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ピアノを弾く毎日♪ともぴあの教室のレッスンノート

ピアノの効果的な練習法、趣味のピアノ演奏法、楽譜を読むコツなどご紹介!高知市のクラシック・ポピュラーの小さなピアノ教室♪

楽譜を読むために~拍子は大事です

2016年02月03日 | 楽譜の読み方
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

年初から、楽譜の読み方の基本を、様々な角度で
お伝えしています。



今回は、写真の♯の右横の数字についてです。

分数のように見えますが、拍子記号といいます。

下の数字は、何の音符を1拍と定めたのか、
上の数字は、何拍ごとにひとつの周期があるのか、
ということを表しています。

周期と言うと難しく聞えるかもしれませんね。

指揮をする時のように、3拍子なら三角を
何度も宙に描いてみると分かりやすいと思います。

読み方は4分(ぶん)の3拍子(びょうし)です。

4分音符を1拍として、3拍ごとに周期がある、
ということになります。

このメヌエットの他に、4分の3拍子の
曲というと、ワルツがあります。

ショパンの「小犬のワルツ」も4分の3拍子ですね。

曲には一定の周期というものが、必ずあるのです。

次に、下の数字についてです。

何の音符を1拍と定めたのか、なんて、なぜ
わざわざ記されているの?
と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、1拍とするのは、4分音符だけではないのです。

8分音符や2分音符を1拍と定めた曲もあるのです!

ただ、習い始めの頃は混乱しやすいため、
私の教室のレッスンでも、まず4分の2拍子や
4分の3拍子、4分の4拍子の曲をたくさん練習し、
4分音符を1拍として、定着させます。

さて、6回にわたって楽譜の読み方をお伝えしました。

まだまだ他にも、楽譜には記号や用語がたくさん
ありますが、今回は基本だけおさえてみました。

みなさんも、楽譜を読んで、お気に入りの曲を
弾いてみてはいかがでしょうか♪




ピアノ教室についてのお問い合わせは  
こちらののメールアドレスまでお願いいたします。
 tomopianoclass@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた!


































楽譜を読む時に一番最初に見るべきもの

2016年01月28日 | 楽譜の読み方
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

前回までは、楽譜を読むために、「音の高さ」と
「リズム」についてお伝えしました。

今回は、楽譜を読む時に真っ先に見なければ
ならないものについて、お伝えします。

それは、ト音記号とヘ音記号のすぐ右側にあります。



上の写真は、ペツォールトの「メヌエット」の冒頭部分の
楽譜です。

ト音記号とヘ音記号の右側に「♯(シャープ)」という
記号が1つあります。

この場所についている、♯や♭(フラット)を
調号といいます。

「♯」はファの音のところにあります。
1つの時は、いつもそうです。

この場合、この曲はト長調であり、ファの音には
いつも「♯」をつける、つまり、半音上げるということ
です。

ちなみに、調号がない時はハ長調かイ短調のどちらか
です。

ト長調のトというのは、ソのことで、この曲は
ソが主音という、一番重要な音になります。

また、この「メヌエット」はとても分かりやすく、
左手の最初の和音がソシレで、この曲の
主和音になっています。

主和音も、曲の中でもっとも重要な和音です。

そして、ト長調の曲は、ソラシドレミファ♯ソの
音階でできている、ということも頭に入れてから
弾き始めましょう。


次回は、調号の横にある、拍子記号について
お伝えします♪



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楽譜を読んでピアノを弾くために~休符の形

2016年01月22日 | 楽譜の読み方
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

昨日は、リズムを読みとるために音符について
お伝えしました。

今日は、リズムに欠かせない休符について
お伝えします。

休符は、それぞれ独特の形をしていて覚えにくい
かもしれません。

でも、楽譜の中にある休符を読みとるのは
とても簡単です。

市販されている楽譜は、一拍ごとの間隔が
きちんと一定になっているからです。

つまり、記号自体の意味や名前を思い出せ
なくても、次の音までの間隔がどれだけあるのかを
見れば、休む長さが分かるのです。

ピアノの教則本の最初の方には、音を弾かない
ところ、つまり休符が書かれているべきところに
何も書かれていないこともあるくらいです。

ただ、休符の名前を知っていると、レッスンを
受ける時に曲の細かいニュアンスが伝わりやすく
なりますので、覚えておくと便利です。

休符の長さを知っていることで、複雑なリズムも
すばやく読みとることができます。

下の写真の楽譜は、モーツァルトの「アレグロ 変ロ長調」
からの抜粋です。
2種類の休符があります。

上にあるのが、8分休符(はちぶきゅうふ)
「ウ」と読んでください。
1拍の半分休みます。

下にあるのが、4分休符(しぶきゅうふ)
「ウン」と読んでください。
1拍休みます。

次の写真を見てください。

下にあるのが、全音符(ぜんきゅうふ)
1小節全て休みます。

他によく出てくるのが、2分休符です。

形は全休符とまったく同じですが、位置が違います。
第3線(真ん中の線)の上にのっていて、2拍休みます。

子どもさんには、2分休符を「帽子」
全休符を「お鍋」と覚えてもらっています。

休符のところだけを切り取ると、そんな形に
見えるのです♪

さて、ここまで音の高さ、音符と休符、というアイテムで
楽譜をひも解いてきました。

けれど、楽譜を読むには、まだ他にも大事な要素が
いくつかあるのです。

楽譜を読む時に真っ先に見なければいけないものが
ありますので、次回はそのことについてお伝えします♪



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楽譜を読んでピアノを弾くために~音符で分かるリズム

2016年01月21日 | 楽譜の読み方
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

前回、前々回は、クラシックピアノを弾く時に
大事な、楽譜を読む最初の覚え方について
お伝えしました。

そこで、何の音なのか、という読み方が分かった
ところで、今回はリズムの読みとり方について
お伝えします。

楽譜には、色々な音符が並んでいますね。

音符のことが分かれば、リズムも分かります。

まずは、みなさんよく見たことがある「♪」
これは、2つつなげると写真の一番上のカードの
ようになります。


「タタ」と読んでください。
8分音符(はちぶおんぷ)といいます。

後は下に向かって順に、

「タン」
4分音符(しぶおんぷ)
長さは1拍です。

「タ―アー」
2分音符
2拍のばします。

「タ―アーアー」
付点2分音符
3拍のばします。

「タ―アーアーアー」
全音符(ぜんおんぷ)
4拍のばします。

あと、よく出てくるものに
4分音符に点が付いたものがあります。

「タ―ア」と読んでください。
付点4分音符といいます。
1拍半のばします。

8分音符とセットになっていることが多く、
その場合、

「タ―ァタ」と読みます。

これだけ覚えれば、バッハのメヌエットの
楽譜なども、ほとんど読むことができますよ!

明日は、忘れてはいけない、休符について
お伝えします♪


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楽譜を読んでピアノを弾くために~ドレミの覚え方<大人編>

2016年01月15日 | 楽譜の読み方
こんにちは!

「ともぴあの教室」のともです♪

今回はまず、昨日お伝えしました、
楽譜を読むために子どもさんも大人の方も
最初にすべきことを、もう一度おさらいしましょう。

ドレミファソラシドの順を覚えた後に
「ドミソシ」と、「レファラド」に分け、
覚えるということでした。

今回は、大人の方が楽譜を読むために、その後、
どう覚えていくのかをお伝えします。

まず、五線譜は線と間(せんとかん)というもので
できています。



ここで、最初に覚えたドミソシとレファラドを
つなげてみてください。

「ドミソシレファラド」となりますね。



上の楽譜はドミソシレファラドと読みます。

すべて間の音ですね。

ここで、最初のド(低いド)が、
ヘ音譜表で、下から2番目の間(かん)の音だと
いうことだけ覚えてください。

線の音の場合は、レファラドとドミソシをつなげます。

「レファラドミソシ」

ドは、同じ真ん中のドですので、1つになりました。

これでもう、2オクターブの音を読めるように
なったということですね♪

まずは、この2オクターブの音をしっかり覚えましょう!

そうすれば、今までのことを応用し、もっと高い音も
もっと低い音も読むことができるようになります。

次回は、楽譜を読むためのもう1つの要素、リズム編です♪




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