ある『物語』の断片

『物語たち』は語り始める。

pioneer

2007-09-06 17:49:52 | ある『物語』の断片
いいか、俺たちはこの世界のパイオニアになるんだ。
誰もが考え付かなかった新しいアイデアで。

そして、みんなが俺たちを真似し出すんだ。
模倣する人間の中には、俺たちを越えようとする野心のある奴等もいる。
そうした連中を起点にして、また新しいものが生まれていくんだ。

俺たちはそんなものを作っていくんだ。

どうだ?

不都合な真実

2007-09-03 23:51:25 | ある『物語』の断片
膨らんでいく好奇心に押されて、
扉の向こうを見てしまったことを
男はまだ後悔しているようだった。

「何で、知りたいと思ってしまったんだろうね。
知らないままでいたなら、
私はきっと毎日を楽しいままで過ごせたのだろうに」

「だったら忘れてしまったらいいじゃないか。簡単なことだ」

「それは、できない。
私はこのことを伝えなければならない」

初めに

2007-09-01 23:59:35 | 初めて来られた方へ
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小説・ゲーム・詩の言葉の断片を掲載するブログです。

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