教友会通信

教友会ホームページの兄弟版。緊急の連絡や報告を掲載します。

セミナー報告(その2)

2009年10月15日 11時22分47秒 | Weblog
② 高齢社会の問題点と課題

(1)公的年金制度の問題ー未払い、未加入、年金制度一元化

(2)労働力人口の減少

(3)現役世代の負担増加

(4)要介護高齢者の増加

   * 自分がそうならないためにまず関心を持つこと

   * そのための対策を持つこと

     ボケ予防には 感動する心、感謝する心、趣味、社会性、目標

       高血圧・肥満の解消、ストレスを持たぬ、禁煙、運動、好奇心

(5)老人医療費の増大

    医者にかかる時は 伝えたいことをメモ、まず挨拶、自覚症状と病歴、

         これからの見通しを聞く、大事なことはメモ、納得出来るまで

(6)家族・家庭の問題(核家族の増加、「家族」とはなにか?

(7)リタイア後の長い老後生活

    人間の生涯時間 70万時間に

           生活時間  30万時間

           労働時間  10万時間

           教育時間   2万時間

           老後時間  10万時間(60-80歳)

 ③ 予想される21世紀の高齢者像

(1)「老人神話」の再検討 誤った高齢者への先入観

    70歳代でも30%が就労、ボランティアも盛ん

    老化は年齢では決まらない

    恋愛や性の問題も大きい

(2)変化している高齢者のライフスタイル

   心身の状態   健康 元気 柔軟 快活

   生活態度    使命感  社会貢献ーボランティア

   生活意識    合理的  近代的  未来志向 (希望・目標・計画)

      以下省略

(3)「第2の現役世代」を目指す高齢者

   総人口減少、老人人口比増大で、果たす役割が重要に

セミナー報告(その1)

2009年10月15日 11時15分02秒 | Weblog
先日のセミナーの報告です。
自分のまとめを時々書き込みたいと思っています。

まず、初日の第一講座は、徳島県の栗尾銭二郎さんと言う人が講師でした。この方は元銀行員で、退職後も6年間を徳銀ビジネスサービスで役員として勤められ、その後「アドバイザー資格」を取られて、現在徳島県のアドバイザー協議会長をしておられます。

「第1講義 生きがい支援アドバイザーとは」では

 〇 中高年(退職教職員)を取り巻く現代社会の理解

 〇 高齢社会におけるアドバイザーの必要性

 〇 現代社会におけるアドバイザーの役割

 〇 現代社会におけるアドバイザーの活動

について、話されました。

その要約は次のようなものです。


〇 中高年(退職教職員)を取り巻く現代社会の理解

1.高齢者の時代における急速な高齢化の進展

 ① わが国における急速な高齢化の進展

(1)「高齢化社会」(人口比7%)と「高齢社会」(人口比14%)の違い

     日本では24年で到達した(アメリカ69年、フランス114年)

(2)高齢化の現状把握と要因

     ▽ 65歳以上の人口比国際比較

          1990年     2030年

      日本     12%      31%

      米国     12%      20%

      フランス   14%      23%

      ドイツ    15%      27%

    ▽ 平均寿命が延びたのは

      * 医学・医療分野の発展で死亡率が低下

      * 医療・健康管理施設の普及と充実

      * 食生活の改善 (介護予防効果)

(3)少子高齢化の今後の見通し

   年少人口(0-14歳) 生産年齢人口(-64歳)老人人口(65-)

   平成27年  11.2%  61.2%  26.9%

   平成37年  10.0%  59.5%  30.5%

   平成47年   9.5%  56.8%  33.7%


(続く、お楽しみ)