●『黄色い涙』（サントラ）
近くのCDショップの閉店セールで半額になっていたので購入。サントラを買っても基本的に歌モノしか聴かないので、それに2500円とか3000円とかを出すのはちょっとねぇ。できれば『舞妓Haaaan!!!』や『河童のクゥと夏休み』も歌の部分だけを1000円ぐらいで売ってほしいです。
で、この『黄色い涙』の歌モノといえば『涙の流れ星』と『もどり雨』ですが、どちらもなかなかの名曲。心に沁みますわ。
●『THE BEST OF BOSSA COVERS 青春ロック2.0』（オムニバス盤）
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ／Bon Voyage
強く儚い者たち／eighteen degrees.with Eckko
陽はまたのぼりくりかえす／neco☆
涙がキラリ☆／Immigrant's Bossa Band With Ai Yamaguchi
TRAIN-TRAIN／CAYO
OH MY LITTELE GIRL／Cian
星のラブレター／Ayako Fujishima
い・け・な・いルージュマジック／eighteen degrees.with Eckko
ギブス／bossadubit
クラシック／Olive
風をあつめて／mariko shibano
人にやさしく／Asa festoon
「COVER LOVER」シリーズの新作。やたらとヴィレッジ・バンガードがプッシュしている「Essence of Life」シリーズ同様、こういうのにはちょっと食傷気味だなぁ。まあ、悪くはないんだけどね。
●『the popular music』（オムニバス盤）
さらば恋人／山崎まさよし
ブルー・ライト・ヨコハマ／柴咲コウ
たそがれマイ・ラブ／徳永英明
セクシャルバイオレットNO.1／つんく♂
人魚／BONNIE PINK
お世話になりました／ET-KING
飛んでイスタンブール Homme／秋川雅史
魅せられて／島谷ひとみ
夏のクラクション／ゴスペラ−ズ
真夏の出来事／melody.
木綿のハンカチーフ／草野マサムネ
また逢う日まで／クレイジーケンバンド
こちらは筒美京平作品のカバー集。どれも原曲が良いので安心して聴いていられるんだけど、野心とか冒険心とか遊び心とかが感じられないので面白味に欠けるなぁ。97年にリリースされた『K.T.ゴールデン･リスペクターズ 筒美京平グレーテスト カバーズ』の方が断然楽しい出来でした。
感動的なのは、ライナーノーツで松尾潔が紹介しているエピソード（こちらで読めます）。「レッスンしなきゃ歌えないメロディーじゃダメさ」て！ 京平さん、カッコよすぎ！
●『DoReMiFa』中山うり
アコーディオンを弾きながら歌う話題のシンガー、中山うりのデビューアルバム。大人っぽくて、たおやかで、時々茶目っ気があって、なんともゆったりした気分にさせてくれます。ちなみに普段は美容師さんなんだって。
●『松尾清憲の肖像─ロマンの三原色』松尾清憲
すげえタイトル！ アートワークを含めて、もはや完璧に独自の世界観を構築している松尾清憲の新作です。その徹底した美意識には瞠目させられるんだけど、どうも僕の嗜好とは少しズレてるので、実はあんまり聴いていません。いや、ホントに充分すぎるほどの完成度だと思うんだけどね。
