理、佐野元春、大沢誉志幸のようなド定番も入ってます。まあ、「自分が80年代・90年代に好きだった曲を並べただけだろ」と言われたら返す言葉はありませんが。
＊ ＊ ＊
2022年に読んだ本のベストテン、紅白の感想なども書こうと思ってたんですが、時間がなくなっちゃいました。
とりあえず、これだけは言っておかなきゃ。紅白は郷ひろみを走らせすぎ！
