センチュリーのお品物 分解掃除のご依頼です
2針 やや太めの針、存在感があります。
センチュリーのお品物 分解掃除のご依頼です
2針 やや太めの針、存在感があります。
昨日に引き続き、今日も行きました。
なんとかもう一回行きたいと考えていましたが、最終盤では混雑も予想され、夕方以降も同様に混雑が気になり、だけどもう一度、最高峰の品々を実際に見ることが今後の役に立つような気がしました。
なので本日朝から再突入
新宿駅は工事中
会場到着
昨日よりお客さんは少な目
おかげでじっくりゆっくり堪能しまくりました。
詳細お伝えするのはプロ文筆家さんがWEB内に掲載されているのでそちらを後日紹介したいと思います。
パテック フィリップ、《ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)》を開催。
パテック フィリップは、6回目となるこの世界的グランド・エキシビションの開催地として、フラッグシップ市場のひとつである日本を選択した。2023年6月10日から25日まで、一般公衆と愛好家は、2,500 m²を超える広さの展示会場を訪れ、ジュネーブの通りやレマン湖岸の雰囲気、およびパテック フィリップの舞台裏を発見し、ジュネーブ最後の独立した家族経営の時計マニュファクチュールの世界に浸ることができる。このイベントは、当社がこれまでに開催した最大のエキシビションであり、6点のリミテッド・エディション、および希少なハンドクラフト作品のコレクションも発表される。
→公式ホームページより引用しました
実際の作業や部品の作成工程など、大好きなものばかりで、今回は2回目ってこともあって作業を中心に見て回りました。
「離席中」に別の所へ見学し、常にどなたかの作業見学しました。
修理技術者さんとも直接お話出来、非常に良い経験が出来ました。
技術者さんは皆さん若く、専門学校の後輩さんも多数だと思います。
学校での成績は非常に良い学生さんではないとパテックでは従事出来ないと思いますので立派です。
係員さんに教えて貰ったことですが、「前回開催はシンガポール、今回東京は2022年開催予定がコロナで延期し2023年に、次回以降の開催は未定ですが、2回連続アジア開催だった事を考慮すると、次回東京開催は当分先で見当も付かない」とのことでした。
少しでも時計に興味ある方は是非観覧下さい。とってもおススメです。
先週、ふと新聞広告が目に留まりました。パテック フィリップ/ウォッチアート•グランド•エキシビジョン東京2023
日頃時計の情報は何かと目にしていますがこの催しは知りませんでした・・・
パテック フィリップ、《ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)》を開催。
パテック フィリップは、6回目となるこの世界的グランド・エキシビションの開催地として、フラッグシップ市場のひとつである日本を選択した。2023年6月10日から25日まで、一般公衆と愛好家は、2,500 m²を超える広さの展示会場を訪れ、ジュネーブの通りやレマン湖岸の雰囲気、およびパテック フィリップの舞台裏を発見し、ジュネーブ最後の独立した家族経営の時計マニュファクチュールの世界に浸ることができる。このイベントは、当社がこれまでに開催した最大のエキシビションであり、6点のリミテッド・エディション、および希少なハンドクラフト作品のコレクションも発表される。 →公式ホームページより引用しました
調べると入場無料で事前予約制も撤廃され予約なしでも参加出来ます。
念のため事前予約をして行きました。
10時開場に合わせて行きました混雑は予想以下
場所は新宿住友ビル三角広場で開催中
各テーマごとに時計が陳列されています。
コチラがわかりやすい紹介記事でした↓
技術者さんのデモンストレーションもあります。
帰宅してからも興奮が冷めずにいますが、とにかく「普段絶対できない、目の保養しました」
時計に関して興味や関心がある方には是非おススメです。
やはり画像は画像、現物は違います。
6/25までなのですが、もう一回行こうと企んでしまう位の良い展示会で、今後日本において同様のイベントはあったとしても当分先だと思います。
世界最高峰の技術と技巧が間近で見ることの出来る良い機会 是非ご検討下さい
フィリップシャリオールのお品物、分解掃除のご依頼です
中3針 カレンダー無 針の色、文字板装飾も見事でキレイなお品物です
ムーブメントはETA980.103です。比較的昔からあるムーブメントである印象です。
歯車のクスミが気になります
これから修理します。
一般的な「バネ棒」は
このような状態で入れ込み、バンドとケースを繋げる大切な部品です。
中には『バネ』が入っていて外側へ押し出す力が常に働いています。その力により繋がり続けています。
また似たような部品に「中留用バネ棒」もありますが大きな違いは
先端部の長さです 画像左が「中留用バネ棒」右が「通常バネ棒」
通常バネ棒を中留に使用すると
長さがあるのではみ出ます。はみ出すと衣類に引っかけたり、肌を傷つける可能性が発生します。
中留用バネ棒を使うと、先ほどのような事にはならず、はみ出ることもありません。
同じ構造の部品ですが、用途が異なると、汎用性が無くなります。
極稀に「中留に通常バネ棒」付いた状態で電池交換のご依頼が有ったりします。
その時は、引っ掛かりの危険性をお伝えした上で交換をおススメしています。
昨日、ネットニュースにて気になったことがありました。
『青森・大鰐の若者3人がねぷた支援呼びかけ ねぷた団体立ち上げ』
「おっ大鰐だ」と反応しました。
父は青森出身で大鰐には父の兄が住んでいました。
記事を読んだところ、その兄の孫が今回の記事にも関わっています。
私からすると遠いですが親戚でもあります。
「地元や周囲を彼らが幼少期に過ごした活気ある街にしたい」との思いからの行動で、私には無い発想とツールで様々な仕掛けを行っています。
『行動を起こすこと自体』ためらう方も多いご時世ですが、仲間と共に奮闘しているようです。
「ヒト・モノ・カネ」の使い方が、私の考えるものとは乖離してきて、「クラウドファンディング?」って感じですが、時代に合った使い方を選択し、多くの方の賛同を得ています。
当店のある上石神井においても高齢化起因の「ヒト」不足は顕在化していて、「イベント」開催時には必ず「人出不足問題」が発生します。周辺「若者」と呼ばれる店主さんは皆無、なかなか重い腰が上がりません。
その環境下において、今回の記事。「おじさんも頑張らないと」と思いたい所です(笑)
修理終盤で「裏蓋閉め」作業があります。パッキン塗布して蓋を『パチンッ♪』と閉めて時刻合わせして様子見との流れなのですが、裏蓋閉め時に小気味よい音も無く『ズズーッ』と入るだけ、確認するとやや隙間もあります。
ケースと蓋の間に爪を入れても開くことはありませんが隙間は気になります。
丸い裏蓋ですが
4か所程度に凸部があります。
この出っ張りが開け閉めの際に有効になっています
今回はその4か所を少し出して、引っ掛かりをしっかりと付けて閉まりを良くしようと作業します
タガネを裏蓋に合わせ上からハンマーで優しく叩きます
あまり強く叩くと変形が過ぎて入らなくなることもあります。
4か所を交代しながら均一に広げるイメージで作業します
無事完了。
閉め時の音も復活しました。
当店店頭には、回転する看板があります。「回転看板」と言えば『床屋さん』のイメージが強くありますが、父がこの看板を気に入っていて30年以上は使用しているかと思います。
過去内蔵モーターが故障したり、ベルトが切れたりもしましたがその度交換し、今も現役で回っています
そんな回転看板ですが、表記内容に若干の不都合も発生したため変更が必要になりました。
では「先日完成のキャラクターを使おう!」と印刷し貼り付けた所
印刷の都合上キャラクター部に重なりが発生したため、「なんだか感じ悪い状態」になりました。
折角のキャラクターの良さも減ってしまいます。
A4縦サイズを3枚程度使いました。
「では使う枚数減らして、重なりを少なくして、キャラクター配置を変更するといいかな?」と思いつきA3サイズを2枚で調整してみました。
キャラクターの配置や多少変更出来ましたが、キャラクター上での重なりを避けた事で見やすさは向上したような気がします
やはり何事も「やってみないと分からないなぁ」と反省しました
最近になって、年に数回ある不思議な事が続いています。
遠くにお住いの方からのご依頼が続いています。「遠い」と言っても関東ですが、当店練馬の端っこで、地元のお客様が大半でした。
キッカケはやはりホームページの作成だと思います。当初はホームページ更新も「更新基準」が良く分からず放置している時もありましたが、「それほど固く考えることなく、営業時間等の変更や、催事などのお知らせツールとして使用」することを優先したら、気持ちが楽になり、必要に応じて更新しています。
その時に「時計屋さん減少中」のご時世なので『最終更新日』を記入すれば「このお店はまだ営業している」と思ってもらえると考え、最終更新日は掲載しています。
またブログやツイッターも「日々の作業紹介」「おじさんの休日(笑)」「店舗の変化」「ポスター作製」「自作ツール紹介」と身の回りの事をちょくちょく紹介していますが、こちらも堅苦しくならないモノを心掛けたら気が楽になりました。
不特定多数(少数?)の方々が見るものなので、不快にならないようには気を付けています。何となく印象には残らずとも「ふ~ん、こんな作業があるんだ」とか「こんな道具があるんだ」と「『ふ~ん』と思ってもらえればいいな」と思っています。
遠方からのご依頼は年に数回ありますが、不思議と時期が重なります。「どうしちゃったんだ?人気店になったか?」と思うと大体翌週以降は通常運転(笑)です。世の中それほど甘くないようです。
今まででは絶対に無かった地域の方と「縁」が出来ることは非常にありがたく思います。複数店舗で断られたこともあるご依頼品が多く、作業難易度は全体的にかなり高め、受付時には不安しかありません。
作業時間は通常品より多く頂戴しますので、じっくり・ゆっくり調査と作業します。最近の案件は無事に出来上がりましたが、以前は修理不可判断し返却品も多くありました。
残念な結果でも、「このような事はしました」とお伝えするように心がけています。もしかしたら他店へご依頼する時に「依頼先へヒントや、調査項目削減に役立つかもしれない」と考えて実施しています。
ホームページ・ブログ等当店の発信物は自分自身で作成し運営していますが、このように嬉しいことが続くと、「作った本人が、ホームページに感謝している変な状況に陥っています(笑)」
少しづつの更新や、日々の積み重ねにより、記事が増え、「検索時の役に立っているかもしれない」可能性を考えると、停止するのはもったいなく、これからも前向きにゆっくり・じっくり更新していきたいと思います。
本日お休み頂いております。
久しぶりに映画鑑賞「岸辺露伴ルーヴルへ行く」イオン板橋に行きました。
ネットで席も選ぶことが出来て便利な世の中です。『間引き席』で鑑賞し両側には人がいません。
予約時は空席多かったですが、当日はほぼ満席
9:25開始回でした。人も少なく落ち着いた様子
入場時にはポストカードも頂きました。
NHKのテレビ放送回から欠かさず視聴していて今回の映画化はとても楽しみでした。
映画はとても面白く時間経つのが非常に早い、映像もキレイで、物語も重厚、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
本編前予告でも「見たいなぁ」と思う映画数本ありました。やっぱり映画鑑賞は良いですね