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種々

世界の片隅でキラへの愛をこっそりと囁くブログ

種リマスタ27話―さだめの楔

2012-06-28 22:07:31 | SEED DESTINY
正直あまり覚えていないorzので覚書。

アバンが、
キラとフレイ、抜き出し部分が、フレイの最初の爆発シーンとキラのもうやめようだったと思うんですよ、
ここちょっと意外だったかも、戦って辛くて、守れなくて辛くて~の部分でもよかった気がするんだけど、(前半名台詞でしょうに)どちらかといえばキラフレ破局を強調してるイメージに感じたり・・・フレイの理解なり変化は最終回に強調したい部分なのだろうかと思ったりも、
あと、カガリとの会話「戦っても戦争は終わらないよ、きっと」
あとアスキラのシーンがあったと思うんだけど、どのシーンだったか思い出せないorz
なにげに、キラとカガリがアスランを見逃したというところでアスランを庇っているシーンかもしれない・・・
アスラン、頭でキラやカガリのこと色々考えてはいるんだけど、
いざ目の前にするとって部分ありそうだなぁと・・・
意外とこの時のテンションとか、アスランとにかくキラを翻意させたいとかじゃなくて、
トリィを受け取ってほしいが強かったのかな、と。
ラクスとの会話も効いてたんだろうなと、(あの会話で唯一アスランが反応してたところだし)



ヘリオ組の中でもサイとトールは自分のできることを探している感じだな。
サイは自分の持ち場での能力を開花し、トールは直接的にキラの役に立てる方向に。
サイや、キラには適わないしというところで、気持ちを立て直して、
トールは、ずっと引け目には思っていたのだろうな、と。キラの立場。
ただ、自分達がキラを無意識のうちに避けていて、しかもリーダー格だったサイとキラの中が断絶しちゃったから、より接点がなくなってしまっていたんだろうな、と思いつつ、
キラと(そしてフレイとも)直接話をしようとかではなくて、一直線にキラの役に立てる立場という形で埋め合わせようとしたのが無理がでたかな、と。
本当は、ミリィ誘って、ちょっと話さないか、みたいな方向にいって行けていたらとも、今思えば思うなぁ、
トールが生きていたら、キラの無印後の生活ちょっと変わったいたんじゃないかなと思うんだけど。
トールとムウね、キラの事情をある程度把握しつつ(AAのキラの状況を知っていたのも含)気安さあるいは、よい意味での無神経さをもってキラと接せれた同性はこのまさにこの2人だったんじゃないかな、と思ったりも。
って来週の話にorz


ザラ隊側、
特にニコルとの会話はなんというかこの後のね・・・
わりと、ニコルの意見というのは、直接的な血のバレンタイン被害者(遺族)を抜かして、
ザフトの平均値なんだろうな、とは思う。
だから、今回キラがニコルを殺したというのは、
ニコル・アマルフィを殺したというのは、その人柄と同時に、
同胞のために似合わないのに軍にはいったザフト兵(プラント市民)を殺したという演出になってるかもな。
ただ、ニコルがアスランに軍に入った理由を聞いたのは正直違和感あった。
国防委員長夫人が血のバレンタインの犠牲者になってないことを知らないはずないのでは?と・・・


カガリの私室(天蓋付きベットですよ、部屋とカガリの服装の合わなささが)
アバンと合わせて、キラの「戦っても戦争は終わらないよ」が2回目回想。
キラとカガリ合わせて、このあたりは、オーブの理念を受けていく過程かな。
虎さんの言葉もそうですね、キラだけじゃなくて、カガリがバルトフェルドの言葉を聞いたのも大きかったのだと。
このあたり、運命でキララクカガとアスランでわかれた一端もありそうというか・・・

キラは、カガリに「大丈夫、僕はもう大丈夫」と言っていて、
キラなりにオーブでなにか掴んだところありそう。
キラとしては、ヘリオポリス崩壊以降、自分の立ち位置みたいなの全部失った心地だっただろうけれど、
ただ、中立といいながら連合の兵器作っていたという部分、
ある程度内情がわかったということ(完全に理解や納得が伴っているわけではないとしても)
オーブなりに力を求める理由や難しさと、何も知らない子供から、力を持つ者として、オーブを再評価しつつ、
あと、子供の時からの人間関係、
両親とアスランとの変わらぬ関係を確認できたところで、気持ちが落ち着いた部分はあるのかもなぁ、と。

逆にアスランは、キラとカガリという「味方ではないけれど、敵だとも思えない」相手の存在が、
軍と民間人、ナチュラルとコーディネイター、ザフトと連合という単純な住み分けをしていたアスランの価値観を揺るがせ、
かなり迷いのある状況で戦場にでている気がする。

それがキラの圧倒に繋がったかな、アスラン無意識のうちに本気だせてない、今までは意図的に抜いていた部分ありつつ、
さらに迷っているのかも。

ただ思うのは、この時のキラ、殺そうと思えばアスラン以外には確実に殺せた気もするので、
フリーダム搭乗以降戦い方を変えたというよりは、この萌芽はこの時にすでにでてきている気がする。
砂漠編やオーブを経て、殺すか殺されるか、という2極対立だったキラの認識、
戦い方、戦いの目的の持ち方というものの裾野が広がった気がする。


正直アスラン、勝敗決まった戦場に固執したというところで弁解の余地ないというか・・・
ザラ隊この事態の可能性を想像したことなかったのか?というのは正直あるかも・・・
アスランがザラ隊に、キラのこと黙っている理由はあんまないと思うんだけどな、選択肢狭めてるんではと。
キラの方はわかるんですよ、唯一のコーディという中で、それでもキラが疑われないのは、
なんだかんだで顔も知らない同胞よりは友達を選ぶだろうという意識があるんじゃないかな、と。
ヘリオ組以外にアスランのことがAA内に広がらなかったのは、そのあたり察していたからじゃないかなと。
ナタルあたりそれ知っていたら、キラが不振な動きしたらストライク撃つと思うし・・・

ラスト、ストライクの動き変更・
前は凄い冷静に対応しちゃってたというところから、
今度は慌てふためいてという感じになっていたかな・・・・
前回の次がこの展開というのが重いよなぁ、と。

ふざけてるでしょやめてよね!

2012-06-27 23:44:06 | SEED DESTINY
・・・・・(・ω・`)


星空の集い、infoで台詞順位が(あと%もね)公表されているという情報提供をいただきましたので(なぜ自分でチェックしていない・・・)続きのレビューを(別にいいだろうという天の声が)


イベント感想前に、気になるパーセンテージをちょっと。
公表されている20位までのパーセンテージを足すと、100,1%になりまして(計算間違いした可能性有)
キラの台詞は全体の56,5%になるようです。
ちなみに件の「やめてよね」が30,8%ですので、半数以上を軽く占めているわけで・・・
キラ評が割れたのは確かですが、それでも半分以上やめてよね!
今回は、アンチ勢力やふざけていれた層が多かったのも確かですが、
この時点でのキラの状況に心を痛めていたキラファンが純粋に入れた(逆に高順位になれば監督のフォローがあるのではないか)
的にいれたりもしたんですかね・・・インパクトだけはピカ一ですし、特にアンチじゃなくても面白がっていれたのかもですね・・・
ところでキャラ別にみると、バルトフェルドとムウが比率を確立していまして、
唯一会話形式の「アスラン」「カガリだ」をどう置くかにもよりますが、
男性ファンが多い印象・・・今回キララクファンはあまり投票しなかったのかな?とも思ったのですが・・・
さてはて。

以下イベント雑感。

早速監督から「これ名台詞じゃなくて好きな台詞じゃん」という突っ込みがはいりつつ、スタートです。
第十位「キラ・ヤマト。ガンダム行きます」
4話の初発進(本人意思+パイロットスーツ+カタパルト)のシーンがきました。
ガンダムっていってでたのここだけじゃないかというさすがの話題もでつつ、
保志さん直に台詞を読み上げます!
言った後「似てた?」と。(笑)

第9位
「痛い痛い痛い」
保志さん、キラ初シーンより上だったことが釈然としないとか(そりゃそうだ)「こんなシーン」に負けたのかと、
けっこう言いたい放題言っていた気がしました。
そうです、主人公の記念すべき初発進シーンはこれに負けたんです!!←

第8位
「あなたが優しいのは、あなただからでしょう?」
ラクス台詞ここにきました。
ちょっと気になるのは、ラクスファンは今回どこにいれたのか・・・それとも単純にあんま投票してないとか?唯一エントリーで4,9%。・・・ラクス好きでもキララク支持じゃない可能性もありますが(T_T)
今回はキャラやCP層よりはガンダムユーザーが投票してるイメージも。
女性キャラの台詞は豊口さんが読み上げます。ものすごいそれっぽかったです。
「それっぽく言ったね、練習した?」という保志さんに肯定してたと思います、豊口さん。

第7位「僕は・・・僕は・・・殺したくなんてないのにー」
砂漠編ラスト。ここは保志さん「僕は・・・僕は・・・」と来た後、「うわぁぁぁぁぁぁ」と、当初台本で読んでました。
意外とその変更点印象に残っていたんですかね。

第6位「アスラン」「カガリだ」
はじめ画面がでなくて、保志さん=アスラン、豊口さん=カガリ
で読み上げてました。
「アスラン!」「カガリだ!」と2人ともけっこう熱血系。
なんでもカガリが男の子っぽくてアスランが女の子っぽいというイメージだったらしい。
画面でて確認したら「爽やかだね」とちょっと記憶と違っていたっぽい。
豊口さんはアスランとカガリの組み合わせが好きだった模様。
けっこう、アスランとカガリの演技の際はふたきりにしてあげていたとか。
当時は石田さんもそんなにカガリに悪い印象なかった感じなんだよなぁ、進藤さんもアスラン派だし。(石田さんはプロ補正かけてインタビューに答えていた印象もあるにはあるも。ただ、キラとの繋がりが強くなりすぎる的な観点でアスカガにはあまり賛成してなかったのも事実かな当時)
ところで地味に気になったのは、「なんでファーストネームだけだったんだろうね?」と。
わりと、「ザラ」と「アスハ」という知名度的な問題だと認識されきってるっぽいけど、
声優陣の間ではそういった家名的な重みみたいのはそれほど意識されてなかったっぽい・・・キラやミリィにはあまり関係ない部分でもあるけれど・・・アスハはともかく、ザラがプラント屈指の名家でアスランは王子様に等しいVIPってのは同人補正が入っている様相もある気がするが・・・

第五位「不可能を可能にする男かな、俺って」
豊口さんカッコイイと感嘆の声を上げますが「これただの思いつきだと思う」「得するタイプだよねムウって」と監督と保志さんからすげえあっさり突っ込まれます。男性陣からは辛らつな目線。
・・・しかし、ミリィがお気に入りらしい保志さんと監督の嫉妬ではないかと一抹の予感が・・・

第4位「キャラブレーションをとりつつ・・・(略)」
画面に台詞が流れていくなか、字幕にはない台詞がどこからか・・・「やめてくれ・・・」
と、保志さんが呻いています。見事順位に入っている台詞は「読まされる」ことがわかっている保志さん。
ところでこの台詞、最初の一回は一発OKだったけれど、その後、ゲームやら何やらで一回でできたことないようですね・・たしかストフリの時もできなかったって保志さん言ってた気が・・・
さて監督から指示が入ります。「八秒でやれ」
本番ではどうも5秒くらいだったみたいですね。
ちなみに、今回は13秒くらいだったみたいです、噛まなかったけれど、ちょっと言い淀んだ個所とかありました。
お疲れさまでした!
ここ暗いからとか、あの時は若くて体力があったと!(笑)

第3位「気持ちだけでなにが守れるっていうんだ」
想いだけでも力だけでもの前振りですね。カガリも暁付遺言でたどり着く道です。
保志さんいわく。「キラがなにかすると大抵僕が言われる」「キラは感情派」「気持ちで守る」「この時ぐれてる」
けっこう、ちょうど砂漠編のあたりだったからか、ぐれてるという言葉をイベントで何度かいっていた気がする。


第2位「ならどこで終わらせる?」
虎さんきました。 けっこうやっぱり虎さん人気、一番普通に選ばれての一位はこれではないでしょうか。
キラにとってもきっかけになった台詞だと思いますし、
キラの土台になる台詞かもですねーーー


ところで、キラとアスランどっちがいいかというアンケートとるかと監督、
今日は保志さんがメインだから大丈夫みたいな感じですが・・・
もともとは、ムウと虎さんどっち派が多いかという感じからその話に・・・
どうもムウさん派が多かったっぽいですが、監督助言。
「ムウは特定の人いるけれど、(マリューですね)虎さんフリーだよ」
さすが監督シビアな視点。
個人的にはけっこう迷います、この質問・・・・(・ω・`)


さて問題の一位。
なんでも画面が流れ出した段階で会場がざわついたらしい。
「やめてよね・・・本気で喧嘩してサイが僕にかなうはずないだろ」
皆ふざけているでしょう!と保志さん。その通りであることは確実です。
まぁ、ここのキラ好きだって人もいますし、
しかし、この時のキラの方が人間らしかったよねと逆方向にムカつく言説から指示する向きもあるでしょうが。
「おい、保志ィ」とか言われるらしい。
「保志じゃないよ!キラでしょ!!」と嘆く保志さん。
これ、画面流れている時、保志さんなりに「サイだって酷いんだよ、後ろから~」とキラを庇う気配を見せつつ
(豊口さんは最初からひどいと突っ込みモード)
キラの台詞は覚えていても(そりゃあ・・・)どうも、ねじり上げた後、キラがサイを突き飛ばすような動作したことは
忘れていたらしく、そのシーンについては保志さんも結構素で「ひどい」と言っちゃっていました・・・・(^^;)
監督フォローしてくれなかった・・・・


ではでは
























種リマスタ26話―キラ

2012-06-22 05:22:24 | SEED DESTINY
アスキラが公式すぎる件について+.゜ヾ(・ω・*)ノ 全カップル中最も盤石だと思うので、二次は安心してできる反面、語る余地がないレベルだ・・・!


人間関係の決着としてのキラフレと、転機としてのアスキラ、
キラの出生に絡まる両親のやり取りと、それを知らないまでも自分の立ち位置に思いをいたすキラ、
オーブの理念に繋がる考えを、カガリとの会話で示したりと、
本当にてんこ盛りな回だなあ
来週、再来週転機前にしてのマジで前半最終回といった感じだ・・・

実のところ、最初の7,8分見られなかったんですが・・・

ヘリオポリス組の両親との再会。
ここはフレイに対して無神経な流れだったなぁ。と思いつつ。
サイは心情的にはしょうがない部分あるとはいえ、サイの両親はフレイを知らないわけじゃないのにな。
(サイとしてもフレイが復讐の為、コーディネイターに近づいたとは言えないから、どうしようもないか)
ただ、どうして親子そろってこうもオーブ首脳部や地球軍に従順なんだろう?とは思う、
普通掴みかかってもおかしくないと思うけれど・・・

対してフレイ、フレイにも仕事あったんだ・・・たぶん最初は畳み方も誰かに教えて貰ったりしてた気がするけれど。
このあたりはフレイの孤独を表しているなという感じ。

フレイの当初って、もっと破滅願望的なところあったというか、
キラないしザフトに復讐するっていうよりは、もうすこし無理心中にキラを巻き込んだ的な印象もあって・・・
一矢報いて自分も死ぬ、的な。軍に志願するなんて、自分の死ともイコールだし。
だけど、(ある意味目論見道理に「あの子」がキラが守ってくれるから)、薄ら寒くなるようなみじめな孤独が続いているだという感じで、雑用みたいな仕事しかなくて、「日常」がそのまま続いているような・・・。
フレイはキラの部屋に口紅忘れて言ったけれど、バレルロールの時に散らばったんだろうけれど、そんな潤沢に化粧品もてる状態の中で、ないことに気付いていなかったのなら、彼女のライフワークであったはずの身だしなみすら身が入らなくなっていたというか、今まで積み上げてきたものが零れ落ちるような状態で日常が崩れながら、
事務次官の娘とか、学園のアイドルと言われるほどの美貌とか、そういった肩書き表面的なものじゃない、
その唯一の代わりのように、キラと寄りそって一緒にいること自体は、けして居心地が悪いものじゃなかったんじゃないかな、と。ただ、キラはキラでなんだかんだでカガリなり役割なり居場所あるし、
孤独としか言いようのない状態での、キラのおかえり。
時分には帰る家がないと思い知らされた直後のことで、
私の居場所はここにあると、私の居場所はこんなところじゃない、がせめぎあった感じなんだろうか。
多分、聞いた瞬間凄い嬉しかったんじゃないかな、とか。
キラが優しいのは、自分が好きだからとか罪悪感からとかそういうのもあるけれど、
ただキラがそういう人だからってのが大きいからじゃないかな、とか。
もっと「フレイに対して」優しくする理由がある(フレイが好きでも罪悪感でも)だったのなら、素知らぬ顔でそれを受ければいいけれど。
キラ・ヤマトというのはどういう人なのか。
フレイの「可哀想なキラ」「ひとりぼっちのキラ」「戦って辛くて」「守れなくて辛くて」「すぐ泣いて」
フレイは、キラと嫌々一緒にいるうちに、少しずつそういったことを理解していったんじゃないんだな、と思う。
「最初からわかっていた」という感じがするんだ。ただ「その意味が」フレイの中で大きくなっていった、あるいは変わっていった。守れなくて辛くて泣いている。かつて守ってくれなったことをなじった自分。

「そういう人だから」近づいて、一緒にいた。(砂漠に落ちて以降だけど)
ただ、「そういう人だから」「だから」「私と一緒にいてくれる」
私でなくてもそうするだろう。
私のせいで、キラはこんなところにいるのだろう。
貴方のせいで、私はこんなことになっているのよ。
ナチュラルとコーディネイター、男と女、嘘をついた男とつかれた女、
どんな観点であれ、「私たちは」「全く別の存在」のはずだった。
なんであんたなんかに同情されなきゃいけないの。
ありがとう、と。ごめんなさい、の裏返しかもしれない。
同じなわけがないという強がりかもしれない。
そんなフレイをキラは愛しくも大切にも思ったけれど、
でもこのまま続けてちゃいけないというのも事実。
距離を置きたかったのか、もっと優しく近づきあい為の、やり直し希望だったのか、
キラ自身にもわからないんじゃないかな、とも思うけれど。
こう言ってくれる(わかってくれる)フレイが欲しい一緒にいて欲しいという感想ではなかったののは、事実な気もするけれど。
このあたりの、対フレイのキラの感情はわからないな・・・
女性として恋に近い感情があったのか、それともやっぱり妹的な庇護対象だったのか。

ここでちょっと思ったのが、
私の想いは貴方を守るわ
私の力も共に
ものすごい微妙なところかもしれないけれど、キラもラクスも、パートナーとして望むのは、自分を理解してくれる相手、守ってくれるではなく、共に行ける相手だったのかな、とも思った。
どちらかといえば、「想い」と「力」の違いが気になっていたけれど。






カガリとの会話「カガリは戦いたいの?」「戦っても戦争は終わらないよ、きっと」
フリーダム搭乗以降明確になる「キラの戦争への立ち位置」はここから始まっている気がする。
SEEDの子供達は、戦争への恨み(家族を失った嘆き)から始まっている子と(アスランやシンやフレイ)
戦わないことへのコンプレックスから始まっている子というイメージで、
後者が前者にどうしても引きずられがちだけど、
そういった人間らしい(目先の)共感と自他の立場や想いの違うをどう分けるかはテーマ的かな、と。
他国と~ってのは、その辺の思想は、ひとつの立場の答えだし、
どこで終わらせるという、必ずしもクライン派じゃなくても、現状の行く先に思うところのある立場の人間にとって、
ひとつの可能性としての価値はあったのかな、と。
オーブの姫のカガリよりも、オーブの理念に近い所にキラはいる感じかな、
キラなりにオーブという国を見定めようとしてるイメージ、キラとしてはもっとオーブを恨んでもいい立場だけど・・・
キラはすでに「力有るものとして」自分を見ている感じ、
MSに乗れたって、戦争ができるわけじゃない、
できるだけの力があるなら、できることをしろ
着地点は見えてきていない、今は言われたことをやることしかできない。「できるから」


ムウさんにはわりと素直に心情を言ってるのが印象的。
フレイを気遣ってというのに上乗せされてる程度だろうけれど、両親に今は会いたくないというのも事実。
だけどもしかしたら、こんな風に軍に協力してる自分を見せたくないというのもどっかあったのかもなとも。
ムウは必要以上にキラ側の心情にコミットしないとわかっているからとい感じがする。
SEEDの中では一番同僚的な2人な気もする。
役割優先、相手側の事情に必要以上に感情移入しない。信頼は信頼だけど、
元々この2人、基本的に男の心配はしない(気遣いくらいはするけれど)というところで似てる気がする。


そしてアスキラ。力のいれようでは一番だったな。

キラに気付いたら仲間に目配せするとかそういうのもなく、躊躇いなく歩きだすアスラン。
距離的にはコペルニクスの時より近いんじゃないかな。
「君の?」
差し出す動作は同じ。
「これは君のものだ」というアスランからのメッセージな気がする。
こうなった以上過去は清算しようと言うつもりはない。
差し出すアスラン、受け取るキラ。
キラの表情は、あの時の同じ「泣きだしそう」
ただ、アスランの表情だけが違って、そこが印象的だった。
アスランが多分一番変わったんだろう、立場も想いも(これはキラに対する心情じゃなくて、戦争なんて起こる筈がないというあの時のアスランの想い)
僕が君にあげたもの。
「大切な友達にもらった大切なものなんだ」

ただどうしようもないものを抱えている感じだな。
互いの姿を間近で見た故に、相手を翻意させようと思えない(アスランも、キラがいない時には、キラは利用されてるんだあいつが地球軍にいることがおかしいんだ、と強弁していたけれど)
相手を知るには、相手を直に見ることと、考えること。
フレイとアスランは、キラという人間を目の当たりにして、自分とは違う、自分の想い通りにならない、
なぜ一緒にいられないのだろう。でも一緒にいればそれで幸せなのか?
そんな境界線にいた感じなする・・・

気を取り直して続き

2012-06-19 23:02:04 | SEED DESTINY
というわけで、続き(どういうわけだ)

続きは、劇的!ビフォー!アフター!!(※こんな言い方はしていません)

従来の絵と、リマスター配信の絵を並べて配信、
保志さんと豊口さんに見せている感じに・・・まったく見てないってことはないんでしょうが。

まずは4話。の、拾ってきた救命艇からフレイがでてきてキラと再会するところ。
「あぁ、貴方。サイの友達の」
という台詞はこの時の2人の全てをあらわしているなぁ、キラアピールらしいアピールはしていなかったんだなと思いつつ、
フレイはサイの人間関係見てたんだな、という感じもする。
お二人は、可愛い可愛いといわれながら見ていたかな、
背景のストライクとキラフレの位置も違うので、ただキャラを新しくしているだけではないと。
(ただ、作画の人が違うことをリマスターで綺麗というのも厳密にいえば違う気が・・・)
どうもリマスターではキラだけ安定してないっていうか、他のキャラに比べて変わり幅が大きいっぽい?

監督としては、やはり絵コンテと違う芝居になっているのが気になるらしいな「違うじゃん芝居が!」という感じらしい、
演出、作画監督を経て変わっていくし、タイトなスケジュールだからチェックや調整も完璧にはできない的な話だったかな。

ついで、ラクスとフレイが対面するところ。
内容的にはシビアなところだけれども、あくまでラクスとフレイの可愛さを愛でる会みたいになっていた。
フレイ可愛いラクス可愛いと続けてキラも可愛いと。
保志さん的には、フレイとラクスとキラの可愛さは等価で並んでいるんではないだろうか・・・・

ちょっと飛んで、海にでてからの、フレイ胸たゆんシーン(おい)
ここのシーンみて思うのは、フレイ、キラに対して本気だよな、と思う。
恋愛感情でキラが好きって感じでもないけれど、信頼はあるんではないかな、とか。
ここは直すつもりはなかったけれど、キラの肩越しにカガリを見るフレイが、来週カガリを殺しそうで怖かったから、ということらしい。(だったら胸を直す必要もない気がするが・・・セクシーさが全然違うと声があがっていた気がする)
キラ的にも、うしろでこんな顔してるとは思わないと。修正後は、直前のセクシー攻撃(?)とは裏腹に、
すごい子供っぽい表情でカガリを牽制してる印象(カガリは見てないだろうけれど)
このあたり、デスティニー貰った時のシンと通じるところもある気がする。
力という拠り所。フレイの場合、相手が生身の人間だったから、(それもおそらくフレイの出会ってきた中で一番優しいんじゃないかって思えるような)より心情的に複雑になっちゃったのかもだけど。

どうも、フレイの修正率が高いのは、それだけ当時の作画の仕事に不満があったらしい。
なぜかフレイを怖く書いちゃうんだよね、と。
確かに、当時はカガリやラクスよりフレイのが「大人」だと思ってた気がするな、私。
今じゃ、完全印象逆だ。 フレイは「いい子」ってのがベースにある気がする。

そして海来たからないと思ってた(ちっ)おだやかな日に、のアスランとラクス。
ラクスは唇だしたのに、アスランはわざわざ回って頬にキスした、
これでいっていたら今後の今回も変わっていたかもしれませんね、と保志さんも言っていたりして、
あくまで客観的に見てるのか、余裕の表れ(?)なのか・・・
今回、ラクスとフレイよくでてくるけれど、あまりキラとの関係絡めてコメントはほとんどしていなかった気がするな。
別にいいよ直さなくて(ぎりぎり)と思いつつ、
本編よりもアスランの朴念仁ぶりが増してるのは事実な気がする、
アスランは、「私あの方~」等々込みで、具体的ななにかはわからずとも、なにかしらの不協和音を感じてたイメージだったんだけど、リマスタ版はその気配ゼロ。
このあたりでは、キラとアスランに、ラクス的な好意の差はあまりないらしい部分みたいだけれども、
キラが転がり込んでくる(マルキオさんが連れてくるんだけど)とは夢にも思ってない頃だろうし、
まだアスランだけを試している印象かな、ドア閉まったあとのアスランも大変そうですわねが微妙に冷めてる感じもしないけれど・・・

あとそのままEDに行った気がする声優陣2人、EDが怖かったと。いなくなってるかもしれないから。
とけっこうシビアな現実。
保志さんも主役だからといって油断するなって監督に当時脅されて涙目になってたとか聞いたことがある気が・・・
どういうきっかけかどうかキラ派かアスラン派みたいな話になっていたな、
スタッフはアスラン派が多かったと。保志さん豊口さんもそうだったと言及。
豊口さん的には、キラは最後にかっこうよくなったと。
・・・豊口さんにせよ田中さんにせよ進藤さんにせよ、空気呼んだとかキラがアンチほいほいキャラに運命でさらに加速がかかったとかなんだかんだでキラサイドのキャラだからか、
わりと無印後半以降のキラの方がまだ心象よさげなイメージもあるのは事実なんだけど・・・
しかしやっぱSEED声優陣でキラ好きって人は思い浮かばない気が・・・・

続いて、Q&A
まずはキラ大好きさん(すみません略になってます)
一番印象の残っているイベントはなんですか?との質問に。
代々木のイベントと答えてらっしゃいました。
なんでもリハーサルまでちゃんとやったらしく、監督いわく本番の叫びは凄かった。
・・・事情でDVD化されないらしい・・・
保志さんいわく、TMRの歌がそのままで感激したらしい、そのままじゃん、と(笑)

ついで、バスターガンダムさん(うろ覚え)
ミリアリアがお好きということで、なにか印象に残っていることありますか。
ここで監督が、あの発進はよかったけれど、自分で考えたの?と。
かなり気に入っていたらしい。
豊口さんもしっかりは覚えていないようでしたが、
「軍人じゃなくて学生さんだから」みたいな話はあったっぽいですが。。。
それが監督かどうかわからないっぽい・・・
保志さんは、キラ的にも、相手が友達だってことでほっとするところあったらしい。
豊口さんはやはり、ディアッカとのシーンを印象的だとあげてましたね~
酸欠になって演じられたらしい。
監督もあれペーパーナイフなんだけどね、とそうは見えない凄味に言及かな。
保志さん的には、ディアッカにミリィを取られたことがちょっと納得できなかったらしく・・・・(当時のインタビュでも言っていた気がする)保志さんは、ミリィが普通だから好きということで、
保志さん的には、当時からブレなく、ミリィやカガリが好きなのかな・・・
保志さんがあげるキラの名シーンは大抵ラクスとのシーンだけれども、キラの恋ないし幸せを応援しつつ、
保志さん自身はラクスファンというわけではなさそうな感じもしてるけど・・
キラも平時ならそういう感じなのかな、と思っていた部分あったのですが、
なんでもキラが惚れないように、ミリィのデザイン発注は可愛くないようにお願いした、というくらい、
キラは面食いらしい、(フレイにラクスだもんな・・・戦争なければ婚約者の友達で終わっていたことは確実だけど)
キラ的タイプにラクスってどストライクだったのだろうか・・・
当然、可愛いじゃん、と声優陣からはブーイング、
監督的に、トールの彼女がミリィなことは謎らしい、
トールが彼氏なのもキラが(以下略)

ところで豊口さんはフレイのオーディション受けたらしい、田中さんも。
声優女性陣にはフレイ人気だったみたいですね
(けっこう、フレイにせよ、ちょっと違うがアズラエルやユウナとか、作外から嫌われ役?と想われがちなキャラの方が人気ある気がする声優陣)
ちょっとした豆情報としては、ラクスはオーデションやっていないらしい・・・
保志さんはアスランを受けたと、
保志さん演じるアスラン風「キラ」が聞けました(笑)

続いて名台詞だかど、今日は眠いのでここまでで!!






星空の集い

2012-06-18 21:16:35 | SEED DESTINY
を、視聴していました土曜夜。ところどころ止まったり、やむを得ない事情で数分席を外したりしていましたが・・・
以下色々覚書~~^
これけっこう本気でチケット取りにいったんだけど、あっさり完敗だったorz

さてはて、・・・・もうほとんど覚えてないやorz
行きたかったなーー

会場に(多分)再会の約束のBGMが流れ出してスタート、
最初登場されたのは、豊口さん、失礼ながら顔を存じ上げてなかったので、スタッフの方?と最初思ったんですが(だってコスしてきてくれるなんでサービスしてくれると思っていなかったんだもん)
ピンクの連合制服で、髪もしっかりハネさせた豊口さんが!
けっこう、ラジオやっていたからということでの司会だったんですね、
ついで保志さん登場、けっこうお客さんの間通って入場される様子を写してましたねー
私てっきり劇場みたいな客席だと思ったいましたが、テーブルにつかれていて、ディナーショーみたいな様相だったんですね。
ステージの真正面はカメラしかなくて、左右にお客さんいらっしゃったのか・・・いいなぁ・・・
あと、すみません、監督はいつの間にか保志さんの隣にいたという印象でした(お前・・・)

青い飲み物(らしい)をトリィのドリンクだという保志さんが可愛かった!
あれはキラ・ヤマトのブルーバードとかいうのだったのかな??(うろ覚え)いーな―
青い鳥ですか。
それで皆で乾杯してました~私もモニターの前でオレンジジュースでやりました。←
かんぱっぴ~という掛け声とともに。
けっこう豊口さんに促されて、180°ぱっぴ~やられていましたね、保志さん。
監督にこれこれこういうときにも使えるのか?と聞かれて、統一して使えるように的なことおっしゃってらしたかな・・・
うわほんとにうろ覚えだ。(これからさらに記憶は壊滅的に)
しかし、監督、俺忙しいんだオーラ満載(笑)「来週配信のやつまだ終わってないんだ」と。

けっこう、当時とは声が変わるって声優さんもそうなんですね。
キラはぐれてても可愛いみたいですが(笑)←しかしどうゆう文脈でかはうろ覚え。
監督のお仕事の話、豊口さんが振っていたかな、絵コンテが一番時間がかかるとか、ちなみに仕事の中では保志さんにダメだしも入ってるとか監督言っていたな、
さすがに監督はリマスタ絡みで、当時と今の違いなんかをちょくちょく語っていらした印象。
SEEDの時は、デジタルになりはじめで今より解析度が荒いとか効果を強くしないと見れないとか、線あらくてもよかったとか、
化粧するぐらいじゃダメだね~みたいな話題もでてた気が・・・・
監督はずべての工程にかかわるから大変ですね~的な声優陣2人。

最初の企画は、SEED放送前のインタビュー記事、保志さんので、
本人が読み上げることに。これはもともと豊口さんが読み上げる予定だったものを、
保志さんが自分で読むという流れにもってく豊口さん。
監督、そのインタビュー受けている時、一緒にいたみたいですね(保志さん覚えてなさげだったけれど)
監督にいわせるといっぱいいっぱいだったみたいですが、まだどんなキャラかもわかっていなかったと・・・
声優さんって、事前にどのくらいキャラの説明受けてんのかな・・・

あとどういう経緯か忘れたけれど、自分のツイッター見てると台本の話になったみたいで←お前なんの為にこのエントリー書いてるんだ?
2人が監督とりだすところの台本ぺらぺら見返して、台詞を読みます
「こんなところまで追いかけてきやがって」(※うろ覚え)
を読み上げた豊口さん、誰の台詞かというと「元彼!」なかなかパンチあります、ミリィ様。
保志さんも「エールでいいのかよ!?」(※うろ覚え)とマードックさんの台詞を読み上げたり。
と、自分のキャラの台詞は言わないお二人。
ところで保志さん、台本はどうしたかといえば、「とってあると思います」
印象深かったのは、けっこう台本以降台詞が変わることがあるみたいですね。
21話砂塵の果て、最後の「僕は殺したくないのに」は当初予定では「うわぁぁぁぁぁ」とキラの嗚咽になっていた模様。
どうも34話(まなざきの先っすか)も台詞変更があった模様。
保志さんも好きな話数としてあげ、最近監督からもキララク的分岐話であることにお墨付きがついた話ですので、
どこだかけっこう気になるかも・・・
ところで今スタッフさん達の台本でアイパットなんですね!これはちょっとびっくりした。
ただ、声優さん達はやっぱ紙じゃないとな感じでしたねーめくれなかったら困る的な。

以下、劇的ビフォーアフター!!
モニター分けて、元とリマスターの対比比較~
監督いわく、やっぱ「絵コンテと芝居が違う!」ことが気になっているらしい・・・
これはインタビューでも言ってらしたかな。
演出と作画監督の段階でまたかわっていくと、タイトなスケジュールでやっているから、サッカー(ってなんだ)が入ってないとか、当時は今よりアバウトだったとか。
時間的にタイトだったのが運命で(これは言われてるな散々・・・)
慣れてなかったのが無印。ガンダムやお約束が多いらしい。
重田さんと今ああゆうの作ってなかったねーと反省してるらしい。(ツイッタメモより)

豊口さんはリマスターについては知らなかったみたい、
なにかのスタジオで、なんかSEEDがかかってて、あれって思ったとか(うろ覚え)
びっくりしたのが保志さんで、平井さんに聞いたと。
それが色々気合いれて準備してたのに、特に関係なかった的な(笑)
そっかぁ、平井さんなんだ、平井さんは仕事山のようにありそうだしな・・・・
これは音源は元のまま見たいですが、貴方を見つけて~のあたりの移植ぜひともぜひとも


すみません、ここ以降書いたのが全部消えたのでorz

心が折れたのでここまでで。一時間分以上の労力が(大泣)

それを知っているから

2012-06-13 21:48:51 | SEED DESTINY
感想以外の記事久しぶりだー感想もいつまで続くかなぁ、と思いながら・・・なんだろ、四話がみょうに衝撃的だったんですよ、サイレント・ラン。

ちと昨日のリーガル・ハイに若干触発されて、今日つらつらと考えていたこと、なんですが、
車に乗ってるときがいろいろ考えれるなと思う、疾走感があるからかな、
パソの前だとなんだか考えたこと思い出せない・・・orz いやこれは今回についてってわけじゃないけど。

戦わなきゃならない時がある、という台詞、
アスランだったら、俺達にだってわかっているさ、戦ってでも守らなきゃいけないものがあることぐらい
シンだったら、戦うべきときには、戦わないと。
実のところだいぶ文脈の違う台詞かもですが、
キラの「だから僕はあなたを撃たなきゃならないんだ、それを知っているから」

このシーンは、シリーズで二番目に好きかもです・・・でも上手く消化できていないのも事実なんだけど、
この台詞はキラの台詞でベスト3に入るくらい好きというか、印象深いというか、
撃たなきゃならない、その強さにですかね、凄みっていうか、
私が一方的に思い入れているだけかもですが。
なにがそこまで言わせるのだろう、と。
それを知っている。わかっていけること、変わっていけること。
だから、撃たなくちゃならない。
わかっていけること、変わっていけること、その可能性。
可能性を知っている、と言いきってしまえるところ、
撃たなくちゃならないとまで言うほど、その「知」に捧げられるのか、それを知っているから。

知っているのは僕達。戦うのは僕。
だけど一人(=自分だけ)じゃなかった。撃ったのはレイ、迎えに来た(※個人的解釈)アスラン。
ナチュラルだコーディネイターだ、友達だ、仲間だ。
ここにきて、「僕」と「貴方」と個人対個人に収束し、
その次の瞬間からキラ側と議長側に合わせて、交わり、2つに分かれいった道を、一人ではなく片方は残り片方は歩いて行く。

・・・だめだやっぱまとまんないorz

種リマスタ25話―果てなき輪舞

2012-06-09 17:36:06 | SEED DESTINY
今回は途中でパソが止まりましてorz 中5分強抜けているので、
どうもちゃんと見た気がしない・・・二週間ぶりのリマスターです、以外と重要な回で見れない・・・orz
いや、明日の「キラ」中盤クライマックスかと!(予告で新規キラ確定だし!)

○OP変更、
AA集合絵にトールがいた。OP変更合わせは無神経と思ったのか・・・トールはAAクルーなんだし、カガリがトールの代わりになったわけでもないから、最後までこれでもいいんじゃないかなとも思う・・・
このトールオーブ(両親の近く)停泊中に最後の誕生日迎えていたってのは年表見てうっと思ったところのひとつだな・・・
○キララクの場面変更
っても新規とかじゃなくて、演出がもとに戻ってた。今まで(所謂裸ダイブ)のところ、リマスタ仕様で全身の影が強かったのが、もとに戻った感じ。キララクベールを脱ぐのクールって演出かな?なんだか近づいてた気もするけど、これは私の気のせいだな・・・
○フリーダムとジャスティス新規
多分。
当時は、フリーダムとジャスティスが同方向に撃ってるってことで、共闘!?に沸いてた記憶が・・・
ちなみにムウさん乗ってるストライクが、全乗せストライクになってたみたいだけど気づかなかった。
あと、これは当初のOPから私が気づいていなかっただけなんだけど、
幼い愛は崩れてく♪のところのフレイ、
背中向けたキラの目線に初めて気づいたorz さすがにフレイに気を取られていたのかな、
臥せ気味のキラの瞳があること気づいてなくて・・・キラの顔は描かれてないと思い込んでいたんだよなダメすぎるorz

キラと3ヒロインとのところは花が舞ってますよねー
ラクスはピンクでフレイは蒼でカガリはえっと・・・(マテ)

さて本編・・・といっても総集編、総集編。
キラの写真を二枚モニターに映しっぱなしで作業する主任が素晴らしいです。
しかし、子供との会話のシーンが(当時から思っていたけれど)モードを切り替えてるっていうか、むしろプライベートの優しい声の方がやや演技っぽさを感じない・・・でも・・・
前述のとおり、とまっちゃったところでもあるから感じたことは、

○キラの優秀さの強調(いやまあパイロットとしてだけど)
わりとなぜ同じコーディネイターの、しかも相手は訓練された軍事相手に同等以上にやってこれたのか、というのは、
キラはコーディネイターの中でも優秀だから、というのを入れてる感じ、
カガリとの関係も合わせて、ここでキラの能力(まだ出自ってほどではないけれど)について伏線的になっている。
次回のなんで僕をコーディネイターにしたの、を入れていくことで、後々の最高のコーディネイターってのがより重いっていうか・・
両親の心情思って聞きたくないどころか、答えは得られない(=キラをコーディネイトした両親じゃない)といういう事実、もはやコーディネイターですらなく、同胞の元に帰れれば、という希望すらなくなってしまう(最終的には、ラクスの肯定を経て、ただの人間だ、に着地するんだろうけれど)
・・・盛大に話がそれた気がするな。

SEEDって設定も匂わされたけれど、それもわりと宙吊りだったぁ、まぁ火事場の馬鹿力でよさそうな感じみたいだけど。

○AA首脳部ばっさり。
AAがここまでやってこれたのは(偶然と)キラのおかげとばっさり言ってたような・・・(スカイグラスパーの貢献には言及してたけど)
わりと、マリューさんとムウさんとナタルさんの三者三様の在り方は大きかったと思うんだけどなー
あとなんとなく気になったのは、ムウさんもちっとナタルさん気遣ってもよかった気もするんだけど・・・
派閥ができてなかったのは面白いかもだけど、みょうに人間関係固定されちゃってた印象、
キラとフレイの引きこもりっぷりは、その最たるものの気もするけど・・・(日数的にはそんなにでもないかな)
ムウさんの方が階級は上だっけ。
このあたりは、いまいち艦長っぽくなりきれない(←悪口じゃないし、実際彼女は技術士官だったみたいで未経験だけど)マリューさんに全面的に肩入れすることで、艦長の威信を補助しようって決めてたのか(階級一番高いからってマリューに艦長やるよう言ったのムウさんという手前もあり)それともけっこう個人的アプローチな側面もあったのだろうか・・・


○ナチュラルに協力するコーディネイターの示唆
個人的にはこのあたりつっこんで欲しかったなーーー

まあ内容にはあまり触れずに。

最後のキラの徹底的調査、削除してくれてよかったと思いつつ、やるならちょっと私も参k・・・(ごほごほ)



あとは、キラ・ヤマト少尉到着~
キラ、一言くらい抗議したりとかはしてないんだろうな・・・
このあたりの「他国の軍人に銃を突き付けれられた状態から軍の志願までもってかれた自国の子供に技術協力」ってのは正直よくわからん・・・
しかし今回は平井さん!なんといっても平井さん!!キラが超可愛い!!!
なんだかキラもオーブにはいろいろ言いたいんだろうけれど、
なまじエリカとカガリが目の前で揉めてるし、カガリには恩があるし、エリカは大人の女性だし(キラは大人相手に抗議や交渉できない子じゃないけれど、自分の負担だけなら大抵黙って飲みそうだ)どっちが正しいのか決めかねてるっていうか・・あんま自国の問題として引き受けてる感じでもないかな。
まぁ、平井さんなのでそれはもうキラが可愛(略)
声をださずに驚いているキラは場の雰囲気をよんでいる・・
というか、自分は交換条件に駆り出された地球軍の少尉ってのをわかっている風でもありつつ(ちと泣)
でもやっぱ可愛(略)

ちょっと時間切れなのでこの辺で!(たぶん追記無)

種リマスタ23話―2人だけの戦争

2012-06-06 21:31:43 | SEED DESTINY
遅くなりました~(誰も待ってないから)
ところで先週は見られなかったので(社員旅行だったんです)
先々週の2人だけの戦争なんですが、
・・・ここの語りはアスカガ好きの人に任せればいっかという感じでスル―しようかなーとも思いつつ、
正直そんなに思い入れもない上に、記憶がそうとうあやしいので、ちょびっと・・・

アスランが誰だお前的に格好良かった・・・ですが、個人的にアスランはヘタレ派なので(をい)
個人的な印象では、なんというかほぼ初めて(は大袈裟だけど)軍人・アスラン・ザラを見たといった印象でもあり。
なんだろう、確かに戦闘中ではないし、くつろいでもいるけれど、
そもそものモードが違う、軍人としての側面がでてる印象で、
アスランとかシンとかは、一人称を僕から俺に変える程度に、ザフト入ってからは、薄く被るくらいの人格を乗せてる(本当に薄くだけど)印象もあって、
その面が一貫してでてたかな、と。
アスランが、キラ達にも見せない素を見せたって言うと、いやそんなことはないだろうと思うし、
かといって、気を抜いてるのも事実だし、どのあたりにあるのかなぁ、と思ったのですが・・
個人的にはそんな感じ。

ところで、おりしも現在ザフトフェアをやっていますが(物販コーナーにキララクグラスだけ買いに行きます。メニューみるとアスキラっぽいのが楽しいけど)
このあたりのザラ隊の面々をどの程度見ればいいのかはかりかねる・・・
なんだかんだで信頼してるからって意見もみたんで・・・
個人的にはザラ隊の意識みたいなのはしゃれになってないよ、とあまりいい印象なんですけど・・
楽しいっていえば楽しいんですが、真面目にみるとね。

このあたりどうなんだろう、必要な休みもとらずにカガリ捜索してたキラとの対比になっているんでしょうか
キラが明らかに、現状歪になっている人間関係の中から、自分に優しくしてくれた、的な部分にモチベーションをかき集めている印象もあり、
ラクスだったりフレイだったり、そして今回のカガリ。
このあたりの姿勢はけっこう一貫してるのかな、あくまで個人としての心情として、個人を想っている印象なんですが、

今回のアスカガ2人の対決。
2人とも、確かに自分の心情を言ってもいるけれど、
「誰か」「みんな」の漠然とした対象、「自分達」の意見を代弁しなきゃいけない、
2人だけの戦争といいながら、「誰か」「仲間」「同胞」
ここで言い負かされるのは自分だけの問題じゃない、と、
相手を責める言葉を必死に集めている感じかなー
いや、アスランはとくに意地にならなくても、カガリみたいな「負い目」はないわけだから、
余裕あるけど。
代理戦争でもあり、そしてやはり2人だけの戦争でもあるから、アスランはやめよう、とそしてカガリは銃を放り出すことで、
そのぶつかりは保留にしたイメージだ。
結局、アスランは、カガリを「敵」とは見做していなかったんだと思う。
それは心を許したからとか惹かれたからじゃなくて、
ナチュラルの女の子ってことで、ある意味見くびっていたから。
カガリも、個人としての圧倒的な戦力差はわかっていただろうし、
その非対称性こそが、あの状況を生んだかな、と。
非対称性といえば、カガリも(見当外れの方向ではあるけれど)頑張ってはいたけれど、
自分(達の)方が、分が悪い(血のバレンタインや、オーブのG建造)けれど、
その咎をどこまで広げればいいのか、というところで、ふんばらなきゃいけないという使命感があって。
オーブが悪いっていうのはわかっている、
お前達が攻めてくるから!ってのが擬態なのか、ここで初めて気付いたのかはわからないけれど、
オーブの咎を口にするのは、ヘリオポリスの面々ではなくて、アスハの娘であるカガリこそ、
父のしたことだから、という意識があるからかな、と。ヘリオポリス組(キラやシンも含めて)
オーブの間違いを背負おうって意識はないだろうし(キラはオーブの理念の賛同者として無印後半から運命まで意識変えた印象でもあるけど)
正直、地球を人達、を引き合いにだすカガリに違和感があったのも事実だし、
逆に、地球をめちゃめちゃ、というのが、Nジャマーで億単位で罪もないナチュラルが餓死凍死に追い込まれている、という実情を反映してるなら、あそこまで冷静なアスランにカガリが道理の通らないことを感情的に突っかかっている、という印象にはならないと思うんだけど・・・
アスランはアスランで、カガリへの姿勢「俺がお前を殺す」は格好いいは格好いいんだけど、
それを現状キラ相手に実行できていない(これは必ずしもキラを殺せていないことでなく、上へもっと交渉したり仲間に相談したりといった現状への打開行動ができておらず、いずれキラがこちらに来てくれる、という希望的楽観に律した状況の先送りをしているだけ)ことへの自覚がなさそうなことへの違和感もあるんだよなー。自覚さえあれば、あの局面でニコルを死なせることもなかったと思うんだけど、オーブでのキラとの再会とキラの言葉で、ここである意味せっかく軍人アスラン・ザラに立ち戻ったのに、
キラのお兄ちゃん分、みたいに引き戻されちゃった感じもする。無印時点では、キラもラクスもアスランの成熟度みたいなのを過大評価していた気もするし・・・

ただ、この時点でアスラン・・・というかザフトは格好よかったよなぁあ、と思う・・・
けっきょく、ベースないし、守るべき最低ラインが「プラントを守る」べきだったんだと思う、ザフトは。
そこが最大の魅力だったはずなんだよな、と。
運命で、象徴的に真実とか正義とか、連合が酷いとかあげくのはてに運命プランとか言いだしちゃったのが
ブレまくりになっちゃった気がする・・・あまりキラが悪目立ちしたからーとか、キラ贔屓で出番多かったからとかが、
ザフト勢よりキラが人気圧した理由じゃなくて、
もはやプラントを守るが方便にすらなっておらず、
しかもすべての責任が、議長に騙されたとか、ラクスが導いてくれなかったからとか、キラやオーブが邪魔をしたからとか、
「人のせい」ばかりにして、ザフト自体が可哀想な子供達みたいな扱われ方してるのがどうかと・・(これは作品本編よりは、アニメ誌や周辺の声、関連媒体とかの扱い方にあると思うけど)
「俺たちはプラントを守るために戦っている」という姿勢が薄れちゃったのが、個人的に違和感。
アスランがむしろ「悩まない」(キラの友達がいるんだというという叫びや、少女の涙ながらの訴えを、切って捨てるのが、アスラン・ザラのキャラじゃなかったのかと思ってりも・・・自分の足場揺らいだ途端ウダウダ悩みやがってというのは感じたりも・・・)

・・・ではでは(書き逃げ)

種リマスタ22話―運命の出会い

2012-05-24 23:58:19 | SEED DESTINY
destiny まで見た今からだとこのタイトルがこう、あの・・・えっと(おい)
パソコンが調子悪いので(調子が悪いというか多分もうダメなんだと思う・・・)手短に。

撃たれて緊迫してるアスランが可愛かったなー(ほのぼの)←お前・・・すみません、実際はそこまで不謹慎に和んでないです。

両サイドの人間関係がちょっと動いた感じかな、
動いたっていうか・・・
ザラ隊は久しぶりに4人揃った感じですかね、
前回の時、クライン邸から戻った時のアスランと、ニコルと合流した時のアスランのテンションの差がちょっと違和感あったんだけど、
この人はやっぱ動いていたい人なんだろうなとも、見通しはなくても。
意外とキラやシンよりアスランの方が考えるよりも動いてみる人な気もしてる。

ディアッカ、すでにイザークのお目付け役。何年か前のカレンダーのイラスト、アスランとイザークが反目してて、
ニコルがアスランをディアッカがイザークを気にしている、という図式に近いのかな、
あれはかなりの部分パラレル入っていると思うし、あそこまでくっきり役割分かれていない・・・というか、
ニコルとディアッカも実のところ実感持って現状に危機感持ってたわけじゃないとも思うけど。
アスラン任命は、パトリック絡みで息子のアスランに八つ当たりしてんのかなとも思うんだけど
(まだキラのことには気付いてない気がするんですよね)
実力的にもアスランしかいないってのも事実かな、と。なんだかんだでエースはアスランって意識は全員にあったと思うし。

アスラン側のトラブルと、カガリの動きは、全部、2人の出会いの前振り的に起こっている感じですかね。



キラ側。
キラ、ミリアリアとまともに話したの久しぶりなんじゃないかな、と。
サイはふっきってきた感じ、っていうか・・・この人ここで終わりじゃないんだよな、と。
この時点ではキラには適わないから、みたいな感じだけど、
キラがいなくなったあと、フレイには、あいつ優しくて、だから、そういうやつだから、って言ってて、
よく、力だけが僕の全てじゃないっていうのフレイは知ってたというの、フレイだけじゃなくて、
サイもなんですよね、多分(正直、アスランよりもサイの方が、なぜ婚約者である自分よりキラを望んだかをわかってた気がする。サイとフレイは、恋人(婚約者)としての関係は破局したけど、作内で担っていた役割は似ていたんじゃないかな。
フレイほど劇的じゃなくても、成長キャラの一人ではあるのかと。
前半はトールの方が好きだけど、後半はサイの方が好きかな、個人的には。
自分でやろうとしたサイと、他者の力(人生)を利用しようとしたフレイで、その後が徹底的に別れてしまった感じもするけど)

リマスタ見て、私のキラフレの印象は実のところだいぶ違ってた気がする。
フレイが本当にただの子供にも思える。
なんだろうな、キラにけっこう最初からすごく執着してる感じ。
どちらかというと、キラがフレイに依存していて、フレイが情が沸いた的なイメージだったのかな、って感じでもあったんだけど、
なんだかそんな感じもしないというか・・・
キラがフレイに溺れた(?)のって、ほんとうに、折り紙手にして泣き崩れたあの時だけだったんだろうな、とも。
正直、キラがフレイといて、安らぎを感じていた時間があったのかな、と。
緊張と罪悪感と表裏一体かしたような愛情はあったんだと思うし、可愛いな的な部分は多かれ少なかれあったんだろうけれど・・・庇護欲的な。
砂漠におちた後の、モニターでのカガリに敵愾心むき出しの様子や、
サイから逃げてキラに寄りそう様子、
前回の、わざわざ薄着になってキラをカガリから取り戻そうとする様子とか、
あと今回、明らかに素で、キラの手が離れていくのを嫌がっている様子。
女性としてキラが好きだからってのはちょっと違う気がするんですよねー
なんだろ、最初の頃には、単純に利用とか打算的なだけのものじゃなくて、
母性的な慰めてあげたい的な部分はあったのかな、とも思うけれど。
フレイは、自分が失ったものと、自分が今まであまり持てなかったもの、
双方をキラに求めている気もするっていうか、
父親的な絶対的庇護と、母親的な細やかな気遣い。
フレイは父親に盲目的に甘やかされてたわけじゃなくて、綺麗でいなくちゃっていう(プレッシャーってほどではないけれど)自負はあったわけで、小さい頃母親が亡くなったこともあって、あまり手放しの甘えって経験なかったんじゃないかな、とか。
キラはフレイに負い目がある、キラ自身のそういう認識である以上に、
フレイが、キラは私に負い目がある、絶対逆らえない的な部分があって、その非対称性こそが、
フレイの求めたもの(復讐ではない、暖かな(絶対的な)人間関係そのもの)を、歪ながら得られていたのかな、と。
もちろん、そのベースには、キラは優しいってのがあると思うんですが。
彼は優しい人だっていう絶対的な信頼ないし理解っていうか・・・。
あの子は私を守る、「なんのために」キラが戦っているのか=私(達)を守るため。キラの人間性そのものの問題で、
それをわかっていたという意味では、ヘリオ組やアスランよりも、フレイの方がキラをわかっていたんだろうな、と(あとマリューとラクスとカガリもわかってると思う)
そしてそれゆえに、キラの「苦しみ」までフレイは背負いこんじゃうことになるんだろうけれど・・・
「あいつらみんなやっつけて」その「本心」は、本当は、キラには絶対に言ってはいけないことだったけれど、
フレイ凄いあっさり言ってて、ちょっと驚いたんだけど、
「建前」と「本音」がもう完全に逆転してる気がする。
今回は、船酔いで弱っていた、というのもあるけれど、父親が亡くなる前以上に、素に戻っている気もする。



見たのが双子誕生にだったのもあって、廊下で足も止めずに挨拶する2人が妙に印象的だったな、というか。
この2人の対人意識っていうか、距離の取り方似てるかも・・・・
相手への感謝や逆に認められないこと(カガリとしては、助けてくれた人であるのに、その反面、友人と男女の修羅場やっていたり、戦いなんて嫌いそうなのに、MSに戦って成果あげていたりする二面性とか、
キラはキラで、浅はかな言動で自分も他人も危険にさらすカガリに思うところもある反面、自分にストレートに接するところに安らぎを感じていたりして)
その双方を自分の中で無理に統合しようとしないで、
共感できるところもできないところも、他者として認めつつ、トータルといては、好ましい(失えない)人として接してることとかですかね・・・

種リマスタ21話―紅に染まる海

2012-05-13 13:30:51 | SEED DESTINY
先週は私用で見れなかったので2週間ぶり~
・・・フレイの胸の谷間強調に持ってかれた今回(マテ)

冒頭、明けの砂漠の人たちの慰霊儀式と、AAクルーのそれぞれの距離が印象的だった。
意外に一番心情的に寄り添っているのがナタルさんで、
この人やっぱり、素の部分の人ととしての人の好さ(優しさ)と軍人としての能力の両立のさせ方みたいなのがアスランと似てる気がする。
軍人モードに入っている時は冷たくさえ見えるけど、それがことさら人としての自分と反発するわけでもなく割り切るというよりは自然に受け入れている。分、軍という所属組織とのズレが起こると修正きかないっていうか、
SEED的世界では一番振り回されるタイプかも。

他のアークエンジェルクルーは、尊重はするけど見守る感じ。自分たちの儀式ではないってのはきっちりしてそう。
心理的にも物理的にも一番距離置いているのがキラとフレイ。
壁に寄り掛かったキラにせよ、座っているフレイにせよ、全然コミットしてない。
この二人と明けの砂漠のみならず、アークエンジェルクルーとの距離も表してる風もあるし、
ある意味ヘリオポリス崩壊以降最も価値観の変革を余儀なくされている二人なので、通常的価値観、まぁ、空気的なものに対して冷めてそうってのも感じたかな。
もともと明の砂漠の面々と接触のなかったフレイに付き添っているイメージはキラにはあるんだけど、
フレイのことがなくてもあまり近くで見てたイメージもないな。


そして砂漠の次は海という過酷さに同情しつつ、
意外にカズイが元気そうだったな、ってのが感じだったな、もっと全体的に落ち込んでるイメージあったんで(それもどうよ)
サイは戦争ってよりも身近な人間を見失うって意味で、状況の変化(ってか自分の立ち位置)を思い知らされたけど、
ヘリオポリス組はまだまだ戦争の実感薄そうだ。


そして、キラ。
戻ったな、というのが印象。砂漠編は、エルを失ったショックと、あとフレイとのことで、セックス&バイオレンス的な本能で突き進んでいる雰囲気もあったけれど、地球に落ちる前にモチベーション的なところを戻したかな、と。
守れなかった原体験=フレイの嘆きと怒り、僕が戦わなきゃ。
私の想いが貴方を守るから、キス、フレイは優しかった、抱きしめてくれた、守ると行ってくれた。
このあたりに対するモチベーションは、整理して片づけた印象。
「なぜコーディネイターなのに」という問いかけ、それが再度立ち現れつつ、
今までキラにとってコーディネイターと戦うという状況への痛みは、対アスランでしかなかったけれど、
もうすこし広がった感じかな。本当にコーディネイターという種でありながら、コーディネイターと戦っている自分というものを一般的な目線で認識してきた印象かな。
それはカガリとの会話で、コーディネイターとナチュラルは違わない、コーディネイターはナチュラルの夢であるという、
キラ自身の思いを発露できたことによる、彼自身裏切り者のコーディネイターという、そもそもの「ナチュラル対コーディネイター」という基本図式そのものへの否定と疑問への再認識でもあるのかな。

カガリの「大丈夫」ってのは大きかったのかな、運命キララクにおけるマジックワードでもあるけれど、
もともとフレイを苦しめた言葉であり、それがキラを苦しめるように「帰ってきた」言葉だけど、
「大丈夫だよ、フレイ僕たちも行くから」「大丈夫だって言ったじゃない!?」
ここでいい方向に反転していった感じかな。

キラ、対ラクスにせよ、対カガリにせよ、一応泣き顔を隠そうとはするなー隠そうとするとこが可愛ければ隠しきれてないところがまた可愛い。
(フレイ相手にはそんな余裕もなく、アスランは泣かないようにしてる感じか)

フレイについては、可愛いイメージに。体は成熟してるけど、キラの背中越しにカガリを睨む表情は子供っぽくなっていたから、
失う恐怖ってよりは、奪われる恐怖。
私だけのものよ、的な。単純にキラの力を当て込んでいるだけでもないけれど、恋愛として女性として愛しているわけでもない。
私のもの、私にはこれしかないのよ、という雰囲気かな・・・


バーサーカーという言葉で、僕は軍人じゃない、MSに乗れたって戦争ができるわけじゃない、という意識でどっかいたであろうキラに、
自分は戦士として適正があるかもしれない、自分は自分でも知らないほど戦えてしまっているかもしれない、という懸念も持ち始めた、
自己イメージへの変革を迫られている感じかなとも、
それでも戦闘になれば的確な判断力や思い切りのいい決断を見せし、周囲の想定以上の働きをみせる。
やっぱキラの格好いいところはやることはやるとこだな~