goo blog サービス終了のお知らせ 

ピアノを弾く毎日♪ともぴあの教室のレッスンノート

ピアノの効果的な練習法、趣味のピアノ演奏法、楽譜を読むコツなどご紹介!高知市のクラシック・ポピュラーの小さなピアノ教室♪

バロック期の鍵盤楽曲を練習する2~バッハのメヌエット

2015年10月03日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

数回にわたって、バロック期の小品を取り上げて
練習の手順を説明しています。

曲はバッハの「メヌエットBWV Anh.116」です。

前回は、曲中、出だしを含め3回出てくる部分の
練習方法についてでした。

今日は、他の部分の練習の仕方についてです。

まずは、普通に片手ずつ練習するとして、その後に
ぜひやってほしいことがあります。

1小節ずつ、和音にして弾いてみる、ということです。

なぜこんなことをするのか。

これをすると、1小節ごとに、ある和音で成り立って
いることが分かり、曲の中での、共通の和音が見えて
くるからです。

それが見えると、今までバラバラだった音が
ひとつのまとまりとして覚えられ、とても弾きやすく
なります。

どうやって和音にするのかを説明します。

メヌエットは3拍子の曲です。

1小節に3拍あります。

和音にするには、「いち」「にい」「さん」と
数えた時の、「い」「に」「さ」にあたる音だけを、
一度に弾くのです。

2段譜の音すべて含めてです。

ただ、この方法で弾いた時に、曲の場所によっては、
とてもきたない音になってしまう時があります。

それは、1小節が2つの和音で成り立っているからです。

そんな時は、「い」「に」「さ」の間のどちらかを
区切ってみてくださいね。

和音にして弾くことを何度か練習するだけでも、
かなり上達が速くなるはずです。

また、和音にしてみると、同じ音でできていて、
同じ響きになる所が見つかると思います。

そして、それぞれの和音は、響きに特徴がありますね。

同じ響きの和音には、同じマーク(☆など)を
書き込んだり、蛍光ペンで小節をかこんだりしてみて
ください。

そうすると、和音の種類の数や、規則性に
気づくはずです。

そのことについては、また次回に!




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!



バロック期の鍵盤楽曲を練習する1~バッハのメヌエット

2015年10月01日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

前回に引き続き、バロック期の曲の練習法についてです。

バロック期の曲は単純なメロディー+伴奏という形では
なく、対位法で作曲されています。

ですから、初めて練習する時には、いきなり両手で
弾き始めるよりも、片手ずつ練習した方が良い、
というのが前回の内容でした。

練習では、まずは、普通に右手のパート、左手のパートと
いうように弾きます。

この後は、バッハなどが作曲した「メヌエット」を
取り上げて、説明していきたいと思います。

分かりやすくするために、メヌエットを大きく2種類の
タイプに分けてみます。

ひとつは、バッハ作曲「メヌエットBWV Anh.116」の
ように、厳格に対位法を使って作曲された
「がっつり対位法タイプ」。

もうひとつは、ペツォールト作曲
「メヌエットBWV Anh.114」のような、
ある程度、メロディー+伴奏という所もある、
「ほどほど対位法タイプ」です。

「メヌエットBWV Anh.114」は、以前はバッハ作曲と
言われていた、みなさんも必ず聴いたことのある、
有名なメヌエットです。

まずは、「がっつり対位法タイプ」の練習の仕方から
見ていきます。

「メヌエットBWV Anh.116」は、右手のメロディーを、
左手が少しだけ変化させて追いかけるような形で
始まっています。

二人の人が会話をしているような感じです。

練習として、最初の、追いかけられたり追いかけたり
している、メロディーとメロディーのような部分だけを
取り出して弾いてみましょう。

その後、その最初の4小節を、そのままゆっくり両手で
弾いてみましょう。

その4小節とまったく同じパターンが、あと2回
出てきます。

ですから、そこが弾けるようになれば、曲全体の
30%くらいができたことになります♪


つづきは、また次回に!




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!

バロック期の鍵盤楽曲を練習する前に知っておくこと

2015年09月29日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

今回は、バロック期の曲の練習法についてです。

まず、バロック期の曲を初めて練習するのに
いきなり両手で弾き始めるのは危険かもしれない、
ということを言っておきます。

いつも私が言っていることとは違いますが、
バロック期の曲だけは特別です。

小学校低学年の頃からバロック期の形式の曲を
練習していれば、最初に両手で弾いても問題は
ありません。

けれど、それまでメロディー+伴奏という形の曲
しか練習していなかった場合は、バロック期の曲を
弾くと、少し違和感を感じてしまうはずです。

なぜなら、前回書いたようにバロック曲は、対位法と
いう作曲法で作られているからです。

ですから、右手も左手もメロディーを弾くような感覚
を持って弾く場面が、多くあります。

これは、メロディー+伴奏という弾き方だけを
していたなら、すぐに持てる感覚ではないと思います。

また、曲者なのが、バロック期の小品はシンプルで、
聴いているだけですと、けっこう易しそうなのです。

ですが、弾いてみると意外に難しく感じる、という
声は子どもさんからもよく聞きます。

大人になってピアノを始めた方は、特にそう感じる
ようです。

私も子どもの頃は、バイエルで練習を始め、バイエルを
終えるまで、バロック期の曲も、バロック的な曲さえも
弾くことはありませんでした。

ですから、初めてバッハの曲を練習し始めた時は
とても苦労した覚えがあります。

そして、その時に私が練習した方法は、やはり、
まずは片手ずつ弾く、ということでした。

ただ、単純な片手練習の他にも、バロック曲の練習に
効果的な方法はあります。

次回は、その練習法をお伝えします♪




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com

最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!





バロック期の曲~装飾音の入れ方

2015年09月27日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

今回は、バロック期の鍵盤楽曲について書きたいと
思います。

バロック期の曲は、右手で旋律、
左手で伴奏という単純な形ではありません。

対位法というもので作られています。

対位法とは、簡単に言うと、2つ以上のメロディー、
音の動きが、何かやり取りをしているような形の
作曲法です。

曲の中では、会話のように言葉を投げかけ、相づちを
うっているような場面や、追いかけっこをしている
ような場面が見えてきます。

ですから、バロックの曲を弾く時は、横に流れる
いくつかの音のラインを、それぞれ大切にします。

そして、それらの音のラインが、縦に重なった時の
和音としての響きを感じるようにすることも、
とても大事です。

もうひとつ、バロック期の曲を弾く時に
知っておきたいことがあります。

それは、装飾音の弾き方です。

装飾音は、この時代の曲には欠かせないものです。

前回書いたように、この時代の鍵盤楽器の代表である
チェンバロなどの音は、長く響きません。

ですから、装飾音を随所につけて、メロディーを
華やかに飾るのです。

女性のアクセサリーのようなものですね♪

バッハの曲に「ゴルトベルク変奏曲」というのがあって、
その中の「アリア」にも、装飾音がふんだんに使われて
います。

今、GACKTが出演している、きのこのCMのバックで
流れていますね♪

映画にもなった、「羊たちの沈黙」のレクタ―博士の
お気に入りの曲でもありました。

バロック期の装飾音は、前打音と言って、その拍の音と
頭をそろえて入れる
、ということがポイントです。

もっと時代が後の、ショパンの曲にある装飾音は
拍の頭の、少し前から入れます。

装飾音に注目して、色々な時代の曲を聴き比べてみるのも
おもしろいかもしれませんね!

次回はバロック期の小品を取り上げて、練習方法を
書いていきます。




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com

最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!




バロック期の曲を弾く時に知っておきたい、楽器の違い

2015年09月25日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

前回予告していました通り、今日はバロック期の
特色についてです。

バロックという言葉は「いびつな形の真珠」を
意味するポルトガル語「barroco」に由来しています。

バロックで有名な作曲家といえば、やっぱり
バッハではないでしょうか。

映画などでも、けっこうバッハの曲は使われています。

「バグダッド・カフェ」という映画の中では
バッハの「プレリュード 第1番」を、ある少年が
くり返し練習するシーンがあります。

この「プレリュード 第1番」は、グノーという作曲家が
「アヴェ・マリア」という声楽曲の伴奏としても
使っています。

そちらを聴く機会の方が多いかもしれませんね。

バロック期とは、約16世紀末から18世紀半ばまでを
指します。

その頃、ピアノはまだできていませんでした。

バロック期の曲は、クラヴサン、チェンバロ、
ハープシコードなどのために書かれました。

これらの楽器はピアノの音とは全く違っていて、
遠くに、そして長く響くことはありません。

強弱もほとんどつけることはできず、「ツンツン」
といった感じの音色です。

ですから、アコースティックピアノで弾く場合は
ノン・レガート(なめらかでない)のタッチで、
ペダルもほとんど使わず弾きます。

電子ピアノなどには、チェンバロのような音色に
変えられる機能がついていることがあります。

時々イメージを高めるために、チェンバロなどの
音色で練習するというのも良いですね。

チェンバロで演奏されたCDを聴いてみると
ピアノの音色と全く違うことが分かり、
おもしろいですよ。

バロック期当時の雰囲気も伝わってくるようです♪


次回は、バロック期の曲の様式と練習法について
書いていきます♪




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com

最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!