まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

算数

2011年11月08日 | 中学受験
 過去問漬けの毎日です。教科で言えば算数の点数がよくありません。限られた勉強時間を有効に活用するため算数の勉強時間を減らす決断をしたわけで、仕方がないですけど、過去中学受験を経験した方々が、口を揃えて算数が最重要だいうだけことはあるなぁと感じています。少しでもテコ入れと思い、算数の比重を少し増やしましたが焼け石に水でしょうね。算数だけは合格最低点で御の字です。

 さて、わが家のように4教科受験で、将来国公立への進学を目指す場合は、一般に言われるほど算数を重視する必要はないのではないか?と思います。センターでは5教科が必須ですし、そもそも地方では理系の就職先があまりありませんので、文系に進む可能性が非常に高いです。そうなれば数学の比重は社会理科と同じ5分の1以下になります。医者になれるならいいのですが、現実的に難しいとなれば、数学理科社会は軽めで、国語英語を頑張るというのが王道ではないかと。

 個人的には、中学・高校と難易度が上がっていくだけの国語、理科、社会は、例え日本史、生物選択となっても、あまりムダな感じがしないのですが、図形以外の算数の知識は数学ではあまり役にたたないように思います。高度な算数はセンター数学には必要ありません。

 とは言え、直近の問題である中学受験においては、算数が確実にこけるとなると成績に安定感がなくなりますので、精神的にはなかなかきついものがあります。ただ、算数は少し頑張ったぐらいで身につくほど甘くはなく、少なくとも勉強時間の半分、下手をすれば7割はかけなくては、得意科目にはならないような気もします。正に堂々巡り。正しい結論はありませんね。

 幸い今考えてみても、わが家の場合は算数に肩入れするのは効率的とは言えないなぁという感じなので、後悔はありません。無意識に強がっているだけかもしれませんが。算数最重要説ばかりを見聞きしますので、こんな考え方もないだろうかと思い書いてみました。