ホットトイズ ターミネーター2 T-800 DX10

ついにリリースされたターミネーター2 T-800DX!!
個人的…いや皆なんだかんだ思いつつ待っていたはずの商品でしょう!!

今回は普段スルーしているパッケージの紹介からレビュー…だってカッコイイんだもん
パッケージを開けると画像のように赤い文字とT2ロゴが…



「シュワちゃんが妊娠!？」と書いて…嘘です(笑)
クライマックスの名台詞である　人間が泣く理由がわかった…の件(くだり)が…泣けるぜちくしょー!!



T2ロゴは左右にスライド(効果音は脳内再生してね)するとT-800の顔が!ダダンダンダダン!!







・衣装

さり気なく今回の売りの一つであろうリアルレザーライダース衣装
本皮になって耐久性は上がっていると思いますが生地の厚みはかなり増しているので可動の妨げになっている感もありの

作り自体は旧版の生地変更バージョンといった感じなので旧版持っている人には生地変更以外新鮮味は無いかな
耐久性は実際に歳月を経過しない部分なので実際にどうなのか断言は出来ませんが本皮ならばちょいちょいお手入れしてあげれば合皮より長く持つと思いますが…

果たして!？



素体が旧版から変更点あり

肩から二の腕の分割、肘二重関節となっています
劇的な可動域アップとはいきませんが素体的には確実に進化しておりまっせ

ただし上記衣装の厚みが増したせいで素体の可動域アップの恩恵は分かりにくい
ジャケットを脱がせて初めてわかるのがちょっと悲しい…



・ヘッド

凄くシュワしてます
サンプルとはもはや全くの別物でしょう!しかも良い意味での別物だからありがたいぜっ

サンプルのふっくらお顔が製品では面長ゴリゴリシュワちゃんに、旧シュワより若くなってますね
画像だとどうしても目が大きく瞳の柄(？)が強調されて違和感を感じますが実際に肉眼で見ると全く問題ないですっ

これはエンタベのシュワに触発されて改良したのかな？
結構タイプが似ていると思います～

DXヘッドの嬉しいポイントは

・面長
・正面からのサイドの髪の毛ラインのボリューム(横から見ても旧より良いラインになってる)
・旧ヘッドより若くなった
・もち眼球可動万歳

個人的にはあえて旧版じゃないとやだっといったポイントは特にないかな～
バットマン程劇的な変化はありませんが確実着実にクオリティアップしたt-800が目の前にあるっ



髪の毛の分割方法はニコルソンジョーカーと同じタイプ
分割ラインは仕方ないか



イマイチ巧く撮れなかったけどシュワちゃんは上目使いより見下したような下目線がしっくりくる
だって身長でっかいし、ターミネーターは鋭い目線の方が決まるし

正面を普通に見据えると眉毛が下がってるのと、お目目が大きいのもありとってもやさしい顔になっちゃいます
だからあなたの手で鋭くカッコイイ視線を探そうぜっ





頭部内のチップも今回は再現されていますがめちゃめちゃパーツが小さいので油断すると無くなる可能性大、気をつけよう!



サングラスが地味に進化しています!!
旧版は左右のサイズがキュッと狭くなったような形で作られていたので本物と比べると違和感がありましたが今回はより劇中に近い形になったよ
ヘッドのゴリゴリ感アップとニューサングラスで俄然リアルなT-800になった!



映画序盤風ポージング



映画中盤での装備全身画像

素体の間接も程よく硬くミニガンは大きいですが重みは無いので持ったまましっかりポージングも出来る辺り1/6フィグをリリースし続けているメーカーならではの安心感がありますなっ





・付属品

M79 グレネードランチャー、ウィンチェスター M1887、カバン

グレランは過去のホットトイズミリタリーからの型流用だと思います。大きな不満も無ければ大きな感動も無い標準的なクオリティ
ウィンチェスターは旧T-800の物から流用、これはそのままでも問題ないよね

ミニガンの運搬、ならびに弾薬入れのカバンはMMS最初にリリースされたT-800の物とは若干材質が違い今回の方が生地が薄いです





バンダリア、M1911A1カスタム、ICチップ、頭部カバー、シリンダー、ペンチ

バンダリアは弾薬がきつ過ぎないしゆる過ぎない良い感じの按配でホールド
M1911A1カスタムは前T-800の流用ですが塗装が変化しシルバーの発色が良くなってるよ

ICチップ、頭部カバー、シリンダーの3点は非常に小さく油断していると無くす自信があるっ!(笑)
ペンチが地味に金属製で素晴らしい出来、ここはプラでも文句はないけどこだわりグッジョブ

ハンドパーツ各種

地味に嬉しい革黒グローブのハンパーツが魅力的
単品やルーズだとこういったシンプルな黒グローブって中々無いんだっ



M134　ミニガン

劇中で非常にインパクトを残したミニガンもついに公式アイテムでシュワちゃんの手に

造形はどうやら新規っぽいです
クオリティは可も無く不可も無く、な印象
細部のモールドは悪くない、プラっぽさを無くしてリアルな質感にしてくれたら良かったんだけどなぁ～
若干の汚しで質感はアップ

弾薬ベルトを本体に取り付けるのは2本の突起、折れそうで怖いからcooタイプ(あれは穴が浅すぎたけど)みたいに中にベルト事入れてホールドしてくれたら良かったのに…
ベルト自体は以前の物が2分割で固かったのに対し今回は分割無しで柔らか仕様に

これでバッグからミニガンへの繋げやすさが改善されたわけです

しかしミニガンの精密さではcooモデルに若干遅れをとっている感じもあり(パーツがポロリしない点はホットが良い)
バッグは初期のバトダメT-800付属の物に勝ってない様な気もしなくはない























・総合

ついにリリースされたDXT-800
前作から確実にパワーアップしたクオリティに大きな不満はありませんが何故か満足出来ないのは皆期待していたバトルダメージへの変換パーツが無いからか
その部分は意図的に外され別商品になると安易に予測できましたがすぐに実現しました

ということで今回のシュワちゃんは劇中中盤の見せ場、サイバーダインでのミニガン乱射シークエンスまでの立体化となり
次回バトルダメージT-800はミニガン乱射シーン直後のスワット突入シークエンスからクライマックスまでを再現出来る仕様となっています
ホットトイズ曰く両方買ってね!でしょう(笑)

今回のDX10ならではの売りは

・ノーダメージ眼球可動ヘッド
・サングラス
・ダイソン襲撃シーンまでの豊富な武器類
・本皮ライダース衣装一式(次回バトダメは素材が合皮に戻ります)
・新規パーツ有りのマッスル素体(次回バトダメはパーツ的に旧タイプのマッスル素体になると予想されます)

T2アイテムとして買って損は無いですが
2回目のリリースである事と次回作バトダメア版のナウンスが重なりクオリティは高いのに悶々とした気分になる不思議なアイテムとなっております

でも安い内に買っておきなさい!と思える物なのでノーマルシュワちゃんが欲しいならオススメだぜっ



SCULPT ★★★★☆（4.8/5.0）
PAINT ★★★★☆（4.8/5.0）
OUTFIT ★★★★★（4.8/5.0）
ACCESSORIES ★★★★☆（4.6/5.0）
PACKAGE ★★★★★（5.0/5.0）

TOTAL ★★★★☆（4.7/5.0）