予告で踊らされまくった回、いや嫌だけどさーやっぱ最大地雷だし。
しかし、監督がツイッターで解説していたけど、本編の絵からそれ読み取るのは無理だと思う。
わりとツイッタからの移植
ところで、ザフトのアスラン・ザラとしてアポイントの証明とってたのは、
プラントって市民の登録の管理みたいなのってどういうふうにやってんだろ・・・
市民枠と公人枠(軍人枠)として、どちらかのカードを持ってるんですかね。それとも議長宅だから管理が特別なんだろうか・・・
そうですか?というのは、待ってもいない関係ってことなんだけど。どうも監督ツイッターのニュアンスからは、
待っていなかったことをやんわりと嫌味で込めているのは待っていたけどなのかほんとに待ってもいなかったのかがよくわかんないな。
アスランが(色合いのセンスがどうよ的なのは置いておいても)普段着、ラクスがステージ衣装(キラを保護してた時はワンピースなんだからいつもあの格好のわけではないよね)ってのはなにか意図があるのか、あまりないのか。
監督のツイッター見てるだけではそうとうさめたやり取りだけど、絵でみるとそうでもないんだよな、と。
部分、部分、お互いを大切に思っていたり、一緒にいれることを嬉しく思っていることが滲む様子もあるけれど、
全体的な空気は濃度の薄い張り詰めた緊張感が満ちている気がする。悪い意味での気遣いないし遠慮っていうか、
お互い家に戻ったあと、ちょっと気が緩んじゃうような、また会いたいという心地がなさそうな感じがして。
それは決して取り外せないものではないけれど、それを取り除こうというモチベーションに徹底的に欠けている気もするし、
時間があれば、状況が違えばって話だったのかな・・・
そもそもラクスが可愛すぎるんだよ、あれがどこまでが素でどこまでが演技で、あるいはしぐさが素だとしても演技だとしても、
その根底にある感情がわかんないんですよね・・・監督の言を信じるならアスランへの明確な恋愛感情ではないという感じでもありそうだけど。
あの方好きですわっていうのは、今の段階でははっぱ掛けないし挑発かな?
ただ、「アスランがラクスはキラが好きだと信じても構わないという=誤解されてもいい」くらいの意図はあったなら、それなりにキラへの印象あったのかな??
あの方とか、キラ様とか、アスランとの話の中でだからというのもありつつ、この時のラクスにとってキラは「遠い人」なイメージだな、あるいはもう会えない人。
監督ツイッタから見えるラクス像と、二年、ないしエターナルでプラント出てキラと合流した以降のラクスの対キラへの姿勢とは断絶があるから、
それはキラに向かうモチベーションとアスランに向かうモチベーションのラクスの根底にある感情は全く別のものだと信じていいのだろうか・・・
シーゲルとパトリック。
7話の時以降、シーゲルとパトリックというプラント側の2つの思想と、そしてプラント全体がパトリック側にそうとう傾いていることを表わしているのかな。
世論や総意って話から、プラントが一応民意を反映させるシステムをなにかしら備えているだろうこと。
婚約というのが婚姻統制というシステムにより、それが出生率低下に根付いていることなんかを表わしているかな。
シーゲルってただの平和主義だったのかな、ともちょっと思っている。
技術で出生率の低下は防げない(遠からずコーディネイターは滅ぶ)+プラントの個々人の能力の高さに反しての民族的な成熟度の低さから、団結するために、敵が必要であり、ある程度の緊張感を保ちつつの、具体的な攻撃を受けたときに退ける力を持ちつつ共存するというビジョンがあった気もする。なんだか甘いだけの人だと思えないんだよな・・・・
ヘリオポリス組、
カズイが一番印象よかったぞおい。
わりと、キラ、カズイ、フレイあたりは、タイプっていうかどっか似てるというか、
場ないし対人関係において、相手の心情とか自分に求められていること、自分のポジションの取り方とか、
周囲を見ながら適応していくってうか・・・華やかなフレイ、普段は地味なキラ、特に特技がないけど、とにかく人でも状況でも観察してるカズイ。一見全然別なんですが・・・フレイやキラはそれほど意識してないし、カズイはコミットよりはやり過ごすことを前提にしてるっぽいけど。
目上の人間とか大きな社会通念には合わせるけど、基本的に身内の細かな心情の機微に対しては基本鈍感なのが(一般的常識や良識をベースに動いてる感じ)、サイやアスラン、ミリィもこっちな気がするし、(一般的な優しいとか気が付く的な価値観的意識は身に着けてはいるけれど)トールはこっちよりで、細かな観察はしてないけど、周りに対して一番優しくてまっすぐな感じ・・・
ってそんな簡単に分類できないか。
カズイはキラに対してキツいっていえばキツいけど、サイがしたことの原因でもあるキラと一緒に行動してることや、
気になるならサイには見えないところで窺ってなよ、的な。
あまり積極的に事態を改善させず不干渉タイプだけど、キラとサイ双方の心情をわかっているというよりは、観察してる感じというか・・・
サイは落ちるところまで落ちた感じで、こっから自分の仕事に集中すること、
ヘリオポリスでは皆のリーダーだったことに対しては実質返上して、アークエンジェルの一兵士としてとりあえずは自分の居場所を作っていこうと決めた感じかな。
シミュレーションではしゃいでいる面々に対しては印象よくないなー正直。
「平和に暮らしてることへの罪悪感」→「表面上とはいえ、なにかしている気分になれるポジション(軍人)=戦っている」という状況を手にいれた彼らは、もともと(たとえばアスランやフレイのような)自分自身の強い経験からくる感情や戦う動機を持ってないので、
あまり緊張感を保てず、ちょっとしたことで調子に乗ってしまう。単純に怖さをわかっていない。
カガリも同じ路線だけど、彼女の場合は振れ幅が大きいかな。
「お父様の裏切り者」から始まっているので、父やオーブから逃げている面もあるし、戦わないものに対して、戦うものに対する素朴な賛美。
監督の言みるに、アスランやラクスよりもよほど(というかメインの中で唯一)指導者として育てられた。姫。なイメージ強そうなんですよね、キラ、ラクス、アスランに対しては、能力的や信念的な部分はともかく、身分的には一般人の認識が強い気がする。
姫、というよりはお嬢様の「自覚」はカガリが一番乏しそうなんだけど、(ラクス、フレイに比べて)
逆に、唯一逃れられない責務を背負っているからこそ、そこに至るまでに大きな逸脱をキャラに赦してる、感じも受けるかな。
とあるコラムニストの言葉で「余人の為し得ない仕事をしている人間は、失敗する権利を持っている」的な。
そして今回のメイン(メインったらメイン)キラフレ。
サイの様子を見に行くフレイ、それに気づいたキラ。
部屋で休んでいるときに、特に思いつめた~って顔ではなかった様子だけど、
サイやフレイというか、フレイ→サイについて悶々としてるってわけでもなさそう。
そこにフレイが。
フレイがほんとはサイが好きでほんとはサイといたいって意識ではないと思うんですよね。
キラへの執着ってのは本物だと思う。
愛情とは違うけど。
居場所と力としてって感じで。
サイに愛情感じてはいるけれど、フレイの中で、必ずしもサイとキラっては比べる対象じゃないんじゃないかな、と。
サイに対するのは、もっと私と同じ、的な。
彼女(とキラ)がしたことの罪悪感も当然あるんだけど、この状況下の中で、
自分に次いで、無力さを味らわされた人。
フレイはそれを埋めるため、キラを取り込み、サイやキラを押しのけて自分がやろうとして無残に失敗した。
自分を守ってくれる人って意味では、キラはある意味父親の代りで、フレイにとっての優先順位も高い。
サイにはもう少し共感的っていうか。
あなたにかなうはずがない。
フレイはある意味さっさと諦めた。力が必要な状況。だからできる人間にやらせればいい。自分できるわけがないんだから。
そうしてそれぞれ傷ついた「私たち」キラを取り込んだフレイは成功し、自分でやろうとしたサイは失敗した。
キラに凭れ掛かったのは演技じゃなくて、ほんとにキラと寄り添うことに居場所ないし安らぎを感じていたと思うし、
だからこそ、素を出してしまった気がする。
サイへの愛情、キラの依存、キラの力への依存。なぜフレイが自分を選んだか。
ただ利用ってわけじゃない、フレイは本当にキラを必要としていた。
逆に純粋に利用目当てだったらキラはある意味割り切ったかもしれないけれど。
だかど、適う適わないなんて基準で選ばれ、キラ自身も「僕に適うはずがない」とそんな基準をすでに持ち込んでしまっていた。
フレイというよりは、状況の中で、自分の価値をそんな測り方をしたこと、されることへの自分の在り方そのものへの拒絶な気もするし、
最後、ストライク見ながら決意固めたのは、モチベーションを、エルの折り紙片手にAAに残ると決意した時に戻したんだと思う。
あの後すぐフレイに抱きつかれて、守るって言ってもらえて、戦う理由をフレイに依存していたけれど、
それはもうやめたんだと思う。
もとの通りになっただけだ、と。
キラフレ破局の根本的な理由はサイな気がするな・・・・
ただ、モチベーションを失いつつも、お互い居場所なくてAAではずっと一緒にいることになったんだけど・・・
しかし、監督がツイッターで解説していたけど、本編の絵からそれ読み取るのは無理だと思う。
わりとツイッタからの移植
ところで、ザフトのアスラン・ザラとしてアポイントの証明とってたのは、
プラントって市民の登録の管理みたいなのってどういうふうにやってんだろ・・・
市民枠と公人枠(軍人枠)として、どちらかのカードを持ってるんですかね。それとも議長宅だから管理が特別なんだろうか・・・
そうですか?というのは、待ってもいない関係ってことなんだけど。どうも監督ツイッターのニュアンスからは、
待っていなかったことをやんわりと嫌味で込めているのは待っていたけどなのかほんとに待ってもいなかったのかがよくわかんないな。
アスランが(色合いのセンスがどうよ的なのは置いておいても)普段着、ラクスがステージ衣装(キラを保護してた時はワンピースなんだからいつもあの格好のわけではないよね)ってのはなにか意図があるのか、あまりないのか。
監督のツイッター見てるだけではそうとうさめたやり取りだけど、絵でみるとそうでもないんだよな、と。
部分、部分、お互いを大切に思っていたり、一緒にいれることを嬉しく思っていることが滲む様子もあるけれど、
全体的な空気は濃度の薄い張り詰めた緊張感が満ちている気がする。悪い意味での気遣いないし遠慮っていうか、
お互い家に戻ったあと、ちょっと気が緩んじゃうような、また会いたいという心地がなさそうな感じがして。
それは決して取り外せないものではないけれど、それを取り除こうというモチベーションに徹底的に欠けている気もするし、
時間があれば、状況が違えばって話だったのかな・・・
そもそもラクスが可愛すぎるんだよ、あれがどこまでが素でどこまでが演技で、あるいはしぐさが素だとしても演技だとしても、
その根底にある感情がわかんないんですよね・・・監督の言を信じるならアスランへの明確な恋愛感情ではないという感じでもありそうだけど。
あの方好きですわっていうのは、今の段階でははっぱ掛けないし挑発かな?
ただ、「アスランがラクスはキラが好きだと信じても構わないという=誤解されてもいい」くらいの意図はあったなら、それなりにキラへの印象あったのかな??
あの方とか、キラ様とか、アスランとの話の中でだからというのもありつつ、この時のラクスにとってキラは「遠い人」なイメージだな、あるいはもう会えない人。
監督ツイッタから見えるラクス像と、二年、ないしエターナルでプラント出てキラと合流した以降のラクスの対キラへの姿勢とは断絶があるから、
それはキラに向かうモチベーションとアスランに向かうモチベーションのラクスの根底にある感情は全く別のものだと信じていいのだろうか・・・
シーゲルとパトリック。
7話の時以降、シーゲルとパトリックというプラント側の2つの思想と、そしてプラント全体がパトリック側にそうとう傾いていることを表わしているのかな。
世論や総意って話から、プラントが一応民意を反映させるシステムをなにかしら備えているだろうこと。
婚約というのが婚姻統制というシステムにより、それが出生率低下に根付いていることなんかを表わしているかな。
シーゲルってただの平和主義だったのかな、ともちょっと思っている。
技術で出生率の低下は防げない(遠からずコーディネイターは滅ぶ)+プラントの個々人の能力の高さに反しての民族的な成熟度の低さから、団結するために、敵が必要であり、ある程度の緊張感を保ちつつの、具体的な攻撃を受けたときに退ける力を持ちつつ共存するというビジョンがあった気もする。なんだか甘いだけの人だと思えないんだよな・・・・
ヘリオポリス組、
カズイが一番印象よかったぞおい。
わりと、キラ、カズイ、フレイあたりは、タイプっていうかどっか似てるというか、
場ないし対人関係において、相手の心情とか自分に求められていること、自分のポジションの取り方とか、
周囲を見ながら適応していくってうか・・・華やかなフレイ、普段は地味なキラ、特に特技がないけど、とにかく人でも状況でも観察してるカズイ。一見全然別なんですが・・・フレイやキラはそれほど意識してないし、カズイはコミットよりはやり過ごすことを前提にしてるっぽいけど。
目上の人間とか大きな社会通念には合わせるけど、基本的に身内の細かな心情の機微に対しては基本鈍感なのが(一般的常識や良識をベースに動いてる感じ)、サイやアスラン、ミリィもこっちな気がするし、(一般的な優しいとか気が付く的な価値観的意識は身に着けてはいるけれど)トールはこっちよりで、細かな観察はしてないけど、周りに対して一番優しくてまっすぐな感じ・・・
ってそんな簡単に分類できないか。
カズイはキラに対してキツいっていえばキツいけど、サイがしたことの原因でもあるキラと一緒に行動してることや、
気になるならサイには見えないところで窺ってなよ、的な。
あまり積極的に事態を改善させず不干渉タイプだけど、キラとサイ双方の心情をわかっているというよりは、観察してる感じというか・・・
サイは落ちるところまで落ちた感じで、こっから自分の仕事に集中すること、
ヘリオポリスでは皆のリーダーだったことに対しては実質返上して、アークエンジェルの一兵士としてとりあえずは自分の居場所を作っていこうと決めた感じかな。
シミュレーションではしゃいでいる面々に対しては印象よくないなー正直。
「平和に暮らしてることへの罪悪感」→「表面上とはいえ、なにかしている気分になれるポジション(軍人)=戦っている」という状況を手にいれた彼らは、もともと(たとえばアスランやフレイのような)自分自身の強い経験からくる感情や戦う動機を持ってないので、
あまり緊張感を保てず、ちょっとしたことで調子に乗ってしまう。単純に怖さをわかっていない。
カガリも同じ路線だけど、彼女の場合は振れ幅が大きいかな。
「お父様の裏切り者」から始まっているので、父やオーブから逃げている面もあるし、戦わないものに対して、戦うものに対する素朴な賛美。
監督の言みるに、アスランやラクスよりもよほど(というかメインの中で唯一)指導者として育てられた。姫。なイメージ強そうなんですよね、キラ、ラクス、アスランに対しては、能力的や信念的な部分はともかく、身分的には一般人の認識が強い気がする。
姫、というよりはお嬢様の「自覚」はカガリが一番乏しそうなんだけど、(ラクス、フレイに比べて)
逆に、唯一逃れられない責務を背負っているからこそ、そこに至るまでに大きな逸脱をキャラに赦してる、感じも受けるかな。
とあるコラムニストの言葉で「余人の為し得ない仕事をしている人間は、失敗する権利を持っている」的な。
そして今回のメイン(メインったらメイン)キラフレ。
サイの様子を見に行くフレイ、それに気づいたキラ。
部屋で休んでいるときに、特に思いつめた~って顔ではなかった様子だけど、
サイやフレイというか、フレイ→サイについて悶々としてるってわけでもなさそう。
そこにフレイが。
フレイがほんとはサイが好きでほんとはサイといたいって意識ではないと思うんですよね。
キラへの執着ってのは本物だと思う。
愛情とは違うけど。
居場所と力としてって感じで。
サイに愛情感じてはいるけれど、フレイの中で、必ずしもサイとキラっては比べる対象じゃないんじゃないかな、と。
サイに対するのは、もっと私と同じ、的な。
彼女(とキラ)がしたことの罪悪感も当然あるんだけど、この状況下の中で、
自分に次いで、無力さを味らわされた人。
フレイはそれを埋めるため、キラを取り込み、サイやキラを押しのけて自分がやろうとして無残に失敗した。
自分を守ってくれる人って意味では、キラはある意味父親の代りで、フレイにとっての優先順位も高い。
サイにはもう少し共感的っていうか。
あなたにかなうはずがない。
フレイはある意味さっさと諦めた。力が必要な状況。だからできる人間にやらせればいい。自分できるわけがないんだから。
そうしてそれぞれ傷ついた「私たち」キラを取り込んだフレイは成功し、自分でやろうとしたサイは失敗した。
キラに凭れ掛かったのは演技じゃなくて、ほんとにキラと寄り添うことに居場所ないし安らぎを感じていたと思うし、
だからこそ、素を出してしまった気がする。
サイへの愛情、キラの依存、キラの力への依存。なぜフレイが自分を選んだか。
ただ利用ってわけじゃない、フレイは本当にキラを必要としていた。
逆に純粋に利用目当てだったらキラはある意味割り切ったかもしれないけれど。
だかど、適う適わないなんて基準で選ばれ、キラ自身も「僕に適うはずがない」とそんな基準をすでに持ち込んでしまっていた。
フレイというよりは、状況の中で、自分の価値をそんな測り方をしたこと、されることへの自分の在り方そのものへの拒絶な気もするし、
最後、ストライク見ながら決意固めたのは、モチベーションを、エルの折り紙片手にAAに残ると決意した時に戻したんだと思う。
あの後すぐフレイに抱きつかれて、守るって言ってもらえて、戦う理由をフレイに依存していたけれど、
それはもうやめたんだと思う。
もとの通りになっただけだ、と。
キラフレ破局の根本的な理由はサイな気がするな・・・・
ただ、モチベーションを失いつつも、お互い居場所なくてAAではずっと一緒にいることになったんだけど・・・