飽き性の私にしては珍しく、相変わらず飽きずにシフォンケーキを作ってます。
そんな中、気分を変えて今日はキャロットケーキを初めて作ってみました。
実は私、キャロットケーキが作りたくてお菓子づくりを始めたのです。
スタバに行くたび、ガラスケースの中のキャロットケーキの存在が気になって
仕方ありませんでした。
私にとって、キャロットケーキは“伯母の味”です。
初めて食べたのは、4~5歳の頃、料理やお菓子づくりが大変上手な伯母が
マドレーヌ型のキャロットケーキを、たくさん焼いて食べさせてくれました。
伯母の作ってくれた、クッキーやシュークリームやデコレーションケーキなど
どのお菓子もとても美味しかったのですが、私が一番好きだったのは、なぜか
キャロットケーキでした。
レシピによって、使う型がまちまちで、迷いに迷ってとりあえず今回は
20センチ丸型の耐熱ガラス皿を使って焼きました。
焼いているうちに、シナモンとレーズンの香りと共に、幼い頃の思い出も
脳裏にうっすらと漂い、なんちゃってアロマテラピーが楽しめました。
キャロットケーキはシフォンケーキとは対照的な質感のお菓子です。
シフォンケーキがメレンゲ効果でふんわり軽いのに対し、キャロットケーキは
ずっしりつまった感じなのが特徴です。
しかも、ニンジンの風味がシナモンの香りに消されてか全くしないので、
ニンジン嫌いな方でも美味しく食べられるケーキだと思います。
レーズンの他に、刻んだクルミを入れるのだそうですが、ゴワゴワした食感が
あまり好きではないので、独断でレーズンしか入れませんでした。
初めて作ったにしては、焼き加減など結構うまくいったと思います