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ピアノを弾く毎日♪ともぴあの教室のレッスンノート

ピアノの効果的な練習法、趣味のピアノ演奏法、楽譜を読むコツなどご紹介!高知市のクラシック・ポピュラーの小さなピアノ教室♪

鍵盤を見ずに弾けること

2016年02月23日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

1月に、楽譜を読んでピアノを弾くためのポイントを
いくつかご紹介しました。

その時は、楽譜の読み方のみをお伝えしましたが、
楽譜を読んでピアノを弾く時に、できなくては
ならないことがもうひとつあります。

それは「鍵盤を見ずに弾く」というテクニックです。

パソコンで言うところの、ブラインドタッチですね。

楽譜の音符を目で追い、流れを止めないように
するためには、鍵盤を見ていてはいけませんよね!

鍵盤を見ずに弾くためには、こんな練習の仕方が
効果的です。

まずは、知らない曲だけれど、比較的、簡単に
読めそうな楽譜を用意します。

その曲の最初の位置だけ、鍵盤を見て確認し、
指を置きます。

そして、テンポは表示よりゆっくりで良いので、
楽譜を見て弾き始めます。

違う音を弾いてしまった時は、鍵盤を見ずに、
耳で聴いて、指だけで正しい音を探すようにして
ください。

このような練習をしていくと、鍵盤の位置と間隔を
指が自然に覚えていきます。

指が鍵盤の間隔を覚えていれば、速いテンポの曲も
弾きやすくなりますし、離れた音でも弾くのが楽に
なりますよ♪

ぜひ、ピアノのブラインドタッチの練習、やってみて
くださいね!




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!








自分の演奏を録音して聴くと、上手くなります♪

2015年12月03日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

みなさん、ピアノを自宅で練習していて
煮詰まることってありませんか?

一人で弾いていると、これで大丈夫なのかな?
きれいに弾けているのかな?と、不安に思う
ことが時々あると思います。

そんな時は、録音してみてましょう!

テンポやリズムのチェックだけなら、
スマホやタブレットで録音して、簡単に
聴けますよね♪

電子ピアノなどで練習されているなら、
録音機能が付いていると思いますので、気軽に
使ってみてください。

ひたすら弾く練習をするだけより、ずっと
効果があります。

音の強弱なども自分で思っているより、
変化に乏しいことがありますので、録音して
よく聴いてみてください。

弾いてる時って、意外と自分の音楽を聴けて
いなかったりします。

でも、録音して客観的に音を聴くと、改善点が
とてもよく分かるのです。

録音する時は、少しずつ区切った方が聴きやすくて
良いですよ。

気になる所を4小節だけ、というように。

アコースティックピアノで弾く時に音色を良くする
ためにも、録音して聴くのは効果的です。

ただその場合は、ある程度、高音質でなければ
なりません。

私は、MDウォークマンにマイクを取りつけて
録音するという、アナログな方法をとっています。

どんな方法でも、録音して聴いた後、練習し、
もう一度録音し直すと、明らかに音が違います。

色んな意味で、音楽的に聴きやすくなります♪

みなさんも、自分の演奏を録音してみてくださいね!



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最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!













グリッサンドをすると指が痛い?

2015年10月21日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

「グリッサンド」

カタカナで書くと、なんだかおいしそうですが
音楽用語です。

「glissando」と書きます。

ピアノの白い鍵盤(白けん)の上を、ツメで
すべるように演奏します。

クラシックピアノではあまり出てきませんが、
ポピュラー音楽ではよく使われますね。

2オクターヴくらいの範囲で演奏することが多いです。
(1オクターヴは、例えば、ドから一つ高いドまで)

グリッサンドは派手さがありますので、子どもさんも
かなりおもしろがってくれますね♪

私のピアノ教室で使っている「バーナムピアノテクニック」
シリーズの1から、グリッサンドは出てきます。

ただ、教本にも書いてあるように、幼児はツメが
弱いので、弾いて聴かせてあげるだけにしています。

教本では、ツメのことだけを注意していますが、
子どもさんはどうしても多少、皮膚をこすってしまう
ことがあります。

何度もくり返すと赤くなってしまって、皮膚が
めくれてしまうこともあるようです。

ですから、練習曲のグリッサンドの部分は、
1日1回しか練習しないようにと伝えています。

私も数日後のライブの曲で、グリッサンドをする所が
あります。

ポップスの曲なので、華やかに聴こえるように
すばやくすべらせ、かつ、指に負担がかからない
ようにと研究してみました。

高音域を、上から下の音へ降りてくるグリッサンドです。

この場合、右手親指のツメを使うのが一般的で、指を立てて
すべらせます。

ただ、完全に立てて演奏すると、私の場合だけかも
しれませんが、あまりすばやくできず、それほど華やかに
なりません。

試行錯誤した結果、少し親指を寝かせぎみにし、
人差し指も一緒についてくる感じですべらせると良い
ことが分かりました♪

もちろんペダルを踏んでおきます。

今回は電子ピアノで演奏しますので、このような方法に
落ち着きましたが、アコースティックピアノだと
また違ってくるかもしれません。

同じパターンで、左手中指を使う方法もあります。

大人でポピュラーを弾く方は、色々試しながら、
グリッサンドを取り入れてみてくださいね!



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最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!






バロック期の鍵盤楽曲を練習する4~ペツォールトのメヌエット

2015年10月08日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

今回は、ペツォールト作曲「メヌエットBWV Anh.114」の
練習の仕方についてです。

この曲は以前はバッハ作曲とされていて、とても有名な
曲ですね。

「メヌエット ト長調」と表記されていることも
多いようです。

レッスンでも、子どもさんがよく弾くことがある曲です♪

「メヌエットBWV Anh.116」の練習の回でも書いた
ように、バロックの曲に慣れていない方は、まずは
片手ずつ練習しましょう。

右手の練習をする時に、最初は装飾音を省いた方が
よいですね。

慣れてきたら付けてください。

装飾音の付け方についてはこちら
      ↓
「バロック期の曲~装飾音の入れ方」

左手の弾き方で気を付ける所は、最後の8小節に3回
出てくるもので、1拍目の音を伸ばしつつ、別の音を
弾く、という所です。

ここは、ハーモニーをきれいに響かせたいですね♪

左手は、最初が「ソシレ」の和音で始まっていて、
この曲はト長調だということを、分かりやすく主張して
います。

前々回の「バロック期の鍵盤楽曲を弾くには2」で
書いたように、この曲も、すべての小節を和音に
して弾いてみてください。

この曲は、後半のドに♯(シャープ)が付いている所
5小節ほどが、転調しています。

この部分は、二長調になっていますが、2種類の和音しか
ありません。

「レファ#ラ」と「ラド#ミ」です。

主要3和音の中でも特に大事な、「Ⅰ」「Ⅴ」ですね。

和音で弾いた後は、もう両手で合わせるだけです。

メヌエットという踊りのように、優雅に、そして、
ていねいなタッチで弾いてみてくださいね♪

バロック期については、今回で終わりです。

クラシック音楽の古典期以降については、少し間を
おいて書きたいと思っています。

次回は、クラシック曲からは少し離れる予定です!



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バロック期の鍵盤楽曲を練習する3~バッハのメヌエット

2015年10月05日 | ピアノ練習法
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

数回にわたって、バロック期の小品を取り上げて
練習の手順を説明しています。

今回は、バッハの「メヌエットBWV Anh.116」の
練習の仕上げです♪

前回は、1小節ごとに和音にして弾く、という
練習法についてでした。

その和音の種類について説明します。

この曲はト長調です。

けれど、途中で転調しています。

転調というのは、曲の途中で調が変わることです。

中間部の8小節のみ、ホ短調になっています。

曲の最初を和音にすると、「ソシレ」。

ホ短調に転調した、最初の小節を和音にすると、
「ミソシ」。

長調と短調では、和音の響きがずいぶん違うことに
気付かれると思います。

ト長調の部分には、和音は3種類+1種類、
ホ短調の部分には3種類しかありません。

この3種類というのは、主要3和音と言って、
とても大事な和音です。

ト長調の場合は、「ソシレ」「ドミソ」
「レファ#ラ(ド)」が主要3和音にあたります。

それぞれ、「Ⅰ」「Ⅳ」「Ⅴ」と表し、
「1度」「4度」「5度」と読みます。

ちなみに、あとの1種類は、「ラドミ」で、「Ⅱ」です。

ホ短調の「ミソシ」は「Ⅰ」です。

前回書いたように、和音の分け方は、お好きなマークや、
色分けでも、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴでも、どちらでも大丈夫です。

ただ、この主要3和音の見分けがつくようになると、
どんな曲でも譜読みをしやすくなるので、ぜひ覚えてみて
くださいね♪

さて、和音を種類別に分けて練習しました。

片手練習もして、片手だけなら弾けるようになりました。

その後はもう、両手で合わせて弾くだけです!

最初は弾ける速さで、どんなにゆっくり弾いても
良いのです。

あせらず、徐々に速くしていきましょうね♪

次回は、有名なペツォールト作曲
「メヌエットBWV Anh.114」の練習法についてです。

「メヌエットBWV Anh.116」の練習と共通する所が
多いので、一回でまとめてみたいと思います!




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