12回目の道マラ,何とか完走。
覚えている限り最高のコンディションだった。
でも結果は実質大会ワースト。(故障によるファンランで一度4時間超えあり)
7月1日の函館マラソン以降,20km以上は24km1回のみ,スピード練習ゼロ,
という緩い練習では仕方がない結果。
走る前から目標は「完走」,あわよくば年代別で道新に載れば最高!
というものだった。
アワ良くはなかった。
家でアップ分を走り,着替えて大通りへ。
予想外の雨。朝起きた時からだ。恵みの雨,これを待ってた。
もしかしたら,洞爺湖並みの走りができるかも。(サブ3.5)
frunの集合場所に顔出して,一年ぶりの面々とご挨拶。
知らない人が増えてた。懐かしい人も。
荷物を預けて早めに並ぼうと思ったけど,ぼけてきたらしく
全然違う場所で待ってた。誰もいないので変だなと思ったけど
気づかない。道路横断が禁止され,地下歩道経由で移動したため
方向感覚にずれが。
たまたま元のクラブ仲間が,もう並んだ方がいいんじゃない,と言ってくれて
ようやく間違いに気が付いた。
対角線の方向がCブロックのゾーンだ。
また地下歩道に戻って急いだが,この経験しないミスの自分に驚いてしまった。
やれやれ,古希の人らしくなってきた。
最後尾に並んでスタート。まずは5km給水の知り合いのお嬢さんを
目指してペースを刻む。上がらない。周りに合わせてゆっくり。
残念ながら見つけられず,その先で知り合いは見つけて声を掛けられた。
毎年のことでありがたい。お盆にご主人を亡くして気持ちは図れないけど
応援に応えたいと気合を入れた。0:26:38,5km
弱い雨があり期待は膨らむ。
平岸街道の下りはいつものように気持ち良く走れる。0:24:26,5~10km
雨のわりに応援は結構多い。
新川通に出る前の10kmくらいだろうか雨が強くなった。
体が冷えてきて走るにはちょうど良い状況,思い切ってペースを上げてみる。
元気なのであまり後のことは心配しない。いつもどおりだ。
0:24:46,0:24:28 10km~20km
長く感じた新川までだけどようやく右折して長い直線へ。
少し行くと先頭ランナーがやってくる。
日本人ではない。続々と折り返しの人が来て,つい知り合いを探してしまう。
これは自分の走りを忘れて頭がそちらに行ってしまうので
疲労軽減にならないかと,いつも思うけど,多分そうではない気がする。
性格のゆえに探さずにはいられない。できればエールを交換したくて。
何人かは気づいて手を挙げてくれた。0:25:35,20km~25km
でもだんだん足の付け根の疲労感が大きくなる。向かい風も結構ある。
しかも雨がやんできた,日差しも少しある。まずい展開。
折り返しについた時点で足が止まってしまった。力が出ない。
体はそんな疲れてないし,頭の中がだめだめにはなっていない。
でも足は出ない。しばらくは休み時間と考えて追い風効果に期待する。
28:27,25km~30km
沈没寸前,残り距離を考えるとちょっと暗くなるペース。
抜かれる一方でどんどん置いて行かれる。
新川通の応援は今年も結構多くて嬉しい。でも力は出ない。
新川通を抜けたあたりから,右足裏に痛みが。
中指の付け根付近が着地で痛む。マメ?いままでできたことないけど。
それでもフォームは崩さず,絶対に歩かないルールを自分で守る。
30:03,30km~35km
6分台になってた。さすがに走っていて自覚していた。
こうなると最後までダメなのは何回も経験済み,対策がない。
37km付近だったろうか,2つ前の職場の同僚が見つけて声を掛けてくれた。
ゆっくりだけどすました走り方なので,「余裕?」と笑ってる。
そうそう,見た目は余裕,スピードは歩くよりちょっと早いだけ。
顔もゆがまないように見栄は最後まで。
33:08,35km~40km
昨年からか?航空会社のすらりとした応援がないなあと
道庁をようやくのことで抜けて最後の難関ゴール前。過去2年連続で
足がつって立ち往生したところ。
今年は途中で無理したら攣ることが明確だったので
無駄な抵抗はしないでペースは落ちるに任せた。
何とか立ち止まることなく完走。3:54:20(3:52:53)
でも立ち止まった時よりタイムはゆっくりだった。
安心したらあまり経験のない吐き気がしてきた。
少し休みながら順路を行き,遠い遠い荷物ブロックまで歩いた。
昨年のワーストを更新するとは思わなかったけど,
古希は嘘をつかないらしい。順調に低下してくれた。
それでも完走できたことに素直に喜び,また来年も
走ろうという気持ちがあった。
先月末母が亡くなり,恒例の打ち上げには参加しないで帰宅し,
家で完走祝いのビールを飲んだ。
いつも応援してくれた母だけど,完走で満足してくれると思う。
YANCOさんは見つけられたみたいだけど
私は気づかず失礼しました。
もう古希の人なんですか、
制限時間4時間だった頃、70代の完走者は数える
ぐらいしかいなかった記憶です。
お母様、亡くなられたんですね。ご愁傷さまでした。
かなりへばってましたが,気持ちはそれほどでもなく,ゴールまでを楽しみました。
数え古希なので来年の大会では70代になってます。
70代のヤバさをもう予感できた大会でしたが,
まあ完走できてるので良いかなと思います。
「ははのために」なんておまじないは通じませんでした。(苦笑)
帯広にお住まいだったお母さま亡くなられたんですね。遅れましたが、心からお悔やみ申し上げます。
ワタシは6月に高野山ウルトラ50km完走してきましたが、7月は多忙と暑さでラン0km。今も仕事かなり忙しくて最低限のトレーニングのみです。秋はハーフ1本とフル2本参加予定です。連続サブ4行きたいですが、どーなることやらですわ。
今年の道マラは涼しくてラッキーでした。
それを生かせなかったのは残念ですが,とりあえず完走できて
ほっとしました。