崩落 2007-09-09 19:49:54 | ある『物語』の断片 今まで築き上げてきたものが 音も立てずに崩れていった あの会話も あの風景も あの泣き顔も あの笑顔も 僕は、彼女のことを必死に思い出そうとした でも、彼女の顔と声は、 どうしても思い出すことができなかった。 最後に、僕はその名前を声に出していた 誰かがこちらを向いてくれた そして― 永遠に閉ざされた
個人的な、作品 2007-09-08 16:56:00 | ある『物語』の断片 僕はその世界に魅了された。 商品としてではない、個人的な、作品。 なぜ個人的な作品たりえたのか。 きっとそれは 「商品」としての作品を創ることを 肌で知っていたから 楽しいことも辛いことも できることもできないことも その『意味』も