ある『物語』の断片

『物語たち』は語り始める。

今昔物語

2010-08-22 23:47:09 | ある『物語』の断片
2010年という年は、3分の2を終わってみると、僕にとって極めて満たされない瞬間で埋め尽くされた年として記憶されていた。残りの3分の1は、本人の何かを始める意欲と、持続する熱意、周りを観察し分析する思考によって、如何様にも塗り替わりそうであった。問題は、これら全てのことが過去形で語られていることであった。