萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮らし@週末act.2 ―Aesculapius act.64

2014-06-09 21:51:00 | short scene talk
二人生活@Home2
第3章と第4章の幕間@故郷の休日



Short Scene Talk ふたり暮らし@週末act.2 ―Aesculapius act.64

「雅樹さん、菖蒲の白が綺麗だよ?ちっと摘んでもいいかね?(きっと好きだろうからね)」
「良いよ、湯島に持って帰るの?(光一の花摘み姿ほんと可愛いんだよねこんな庭掃除していても妖精みたいで萌)」
「ん、ウチにも持って帰りたいけどね、墓参りにどうかね?雅嗣伯父さん好きそうかなって、(イメージっぽいんだけど)」
「伯父の好きな花だよ?ありがとう光一(笑顔)(ほんとに光一って優しいんだよね僕こういうとこ大好きで萌×照)」
「じゃあ出る前に摘むね、ありがと雅樹さん(御機嫌笑顔)(喜んでくれて嬉しいね雅樹さんの書斎にも活けてあげたいねっ)」
「こっちこそありがとうだよ?庭もう片付けて終ろうか、照笑(ああ光一そんな顔で笑ってくれちゃうんだ幾らでも摘ませてあげたくなる可愛いどうしよう僕ちょっと萌×悶々)」
「うんっ、茶でも淹れよっかね?さっきウチで新茶と草餅もらったし、一服どうかね?(御機嫌笑顔)(祖母ちゃんの草餅は雅樹さん好物だねっ)」
「そうだね、一服しようか?(笑顔)(草餅もいいけど僕ほんとは今ちょっと照悶々って昼間から僕なに考えてるんだ本当むっつりすけべだ萌×煩悶)」
「ん、じゃあちっと台所してくるねっ(極上笑顔)(うんと美味いの淹れてあげたいねっいつも忙しい雅樹さんノンビリしてほしいね)」
「その前に光一、汗流しておいで?庭仕事で埃っぽくなったし(笑顔)(さっぱりして縁側とか気持ちいいだろうし湯上りの貌かわいいし萌)」
「じゃあ一緒に入ろ?背中流してあげるねっ(御機嫌笑顔)(雅樹さんこそ汗かいてるねシャツの青が濃くなってるもんね)」
「え、照(どうしよう嬉しいお誘い来たでも今こんな二人きり過ぎる空間で大丈夫かな僕でも断るのも変だし萌×悶々)」



第3-4章の幕間、本家@御岳へ帰った雅樹と光一の休日2です。
Aesculapius「Saturnus9」校了しました、第76話「総設5」このあと加筆校正します、3倍くらいになるかなと。

気分転換がてら取り急ぎ、




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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚117

2014-06-09 02:25:15 | 雑談寓話


雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚117

7月ある金曜夜の仕事帰り、
花サンと呑み行って暫定恋人→元になったって件になり、
その会話から同僚御曹司クンについても意見ちょっと訊いてみたくなり、

「こっちは友達、でも向こうは恋愛って場合も別れた方が正解って思う?」
「友達してる相手から恋されちゃったってこと?なんか御曹司サン思い出しちゃうね、あの人トモさんのことすごい好きだし、笑」

なんて言われて図星だな笑ってたらメール2通受信した。

From:元恋人
本文:ひさしぶり、元気?

From:御曹司クン
本文:金曜おつかれ、
   いま新宿で呑んでるんだけど帰ったら電話させて?
   試験問題で訊きたいのあってさ、って言うのは口実だけどホントに訊きたいから(顔文字笑顔)

なんてカンジのメール続けて読んで、
片方に返信作成を開きながら花サンに訊いてみた、

「ひさしぶり元気って訊いてくる意図って、なんだと思う?笑」
「うん?」

箸動かしながら花サン首傾げて、
ちょっと考えてすぐ笑ってくれた、

「それって別れた人から来たメールでしょ?笑」
「あたり、笑」

素直に答えながら文章短く作って、
すぐ返信ボタン押した向こう花サンは笑った、

「逆ギレして切っちゃったけど連絡とりたいんじゃない?でもプライドが謝るの嫌だから相手の出方を伺ってるんだと思うよ、笑」

なんで今更連絡ナンカしたいんだろ?
そんな感想のまま訊いてみた、

「なんで別れたのに連絡とりたいワケ?笑」
「未練があるからでしょ、でも、もしかして向うは別れたことになって無いかも?」

なんて返事されて笑いたくなった、で、笑った、

「ソウイウ食い違いからして無理だね、笑」
「トモさんはそうよね、でも向こうは無理って想ってないから連絡してきたんじゃない?」

なんて言われて、
なおさらに食い違いデカくなるまま訊いてみた、

「なんで無理って想ってないワケ?笑」
「そりゃ別れたことになってないんだもの、まだ付合ってるなら甘えても許されるって思うんでしょ?」
「もういいって電話を切ったの向こうだよ、でもまだ付合ってる認識なんだ?笑」
「うん、買物に行くのをモウイイってことになってるのかも?」
「でもあれから連絡マッタクしてないのに?笑」

話ながらお互いガラスの猪口に酒注いで、
呑みながら花サンは教えてくれた、

「トモさんが遠慮して連絡して来ないって想われてるんじゃない?向うを怒らせちゃったこと遠慮してるっていうか、反省してるとか勘違いされて、」

ホントとんでも無い勘違いだ?笑
そんな謎解きに可笑しくて笑って言った、

「なら返信要らないね?勘違いこそ遠慮したいから、笑」

で、一通は放置したまま携帯電話を閉じた。


争わないブログトーナメント

とりあえずココで一旦切ります、続きあるんですが反応次第でラストにします、
Favonius「少年時譚act.14」+Aesculapius「Saturnus9」
どっちも加筆終りました、読み直し校正またします。

この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるバロメーターにもしてるので、笑

深夜に取り急ぎ、



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