とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

夏の旅行 in 奥只見湖(後編)

2007-09-04 | お出かけ
ではでは、本題の奥只見湖について(笑)
ドライブインのある場所から展望台と遊覧船の船着き場に向うためにはルートが2つ。徒歩で向うのとモノレール(もどき)の乗り物にのるのとありました。
この日もかなり暑くなっていたので、私達はケーブルカーを利用。
三人で乗り込んでいざ出陣!と思ったら、何やら黒い物体が中に飛び込んできたのだ!!
ハエに似た黒い物体。適度な大きさ・・・あれはどう見てもアブですよ!

危機!!!

いや、昔一度アブに刺されて痛い目にあったことがあるので過剰反応しちゃうんですよね~。
どないしよ~って思っていたら、運転手のおじさんがやおらにハエ叩きを取り出して開いていた窓から外に追い出してくれた。
今の虫(多分アブ)に対する解説も「気をつけろ」の話も一切無し。
さすが秘境。さすが山奥。私にとって危険物体のアブも多分当り前なんでしょうね(汗)
ってことで、慌てて虫除けスプレーをぶーちゃんと自分に吹きかけました。
(相方にはいらないとそげなく却下された・・・)

ちなみに添乗員のおじさんが話してくれたのは、7月に起きた中越地震の話だった。秘境と言われるここ奥只見。それなりに観光客の方がいつもならば来てくれるらしいのですが、今年はあの地震の影響で激減しているんだと嘆いていました。
あの地震の時もほとんど影響がなかったらしいのですが、知らない人から見てみれば上越だろうが中越だろうが「新潟」と聞いただけでちょっと怖いですものね。
でも、観光業で成り立っている場所なだけにかなりの痛手だったみたいです。
うーむ、早く復活してくれると良いんですけれどね。

モノレールに乗ること数分。降りたその後は徒歩で船着き場に向います。
が、誰もいないし聞こえるのは蝉の鳴き声ばかりでちょっとばかり寂しかったのですが、ぶーちゃんは元気よく目的地に向っております。
今日は動くぶーちゃんをご紹介だ(笑)




歩きながら撮影しているため、画面が揺れていてすみません(苦笑)
暑い日差しの中すたこら歩くぶーちゃんの斜め左前方に見えるのが奥只見ダム、そしてそこからパンして緑豊かな山並みをご覧頂けましたでしょうか?
写真があまり撮れていなかったのでなんですが、もう少ししっかりした写真だとこんな感じです。



ダムの上は遊歩道みたいになっていて、歩くことが出来るようになっていたみたいなんですが、私達は行きませんでした。
ちなみに、後で知ったのですが・・・実はこの奥只見ダムは真保裕一原作の小説であり、織田裕二が主演した映画「ホワイトアウト」という映画のモデルとなったダムとして有名だそうです。
あの原作でもダムに囚われた人々を助けようにも、雪山に閉ざされどこからも救出する手だてがない・・・みたいな感じで登場するのですが、確かにそういう雰囲気を醸し出しています(笑)
本も映画もどちらも制覇しているのに、そういう細かいことは全然知らずに来てしまったため、逆にここに来てから初めてその事をしって「へぇぇぇぇ!」状態になってしまったのは言うまでもありません(苦笑)

ぶーちゃんの千鳥足走行は・・・あまり見て欲しくないのですが(爆)ぶーちゃんはいつもあんな感じで少し小走り&ふらふらと歩いています。
これでも随分ましになったのですが、やはりバランス感覚が悪いのと重心をしっかり捕らえるのがへたくそなためか、あんな風に小走りになってしまうみたいなんです。

まぁ、それはさておき。
暫く歩くと、遊覧船乗り場に到着。何本かルートがあるのですが、私達が選んだ奥只見周回ルートは1時間に1本ぐらいのペースで出向しているらしく、ちょっと待つだけで乗ることが出来ました。
ちなみに、ここの乗船券も障害者割引が効きますよ~♪

乗った船は観光船人気ナンバーワンの(笑)ファンタジア号。



まぁ、見た目は普通の船ですよ(笑)でも、まだ新しい船らしく中はとても綺麗でした♪
しかも、乗っている客が私達をあわせても10人ほどしかいなくて中はガラガラ、席は選びたい放題だったんですよね。
でも、じっとしていられないぶーちゃんは早速お船を探検。
あっという間に、最上階まで来てしまいました。



最上階は外の景色が一望できる最上のビュースポットなのですが、真昼の炎天下で日差しが強烈で~(--;)
本当は下のフロアーでゆっくりしたかったのですが、ぶーちゃんと付き合って乗船している間はほとんどこの場所にいました。
といっても、別に景色を堪能するのでもなく何をぶーちゃんはしていたかというと、ひたすら風と戯れ、甲板を走り回り、そして空に羽ばたく万国旗を見上げて興奮の雄叫びを上げていました・・・。



楽しいらしいですよぉぉ・・・当人的には。
付き合う私は少々恥ずかしかったですがね。
もう少し優雅に景色を楽しんで欲しかったのですが、まぁそんなのは無理って奴で(爆)親は美しい自然を、ぶーちゃんはカラフルな万国旗を堪能した観光船でした。

さて、観光船を下りた後はモノレールのおじさんに勧められた「奥只見電力館」に行ってみることにしました。船着き場から徒歩5分ほどの場所にあるのですが、さらに山を登る感じになるので思ったより遠く感じました・・・。



2階建ての建物の中は、電力発電の仕組みなどを紹介するパネルやシアターと、奥只見の四季を紹介した美しい写真、それに「ホワイトアウト」のポスターや本がどーんと紹介されていました(笑)
個人的には自転車こぎや手押しの発電機を使った発電体験がかなり面白かったです。自分が頑張った成果が光になる姿は美しい・・・♪

そして再びモノレールで駐車場におりてから、食堂でお昼を食べて東京に戻ることになりました。勿論帰りもあの恐ろしいシルバーラインを抜けてですよ(爆)
でも今度はちゃんと予備知識があったので、そこまで恐れることなく抜けることが出来ました。いやぁ~経験って大切だ。

思いつきで行った奥只見でしたが、笑いあり驚きありとそれなりに楽しめたスポットでした。
あ、おまけですが!!
子供連れてこういうところに行くと一番悩まされるのがトイレですよね。
駐車場にあるトイレと、食堂のトイレと両方ぶーちゃんを連れて行ったのですが、びっくりするほど綺麗で使いやすいトイレでした。
特に駐車場は外に設置されているのに非常に綺麗だったのでビックリしたなぁ~(苦笑)
シルバーラインはともかく(爆)トイレは安心していってくださいね!!

奥只見は秋の紅葉がとても素敵な場所らしいですよ♪
またいつの日か秘境言わしめるその素晴らしい景色を堪能したい物です!





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2 コメント

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きれいな (レイコ)
2007-09-05 00:24:53
緑ですね
そんな有名なダムだったとはっ・・・。
ダムへの道からは想像もつかなかったでしょうねそれに遊覧船も立派!
黒部ダムの遊覧船はちょっと大きなクルーザー程度のものでした。息子はボーっとよだれをたらしながら外を見てました

それにしても、ぶーちゃんの歩き方、ウチのリョウさんとそっくり
あんな感じで小走り、その上前見てません
親近感感じました
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緑は最高! (とんとん)
2007-09-06 10:47:06
こんにちは♪
さすがに秘境(笑)と書かれているだけあって、周囲を取り囲む山々の緑はとっても鮮やかで綺麗でした!
遊覧船は・・・あれだけが立派だった感じです(苦笑)
HPには他の遊覧船の写真も載っていますが、結構こじんまりとした船もあるんですよ♪

>それにしても、ぶーちゃんの歩き方、ウチのリョウさんとそっくり
あはっ、そうですか??
もうちょっとお腹に力を入れて大地に足を踏みしめてもらいたいのですが、ふらふら~っといつも歩いていますよ。
でも、昔は足が弱くてまるっきり歩くことが出来なかったので、それを思えばあの千鳥足も可愛い物です♪
リョウさんは男の子だし、どんどんこれから足腰が強くなって親もビックリ!ってスピードで動くようになると思いますよ。
そうなるのを楽しみにしてくださいませねvv

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