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YouTube「いぬかい部長」ほか動画集

カントクに勇気を与えてくれた白い犬。

2023-03-05 16:24:19 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。

キスオちゃんです。

今日体験したステキな出来事をお話します。

朝、車を走らせ交差点で止まった時のことです。
右を見ると歩行者用信号の横に白い犬と男性が立
っていました。

白犬はお尻をこちらに向けハフハフ言ってます。

「イイ尻をしていやがるぜ…この犬はよおおお」

と平松伸二先生のマンガの悪党のようなセリフを
私がつぶやいていると、白犬はおもむろに後足を
ハッと広げ、前足をグッと突っ張らかして、パッ
と目覚るかの如く、ご存じの茶色いアレをひり出
すフォーメーションになったのです。

凝視するキスオちゃん。

すると、期待通りの茶色いアレが白犬のシリアナ
(ジョージ・クルーニーの映画じゃない)から、
ムリムリとモリモリとホカホカと、ケツ然とまた
断固としてこの世にひり出されて参りました。

おめでとう!今日この瞬間がキミたちの誕生日!

その様子は腸詰マシーンから次々と出てくるウイ
ンナー達のようでもあるし、工場の生産ラインか
ら飛び出してくるカリントウのようでもありまし
た。

次々にひり出されてくる茶色いアレ…

あれはキスオちゃんが小学校1年の時です…
放課後に同じ組の佐藤くんとかくれんぼをしてい
た時のこと。まだ木造だったお便所の個室に私が
隠れていると、私のシリアナが周りのフレグラン
スに刺激され、強烈な便意を催してきました…

個室の戸は現在のような金属製のカギではなく、
木製のかんぬきでした。開閉用のかんぬきと、ロ
ック用のかんぬきがあり、便意に焦った私はロッ
クをしないまま尻を出し、茶色いアレをこの世に
ひり出し始めました…

その刹那、大きな音を立てて戸が開かれました…

そこには佐藤くんが仁王立ちになっていて、私に
「見~つけた!!」ではなく、こう叫んだのです

「出よる!出よる!!」


自分の排便の様子を実況される恥辱プレイを私は
7歳にして体験してしまったワケなのです…


恥ずかしい…。


そして、


懐かしい…。


信号が変わったので、私は我に帰って車を走りだ
させました。

遠ざかる白犬と男性と茶色いアレ。

そう…あの犬たちは、私の幼い日の記憶を呼び
起こすタイムマシーンだったのかもしれません…

そしてこうも思いました。

衆人環視の中、自ら進んで恥辱プレイを敢行する
犬のハートは強靭だよな、と。

犬、スゴイ!

是非、犬を見習って堂々と生きていきたいもので
す。


それじゃ股!!

 


「カメラを止めるな!ハリウッド大作戦」を観たはなし。

2023-01-31 23:31:07 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。
キスオちゃんです。

ハックション!!

寒いっすね。寒いっすね。寒いっすね。
大事なことなんで、淀川長治さん風に3回言いました。

なんか今シーズンの冬は寒すぎる!

キスオちゃんはいつもの全裸散歩が寒くて寒くて、
ついに赤いランニングシャツを着るに至り
(くまのプーさんをご想像ください)、
なんかハチミツ色した敗北感を味わっています。

早くこの冬将軍を誰か…別に春元帥でも夏大将でも秋山参謀でもいいですから、
何とかしていただきたい!(ドンッ)
本日天気晴朗ナレドモ細川たかし!(ドンッ)

そんな中、タバコの先に火をつけてもらえるような
ホットな気持ちになりたくて、
「カメラを止めるな!ハリウッド大作戦」
という映画を観たのです。

 

前作の大ヒット映画「カメラを止めるな!」は
公開当時映画館に観に行ってすごい映画だと思いました。
サブスクでも繰り返し観ております。

「ハリウッド大作戦」は60分弱のスピンオフ作品ということですが、
正統な続編になっていました。

前作と同様、今回も前半に「違和感のある結果」、
後半に「その理由」が語られる構成は同じで、
受け手は前半に違和感を発見しておくことが必須です。

その違和感は劇中の映画制作上のトラブルで発生したもので、
後半に理由が語られることで「答え合わせ」が出来て、
なるほどこんなことがあったから前半に違和感があったのかと合点がいき、
それが面白さとなって受け手を満足させる仕掛けになってます。

前作ではこの違和感と答え合わせに大きな落差があり、
そこに笑いや共感が発生していました。

しかし、今作ではあまり落差が感じられず、
面白いんだけどいまひとつはじけないと感じました。

これには指摘できる理由があるのではないかと思い、
考えてみました。

●以下ネタバレ↓(まだ観てない方は是非先に映画をご覧ください☆)

小道具の薬と本物の睡眠薬の取り違え、
それによる女優の酩酊と代役でのリカバリー、
カメラマンの転倒による眼鏡の脱落によるピンチと復帰、
元々必要ではなかった剣の突然の利用など、
ピンチが割と平凡な理由であり、そのせいで
大きな笑いに繋がらないように思いました。

しかし最大の問題は、
屋外セットの「HOLLY WOOD」の散逸と
そのリカバリーは人文字で行われていた、という部分でした。

前半に提示される「違和感」の部分では
どう見ても人間が行っている人文字ではなく、
そこに違和感は発見できません。

であるのに、後半の答え合わせのシーンで
キャストやスタッフが協力して、
実は人文字で「HOLLY WOOD」のセットの代わりを
していたということになっているのです。

その後、前作と同じようにやりきった感で満足げな面々が映し出されますが、
前回感じた「観客と映画製作者達が一緒に苦労して映画を作ったような充実感」は無く、
何だかよくない騙され方をしたような気持ちになりました。

このシリーズの最大のセールスポイント且つ、
妥協しなかったことで得られた、
観客からの「信用」を制作者が捨ててしまったような気がして、
虚脱感が私を襲いました。

オーディオコメンタリーによると
撮影は2月に行われてとても寒かったらしいので、
ワンカット撮影の縛りの中、出番が終わったキャスト達を屋外セットの位置に走らせ、
英文字の色と同じになるように全身小麦粉をかぶり、
ラストカットに間に合わせるのは無理だったのかもしれません。

それならば、この映画の縛りに1つだけ例外を作って
人文字は別キャストにして配置しておくだけでも
「違和感」と「その理由」のルールは守ることができたのではないかと思いました。

こんな勝手なことが言えないような、
劇中以上の複雑な事情があったのかもしれません。

しかし、ジョン・コナーまでターミネーターにしてしまったような
制作者と観客の暗黙の約束を破るようなことは、
お互いの連帯感で大ヒットにしていった
この「カメラを止めるな!」シリーズに似合わないように思い、
ちょっと残念に感じました。

いまキスオちゃんが感じているのはこんなところであり、
一年後に観なおしてみるとまた全然違ってたりもするかもしれませんが☆

 

いや~全く…人を心から楽しませるフィクションって難しいもんですね…

キスオちゃんも一層の努力をしていきたいと思いました。

大ヒット作品を観たあとの感想でこんなことを言うのは大変おこがましいですが…

 

フィックション!!

あ、風邪ひいたかも…

皆様も体調には気をつけなはれや!!


では股!

 


怖いよママ!

2022-12-31 17:45:00 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。キスオちゃんです。

こないだスゴイ発見をしたので、
そのご紹介です。

私はノンフィクション系の本を読む
ことが多いのですが、その本の筆者
が証言や文献などを引用する際に、
ある箇所に時々

「ママ」

とルビがふってあるのですが、その
箇所はどう考えても「ママ」とは読
めない。

しかし、なんか送り仮名や漢字の間
違いがあるように思える。

さらにその「ママ」が乱発される場
合もあるので、これは引用元の間違
いがあまりにも多く、筆者がだんだ
ん恐ろしくなってついつい

「怖いよママ!」

という心の叫びをツッコミの形で表
現しているのだ、と勝手に了解して
おりました。

しかし最近読んだ本に、

「原文ママ」

と注釈がついていたので、そこは流
石に

「はらふみママ?」

とはならず、

「原文のママ」→「原文のまんま」
→「原文をそのまま記載」

という意味についに到達することが
できました。


はああああ…そうだったのかい…


自分がアホだということは置いとい
て、何事にもそのジャンル内独特の
符丁や言い回しがあり、それを当然
としない外部の者にとってはマヌケ
な理解をする場合があることを理解
することができました。

作品作りに際し、自分が了解済みの
ことが、受け手にとってはなじみの
ないことだったり、誤解することが
あって、それは結果として作り手の
伝えたいことと違う理解をされるこ
とになるので、慎重にチェックをす
る必要を感じました。

年末に大変良い気づきを得ることが
できました。感謝感謝。

来年もキスオちゃんの新たな発見を
紹介していきますんで、

「んなこたぁ、知ってるよ!!」

と言わず、聞いていただきたいと思
います。

今年一年ありがとうございました。
来年も4649お願いいたします!!


キスオ


犬映画で考えさせられたこと。

2022-11-05 15:35:56 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。

キスオちゃんです。

先日、TVで
「僕のワンダフル・ジャーニー」という
犬映画を観ました。

物語でどんなことを観客に伝えられるか?
について大いに考えさせる映画でした。

番宣を見てぼんやり想像していたのは、

「サクセスしていくヒロインの危機を
   犬が何度も転生して救う話」

でした。
なんか「犬版の東京リベンジャーズ」みたいな。
ワシ、犬が好きなので、
ボロ泣きする準備をして
放映の開始を待ってました。

そのつもりで本編を観たら、
イマイチヒロインはサクセスしないし、
犬が転生してもあまり役に立ってないようで、
もっとヒロインのピンチを描けよ!
犬の大活躍を見せろよ!
悪い奴をもっと懲らしめろよ!と叫びつつ、
上手くない脚本だな~とモヤモヤしてました。

しかし、ラストでおじいさんと犬が
あの世で走り回っているのを見て、
映画冒頭のおじいさんと犬の
強めの信頼関係があったのを思い出し、
この物語はおじいさんと犬が
ヒロイン(おじいさんにとっては孫娘)を
「見守る」話で、
犬の転生の設定はあくまで観客に
興味を持たせるエサのようなもので、
そんなに重要ではないのでは?と思い、
映画終了後に風呂の中で素っ裸で考え始めました。

まず、ヒロインがサクセスしないのは、
何か意図があるのではないだろうか
と思いました。

クソ母親が歌手志望だったこと、
ヒロインが歌手に興味を持っていたことから、
音楽業界での生活を描き、
その中で犬が役に立つ物語が展開するだろうと
予想しましたが、そうはならず、
あろうことかヒロインはそんなに歌も作らず、
やっとクソ母親からの和解の申し出で手に入れた
亡き父からの手紙に感化され、
出来た歌を披露するも
なんだか微妙なレベルの歌で、
結局歌手にはならずに
物語は終わってしまいます。

また、犬も「ヒロインを救うのだ!」と言いつつ、
あまり役に立ちません。

何回か転生したところで、所詮犬は犬なので、
考えることは犬並みで
ヒロインの抱える問題を解決できません。
ガン患者を嗅ぎ分ける訓練や
50ドルのクジを当てさせるとか、
彼氏との再会の切っ掛けや
ガンの早期発見をすることはできても、
ヒロインの自動車事故は救えない。
(ヒロインは無事だが自分は正に犬死に)

ですが両者とも、
物語終盤でそこそこいい感じな
達成感は持つことができる。

ヒロインは、母親とは良好な関係になり、
疎遠だった祖父母とも会え、
彼氏とは結婚して子供もできる。

犬はおじいさんの所に孫娘である
ヒロインを連れてくることができる。

ここまで考えると、なんかねえ、

「人生(犬生)はトライ&エラーの連続である」

ってことが、この映画の制作者の
言いたいことだったのではなかろうかと。

更に、

「このヒロインのように
 どこかで見守ってくれている存在が、
 この映画を観ているアンタにもあるかもよ」

という主張を理解するに至り、
私の亡き父や義父の存在を今更ながら思い出し、
お風呂の中でさめざめと
(素っ裸で)泣いてしまいました。

結局、後でボロ泣きしてしまった…

私が敬愛してやまない高畑勲監督は
「思い入れより思いやり」
とおっしゃっておられましたが、
この映画は正に「思いやり」について
描いた映画なのだと思いました。

「転生」などどいうリアリティレベル低めの
ファンタジー要素を使った物語でも、
作り手がその使用法や意思の持ちようで、
胸にグッとくる作品が作れるのだと、
大変勉強になりました。

この映画の制作者の方々に、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!

そしてこの感銘は自分の作品に生かしたいと思います☆

 

ほんじゃ股!

 


自動水洗の罠。

2022-09-30 18:23:16 | キスオカントクのつぶやき

こんちゃっす。

キスオちゃんです。

 

いぬかい五郎氏は現在福岡の大学に行ってるのですが、

こないだ福岡に台風が直撃して

五郎氏のアパートのTVが映らなくなってしまいまして、

そん時のお話です。

 

放送局や電波発信塔から発せられるTVの電波を

視聴者のTVアンテナがどれだけ受信しているかは、

それぞれの家庭のTVの設定画面で見られるのですが、

台風が去った後、その画面の写真が

いぬかい五郎氏から私の所に送られてきました。

受信の適正値は60以上らしいのですが、

五郎氏の部屋のTVのアンテナの値は18…

これでは放送をみることができません。

 

何日か後。

その日、母と弟夫婦とが暮らす家に私は訪れていて、

ちょうどトイレに入っていました。

トイレに座って爆撃をすませた後、

急に上記の件を五郎氏の代わりに

アパートの管理会社に

電話しようと思ったのがいけなかった。

 

電話相手の管理会社のお姉さんは

丁寧に話を聞いてくれ、

台風の後なので工事業者の点検は

少し遅れるかも知れません、

ああそうですね

少々待つのは全然かまいません、

なんて調子でやりとりが上手くいっていたんで、

つい次のことを考えて立ち上がろうと

中腰になったんです。

 

その時、私は弟夫婦の家のトイレが

自動水洗だったことをすっかり忘れていました。

 

キスオちゃんのケツの中にさっきまでいた

茶色いお友達を下水管に追いやるために

盛大に流れる水。

どんなに硬く、また、どんなに

粘り気があるお友達であっても、

決然とそして断固として下水場への旅を

提供してやろうと流れる水。

 

その音は轟々と鳴り響き、

電話という機械装置では通常わからないはずの

発信者のいる場所が、

明らかに特定できるように盛大に流れる水。

そして沈黙も流れた…

 

ややあって、お姉さんが冷静に

TV周りの配線の確認はしておられますか?

などど聞いてくるが、

通常電話をかけるべきではないと

多くの方が思っている私の現在地を

特定されたと思った私は動揺しており、

その質問に、

ああ、あは~ん、へへ~ん、は~いはい~と

これ以上のものはない

パーフェクトな生返事をしてしまいました。

 

ははあ多分このオッサン、

自分がトイレから電話していたことがバレてしまったと

動揺しているな?

しかし、TV周りの配線が外れていることはよくあるのだ、

無駄に工事業者を向かわせることは

会社の利益にもならんのだすまんがオッサン

もう一度確認させてくれ!

と思ったかどうかは知りませんが、

とにかくお姉さんはもう一度、

私が生返事していた話の箇所をもう一度尋ねてきました。

 

私はそれを聞いて、

ああさっきの生返事はやっぱり生返事に聞こえたのね、

重要なことをこのオッサンは聞き逃しているよね、

という判断で聞き返しているのね、と理解し、

何も無かったよ、何かボクの周りでおかしな音がしましたか、

しませんよね?といった落ち着いた様子で返答いたしました。

問題ないです。と。

確かに問題はなかった。

テレビ周りの配線の様子は問題ないと、

五郎氏に聞いていた。

 

しかし、

問題はあったがな…

別の所に…

キスオちゃん55歳の品位というものに…

中年男性のあるべき姿というものに…

 

皆様に置かれましては、

重要な用件をトイレの中で電話をしないこと、

そして、

自動水洗トイレには油断するなッ!

ということです…

 


ほんじゃ股!!