この間、学校の先生からこんな話を聞いた。
ぶーちゃんが夏休み前まで出来ていたブランコや滑り台などが、最近出来なくなってる・・・と。
ぶーちゃんは極度に怖くなると「あははは・・・」と乾いた笑いをしながら腰がひけてしまうんだけど、遊具を前にそういう風になってしまう事が多いらしいんです。
「出来ない」という響きは好きじゃありませんが、ちょっと思い当たる節はありました。
たとえば、前回のエントリーで書いたディズニーランド、スプラッシュマウンテンに乗ったときの事です。
ぶーちゃんは最初平気な顔をしていたそうなのですが、列が進みアトラクション内に入り辺りが暗くなったり落ちる際の悲鳴が響くようになった頃、急に号泣したそうなんです
普段おっとりしていてあまり号泣するのを見たことがないスタッフの方やボラさんたちはビックリ。
でも、大丈夫だよ~と声をかけて手をつないであげると、エグエグいいながらもついてきたそう。
そして船に乗りアトラクションスタート!
すると今までめそめそしていたのが一転、周囲の楽しげな音楽や人形の動きに見とれて嬉しそうに声を上げたそうなんです
あぁ・・・良かったと思ったのは数分のこと。
少しずつ終わりに近づき明らかに「怪しげなムード」が漂い始めた頃から、またまたぶーちゃんの様子が一転。
表情がこわばり、わなわなっと助けを求めるように隣のボラさんの髪をまさぐり始めたそうなんです(←それもどうかと思うが)
「ぶーちゃん、大丈夫よ~。髪じゃなくて手を一緒につなごうね!」と言って一緒にバーを持ってあげると緊張マックス!
そして急斜面を落下!!!
ご存じの方も多いと思いますが、この落下時に船の記念写真が撮られるんですよね。
ぶーちゃんが乗った船を買ったお友達がいて見せてもらいましたが、ぶーちゃん目を見開いたまま引きつった表情で落ちていったみたいです
下船後、ぶーちゃんは脇目もふらず鞄をごそごそ探し始めたそうです。
その様子になじみのボラさんが気がついてくれました。ぶーちゃん、折れた心をなだめるべく、大好きな黒いゴム(ぶーちゃんにとって来なすの毛布みたいなもの)を探しているんだなぁって。
でも、ぶーちゃん見つけられません。
持っていたはずのゴムはどこかに落としてしまい、予備のゴムはこの場にいないママ(つまりアタクシ)が持っているんですもの。
「ぶーちゃん、鞄にゴムないよ。ママが持ってるって。後でもらおうね」と言うと、ようやく納得したのかてくてく歩き出したとのこと。
怖くても逃げず、ちゃんと乗って偉かったですよ~とボラさんから話を聞きながらぶーちゃんにゴムを手渡していたわけです。
長々と言いましたが、つまり最近のぶーちゃんはとても良く周りの事を見て、感じる気持ちが育ってきたなぁって事なんです。
前はゴムがあれば目の前でパレードがあろうが、何が起ころうが全く無視して自分の世界に没頭していたぶーちゃん。
良くも悪くも環境の変化に動じない。
逆に言えば周囲からの刺激を取り入れることが苦手で、何をされてもあまり気にならず孤高の世界を保っていたんですよね。
その「刺激の入らなさ」はぶーちゃんの成長の妨げになっているのではないかと感じていました。
小学生になり周囲の人や物を「見る」様になり、今なお自分の世界を作ることは多くても、周囲への関心が広がったぶーちゃん。
前はどんなアトラクションに乗っても「実際に怖い」思いをした瞬間にだけ表情が変わるだけであり、今回のように「周りの雰囲気を感じ取り、怖くなったり楽しくなったりする」という事はなかったんです。
つまり「想像する力」が少しずつついてきただけに、いろいろな感情がぶーちゃんにわき出るようになったんだろうねぇ・・・と話していたばかりだったんです。
さて話がまた戻り、先生との会話です。
そんな風に以前出来ていた遊具をやりたがらなくなったので、先生方も一緒に乗れば大丈夫かと手を貸したりしていたそうなのですが、あまり芳しくない結果が続いていた。
ところが、その話を聞いた日。
近くの公園に出かけたらしいのですが、そこにある高くて傾斜のある滑り台にみんながチャレンジしていたそうなんです。
先生はぶーちゃんを誘ってみたけれど、やっぱり「嫌モード」
いつもならそこで一緒に誘って上ったりしたそうなのですが、その日はそのままにしておいたそうなんです。
学年のお友達がどんどん降りてくるのを脇でじーっと見ていたぶーちゃん。
暫くすると一人で滑り台に上り、こわごわと足でブレーキをかけながらも降りてきたそうなんです
多分、ぶーちゃんは高くて急な滑り台を見て【怖い】と思ったんでしょう。
だからやりたくなかった。
でも、みんながやっているのを見ているうちに少しずつ【やってみたい】という気持ちがわいてきて、ようやくチャレンジ。
それでも、やっぱり上に行けば怖い。
だから、少しでも怖くないように足を使ってスピードを落として怖々と降りてきた。
ぶーちゃんなりに考えて、がんばった結果滑り台をクリア。
その後も回数は少ないながらも同じような感じで自分なりにチャレンジしていたそうです。
先生はこんな感じのことを言っていました。
「私たちはただ怖いから出来ないのだろう・・・と思って手を貸してしまっていたけど、そうじゃないんですね。ぶーちゃんはぶーちゃんなりに色々な気持ちがあって、それを自分の中で納得する時間が必要だったんでしょう。改めて【待つこと】の大切さを考えさせられました。」
私も同感です。
ぶーちゃんの世界が広がる中、ぶーちゃん自身がその世界を感じ取り、きちんと消化するのには私たちが思うよりも時間が必要なのかもしれません。
つい、手を貸してしまいがちですが、そこはもう少し様子を見て【一息待ってあげる】気持ちを私も大事にしてあげたいと思いました。
そう、成長したからこそ簡単に出来なくなる事もあるんだなぁ・・・と感じた事柄でした。
ぶーちゃんが夏休み前まで出来ていたブランコや滑り台などが、最近出来なくなってる・・・と。
ぶーちゃんは極度に怖くなると「あははは・・・」と乾いた笑いをしながら腰がひけてしまうんだけど、遊具を前にそういう風になってしまう事が多いらしいんです。
「出来ない」という響きは好きじゃありませんが、ちょっと思い当たる節はありました。
たとえば、前回のエントリーで書いたディズニーランド、スプラッシュマウンテンに乗ったときの事です。
ぶーちゃんは最初平気な顔をしていたそうなのですが、列が進みアトラクション内に入り辺りが暗くなったり落ちる際の悲鳴が響くようになった頃、急に号泣したそうなんです
普段おっとりしていてあまり号泣するのを見たことがないスタッフの方やボラさんたちはビックリ。
でも、大丈夫だよ~と声をかけて手をつないであげると、エグエグいいながらもついてきたそう。
そして船に乗りアトラクションスタート!
すると今までめそめそしていたのが一転、周囲の楽しげな音楽や人形の動きに見とれて嬉しそうに声を上げたそうなんです
あぁ・・・良かったと思ったのは数分のこと。
少しずつ終わりに近づき明らかに「怪しげなムード」が漂い始めた頃から、またまたぶーちゃんの様子が一転。
表情がこわばり、わなわなっと助けを求めるように隣のボラさんの髪をまさぐり始めたそうなんです(←それもどうかと思うが)
「ぶーちゃん、大丈夫よ~。髪じゃなくて手を一緒につなごうね!」と言って一緒にバーを持ってあげると緊張マックス!
そして急斜面を落下!!!
ご存じの方も多いと思いますが、この落下時に船の記念写真が撮られるんですよね。
ぶーちゃんが乗った船を買ったお友達がいて見せてもらいましたが、ぶーちゃん目を見開いたまま引きつった表情で落ちていったみたいです
下船後、ぶーちゃんは脇目もふらず鞄をごそごそ探し始めたそうです。
その様子になじみのボラさんが気がついてくれました。ぶーちゃん、折れた心をなだめるべく、大好きな黒いゴム(ぶーちゃんにとって来なすの毛布みたいなもの)を探しているんだなぁって。
でも、ぶーちゃん見つけられません。
持っていたはずのゴムはどこかに落としてしまい、予備のゴムはこの場にいないママ(つまりアタクシ)が持っているんですもの。
「ぶーちゃん、鞄にゴムないよ。ママが持ってるって。後でもらおうね」と言うと、ようやく納得したのかてくてく歩き出したとのこと。
怖くても逃げず、ちゃんと乗って偉かったですよ~とボラさんから話を聞きながらぶーちゃんにゴムを手渡していたわけです。
長々と言いましたが、つまり最近のぶーちゃんはとても良く周りの事を見て、感じる気持ちが育ってきたなぁって事なんです。
前はゴムがあれば目の前でパレードがあろうが、何が起ころうが全く無視して自分の世界に没頭していたぶーちゃん。
良くも悪くも環境の変化に動じない。
逆に言えば周囲からの刺激を取り入れることが苦手で、何をされてもあまり気にならず孤高の世界を保っていたんですよね。
その「刺激の入らなさ」はぶーちゃんの成長の妨げになっているのではないかと感じていました。
小学生になり周囲の人や物を「見る」様になり、今なお自分の世界を作ることは多くても、周囲への関心が広がったぶーちゃん。
前はどんなアトラクションに乗っても「実際に怖い」思いをした瞬間にだけ表情が変わるだけであり、今回のように「周りの雰囲気を感じ取り、怖くなったり楽しくなったりする」という事はなかったんです。
つまり「想像する力」が少しずつついてきただけに、いろいろな感情がぶーちゃんにわき出るようになったんだろうねぇ・・・と話していたばかりだったんです。
さて話がまた戻り、先生との会話です。
そんな風に以前出来ていた遊具をやりたがらなくなったので、先生方も一緒に乗れば大丈夫かと手を貸したりしていたそうなのですが、あまり芳しくない結果が続いていた。
ところが、その話を聞いた日。
近くの公園に出かけたらしいのですが、そこにある高くて傾斜のある滑り台にみんながチャレンジしていたそうなんです。
先生はぶーちゃんを誘ってみたけれど、やっぱり「嫌モード」
いつもならそこで一緒に誘って上ったりしたそうなのですが、その日はそのままにしておいたそうなんです。
学年のお友達がどんどん降りてくるのを脇でじーっと見ていたぶーちゃん。
暫くすると一人で滑り台に上り、こわごわと足でブレーキをかけながらも降りてきたそうなんです
多分、ぶーちゃんは高くて急な滑り台を見て【怖い】と思ったんでしょう。
だからやりたくなかった。
でも、みんながやっているのを見ているうちに少しずつ【やってみたい】という気持ちがわいてきて、ようやくチャレンジ。
それでも、やっぱり上に行けば怖い。
だから、少しでも怖くないように足を使ってスピードを落として怖々と降りてきた。
ぶーちゃんなりに考えて、がんばった結果滑り台をクリア。
その後も回数は少ないながらも同じような感じで自分なりにチャレンジしていたそうです。
先生はこんな感じのことを言っていました。
「私たちはただ怖いから出来ないのだろう・・・と思って手を貸してしまっていたけど、そうじゃないんですね。ぶーちゃんはぶーちゃんなりに色々な気持ちがあって、それを自分の中で納得する時間が必要だったんでしょう。改めて【待つこと】の大切さを考えさせられました。」
私も同感です。
ぶーちゃんの世界が広がる中、ぶーちゃん自身がその世界を感じ取り、きちんと消化するのには私たちが思うよりも時間が必要なのかもしれません。
つい、手を貸してしまいがちですが、そこはもう少し様子を見て【一息待ってあげる】気持ちを私も大事にしてあげたいと思いました。
そう、成長したからこそ簡単に出来なくなる事もあるんだなぁ・・・と感じた事柄でした。
ぶーちゃんへのお褒めの言葉、ありがとうございます。
何をするのも覚えが悪く、イライラしてすぐに手を出してしまうことが多いのですが、やっぱりその子のペースってものがあるんでしょうね。
私も反省しつつ、ぶーちゃんと一緒に成長して行きたいなぁって改めて思います。
くんのじさんも息子くんの事では色々思い悩む事もおおいかと思いますが、どのお母さんも「小学校に入ってから成長したよねー」と口を揃えていいますよ!
息子くんのこれからの成長、とっても楽しみですねv
さてクラスの話ですが、うちも多いですよf^_^;)
ただ1クラスは大体5~6人で、先生が2人というのは支援校では一番基本のクラス単位ですね。
やはり低学年のうちはこのぐらい手厚くないとねぇ・・・。
高学年ともなると、一人担任も結構多くなりますんでね(T . T)
習い事は、ここで良く話題にしたのはスイミングですね。
言語教室は昔エントリーしましたが玉砕して通いませんでした。
1時間6000円・・・が決して高く感じない現状が痛いですよね(>人<;)
でもうちのほうは「お金を出しても空きがなくて通えない」のが現状なんです(T . T)
うちの場合、今もそうですが意味のある言葉も話せず、言語教室に関しては結局様子見を続けてます。
でも他の習い事に関しては、まずは「ぶーちゃんが楽しんでくれる」を基準に決めてます。
ちなみにプールは本当に好きだったので1年からかよいましたが、それ以外については全て去年ぐらいからはじめました。
それまでは興味の対象がすごく狭かったんでね。
まずは小学校の生活に慣れてからでも大丈夫だと思いますよo(^▽^)o
まだまだ先は長いですからねーv
あまり参考にならなくてごめんなさいね。
息子くんが楽しめる習い事、ありますように!
ぶーちゃん、予測能力、判断力、行動力がぐんと成長して凄いですね。
自分で苦手を克服するところが偉いです。
本人のやる気を信じて親が待つ姿勢って大切ですよね。しかし、ついついもどかしくて手をかしてしまいますが・・・。
先日、支援学校の面接に行ってきました。
30分くらいで終了。副校長先生と養護の先生と面接しました。母子分離で入学の意思確認と心配事はありますか?とだけ聞かれました。
ぶーちゃんの学校では何クラスありますか?
息子の通う学校は知的専門の学校で一学年4クラスだそうです。
1クラス6人で担任が2人だそうです。
恵まれた環境ですよね。
個別支援計画をしっかりやってくれるとのことで安心して任せられます。
とんとんさん、ぶーちゃんの習い事って何かされてますか?
息子に言葉の教室に通わせたほうがよいか迷ってます。個人でやっているところなので1時間6千円かかります。実際、通っているお子さんのお母様の話を伺うと良いと聞くのですが・・・踏ん切りがつきません。
とんとんさんは文章がうまいのでいつも楽しく、時には考えながら拝読させていただいてます。ありがとうございます。また、遊びにきますね