とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

美味しい飴から緊急事態!

2008-10-11 | 子育て
今日は小学校に入ってから初めての運動会とか色々エントリーしたかったのですが、それどころじゃない事がありました。

タイトルから何やら推測できるかもしれませんが・・・実はぶーちゃんが食べていた(というか舐めていた)飴をのどに詰まらせてしまい、大変な目にあっちゃったんです。
すべて私が悪いのですが(涙)自戒の意味も込めてエントリーしておきます。

普段、ぶーちゃんは飴が大好きなんですよね。
なので、ちょっと小腹がすいた時とか、電車やバスに乗って騒いでほしくない時とかにささっと食べさせる事が出来るように、いつもフルーツキャンディーみたいなものをカバンに忍ばせています。

飴を食べるようになったのはいつごろか・・・良くは覚えていないのですが、それでも4歳ぐらいになって本格的に療育に通うようになってからのような気がします。
食べられない訳じゃないんですけれど・・・やっぱりちょっと怖かったんですよね。
なので、最初は小さくて平たい飴からスタートして、それが大丈夫と分かってからは普通のサイズの飴を食べさせるようになっていました。
昔懐かしい「コーラキャンディー」みたいなでかいサイズの飴はそれでも食べさせていませんけどね。

それから何年かたち、ぶーちゃんも私も飴がある生活自体になんの心配も抱かなくなっていました。

所が今日の話。
夕方、久々にパパと三人で外食をしにいこうと歩きで出かけていたところ、何かアンテナに引っかかったのかぶーちゃんが急に「イヤイヤ」して歩こうとしなくなった。
お昼をあまり食べていなかったし、お腹が減って怒っているのかなと思った私。
いつものように飴を取り出して「これあげるから元気出して」と言った所、ぶーちゃんは喜んでその飴をとって口の中にほおりこんだ。
そしてテクテク歩き始めたので、私は一件落着と思ったんです。

でも、そこからほんの数分後。
私たちの前をてこてこ歩いていたぶーちゃんが突然「オェッ!」っと妙な声をあげて体をかがめた。

何事!!と思いかけよると、顔は真っ赤、涙をぼろぼろ、そして口をオエっと開けて涎をだらだら垂らしているではありませんか!

もう、一目瞭然。
なんかの拍子で飴がのどに詰まってしまったんです!!!

その様子に慌てた私とパパ。
慌てて背中を叩いたり口に手を突っ込んで吐き出させようとしたのですが、全然飴が出ない。
パパがどこかで見た応急処置のまねをして、ぶーちゃんの背中から抱きついて胃のあたりに手を置き圧迫しようとしたけれど、あまりの苦しさに体を激しくよじるのでなかなかうまくいかない。
そのうち周囲にいた人たちもあまりの鳴き声や切迫した様子に「病院に連れて行きましょうか?」とか声をかけてくれたのですが、正直それどころじゃない。
だって、1分もたたない(と思う)のにぶーちゃんの唇がみるみるうちに紫に変色していったのを見てしまったからなんです!

私、迷わず119かけました。
救急車を呼ぶのもそうだけど、もっと何かうまくのどに詰まった異物を出す救命方法があるんじゃないかって思ったから。

電話はすぐに繋がった(あたりまえだけど)
救急だという旨を伝えて、「子供がのどに飴を詰まらせてしまって、唇が真っ青に・・・」と言いかけた途端、

出た!
とパパが叫んだ。

目の前には相変わらずギャーギャー泣いているぶーちゃんがいた。
そして足元にはさっき食べた飴がころりと落ちていた。

周囲の人もその様子にほっと一安心。
私も救急センターの方に「説明している間になんとか飴がとれたみたいです」と説明とお詫びを言って電話を切った。

と言っても、胸がドキドキして止まらない。
こっちの息が止まるかと思った。

ぶーちゃんは暫くオエオエ言いながら泣きじゃくっていた。
25キロあるぶーちゃんを抱っこするのは本当に辛くて、最近ではほとんどやらないのだが、私は道端で抱っこしてぶーちゃんの背中をさすりながら宥めていた。

いや、実際はぶーちゃんの重みを感じて私自身が癒されようとしたのかも知れない。
この子を育ててきてこんなに肝が冷えた事はなかった。
もう二度と味わいたくないと思ったのは言うまでもない。

ゆらり。
ゆらり。

小さい子供をあやす動きに、ぶーちゃんがようやく泣きやんだ。
顔色もすっかり戻ってくれた。
本当に大事にならなくて良かった。


最初の頃は、飴玉一つ食べさせるのもずいぶん用心していたが、いつの間にかすっかり警戒心が薄れていた。
もちろんすべての危険を回避する事は出来ないけれど、少なくとも体を動かしている時に不用意に与えるのは良くないと大反省してしまっています。

たった1.5センチの飴玉でもあんなになってしまうのだ。
その現実から正直まだ立ち直れないでいます・・・。




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4 コメント

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Unknown (てるぼ~)
2008-10-15 14:59:03
無事に出てきてくれて良かったねぇ~。
一方間違ったら死んじゃうところだったね。
そんな事態に遭遇したら、オロオロするだけで何も出来なくなりそうだわ~。
その飴、ど~やったら出てきたの?
逆さにして背中叩いたとか?
心臓マッサージみたいにして胸をギュッと押したとかかな?
うちも人事じゃないので、参考に教えてね!
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怖かったよぉぉ~ (とんとん)
2008-10-16 10:48:28
てるぼー、こんにちは。
本当、一歩間違ったらヤバかったのよ(涙)
あれほどビックリした事は生まれてこの方一度もありません。
パパがいてくれたから良かったけれど、一人だったらもっと大パニックだったかも。
てるぼーも用心してあげてね。

で、どうやって出てきたかというと・・・。
まぁ、基本系です。
体をかがめるぶーちゃんの胃のあたりに手を置く形で片手で支え、もう片方の手で背中をバンバン叩く。
いつもはむせても背中をたたくだけで出るのに、今回はかなり時間がかかったのよ。
本当うまくいって良かったです。
ネットでググると結構応急処置法などがでているから、一度見ておくといいと思うよ。
備えあれば憂いなしです!

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Unknown (てるぼ~)
2008-10-17 11:59:26
情報ありがとう!
いざという時の為にその辺の事は知ってた方が良い知識だよね。
ネットで色々見てみようかな。
心臓蘇生のAEDだっけ?
あの使い方や人工呼吸の方法など、時々消防署で講習会をやってるので行きたいな~とは思っていたんだけど。
飴やお餅の喉詰まりの処置も大切だね。

この様に命に関わる事は、本来は義務教育レベルで心臓マッサージや気道確保の方法等を含めてしっかり教えるべき事だと思うのだけどね。

生活する上で必要な知識や道徳と心の教育をあまり行わず、学問的で暗記させる様な事ばかり教えて成績付けてランク分けされ、暗記や記憶力の良い人が優秀とされる世の中に昔から強い違和感と疑問を感じているているぼ~です。
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そうだよね・・・ (とんとん)
2008-10-19 20:28:39
てるぼー、こんばんはv
レスが遅れてごめんね。

救急救命法の知識が大切だってことは頭では分かっているんだけれど、じゃぁ実際に自分で勉強したりしたかといえば微妙なのよね・・・。
でも、今回の事をきっかけに本当に一度はしっかり対処法を学んでおかなくてはと思ったわ。

義務教育の時に一度やっておくというのはいい考えだよね。
もちろんその時にはあまりピンと来なくて何となくやってしまうかもしれないけれど、一度でもやった事があるのと無いのとでは全然違うと思うんだけどなぁ~。

役に立たないのが一番だけれど、てるぼーも何か時の為にぜひチェックしておいてね。

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