もう12月になっちまった。早いなぁ。秋にピッタリの曲トップ10でも選んで書こうと思ってたけど、すっかりタイミングを逃しちまったぜ。ちぇっ。
では、11月に買ったCDを。今回は3枚だけね。
●奥村愛子『くちびるセクシー』
http://www.toshiba-emi.co.jp/vmc/artist/okumuraaiko.htm
つんくプロデュースってことで話題になっている新曲。しかし、それを知らずに聴いたら、たぶん奥村愛子自身が作った曲に思えるんじゃないかな。メロディーにもサウンドにもアレンジにも、彼女のこれまでの楽曲との差異は少ないのだ(少なくとも僕の耳には)。つまりは、つんくが奥村愛子の持ち味を上手に踏襲し、新しい作品を作り出したということだろう。
ただし、歌い方はこれまでと異なる。奥村愛子自身がラジオ番組のインタビューなどで語っている通り、すいぶん声を抑えた歌い方なのである。『いっさいがっさい』などで声を張り上げて歌う彼女に魅力を感じていた者にはいささか物足りないかもしれないが、これはこれで良いと僕は思う。
それよりも、注目すべきはカップリングの『TEA FOR TWO』である。ドリス・デイ(と名前を聞いても、実はパッと顔が思い浮かばないが)による往年のヒット曲『ふたりでお茶を』のカバーだ。これが実に素晴らしい。何とも言えず穏やかで温かい気分にさせてくれるのである。オススメよ。
あ、そうだ。奥村愛子は今夜のNHK「ポップジャム」に出るみたい。興味がある方は見てみてね。
●ゴーグルエース『ビックリ ギョーテン ウチョーテン』
http://www.goggle-a.com/index2.html
かの漣健児氏が訳詞を手掛けた楽曲をカバーしたトリビュートアルバム。とはいえオムニバスではなく、すべてゴーグルエースというバンドによるものだ。『ロリーポップ・リップス』『ルイジアナ・ママ』『浮気なスー』など全17曲。
このバンドのアルバムを買うのは初めてだった。男女ツインボーカルで、そのどっちもが上手いのなんの。演奏やアレンジもツボを心得たもので、安定感バツグン。ジャケットのデザインも楽しいし、ホントにもう心憎いばかりだ。他のアルバムも聴いてみるつもり。
ちなみに、先に紹介した奥村愛子も漣健児氏の『砂に消えた涙』をカバーしている。これまた絶品よ。
●つじあやの『CALENDAR CALENDER』
http://www.jvcmusic.co.jp/ayano/
「1年12ヶ月を12曲の音と言葉で表現する」という試みのアルバム。一種の企画モノである。まだ買ったばかりなのでサラッとしか聴いてないが、実に心地よい感じ。いつもながら、ほんわかとした気分にさせてくれる楽曲が並んでいる。つじあやのにハズレなし、と断言しちゃっていいだろう。
1曲ごとにプロデューサーが違うので、それぞれサウンドもアレンジも味わいは異なる。にも関わらず全体を通してとっちらかった印象を受けないのは、つじあやのという歌い手の芯がしっかりしているからだろう。ほんわかしているようで、実はものすごく確固たる意志を持つ人のような気がするなぁ、つじあやのって人は。
東京事変や中ノ森BANDのシングルも買いたかったけど、最近ちょいと経済状態が逼迫しているのでしばらく見送り。中古で見つけたら買おうかな。すんません、アルバムは新品を買いますんで。他にも聴いてみたいCDがあれこれあるけど、先立つものが……。
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