最近、掛時計や置時計の修理のご依頼が増えています。
新築や勤続〇〇年、退職記念などのお祝い品で頂いたお品物の修理が多いような気がします
やはり「思い出深いお品物」ということでしょうか、長年決まった場所で時を刻み続けていたので「家の必要な一部分」になってしまっているとのお話多く「修理して使い続けたい」と希望されるお客様が多いようです。
当店では、「お客様に今後も長く使用して頂きたい」との思いからなるべく「ムーブメントの交換」での対応お勧めしています。
理由としては、長年稼動していましたので、部品の痛みや磨耗(ムーブメント構成部品の多くが強化プラスティック使用されているので、当方で痛み具合の認識出来ない部品が多くあります)が激しく分解掃除では調子が出ないことあります。
ムーブメント交換の問題点としては、「針の高さ」「針の穴径」「ムーブメント自体の大きさ・厚さ」などクリアしなくてはならない問題もあります。そういった問題点についてはお客様と相談の上、修理進めています。
費用は様々ですが、「新規購入出来る」くらいの費用はかかってしまいます。ですが「修理したい」と希望される方々が多くとてもありがたい限りです。
お客様の「大切なもの」「思い出深いもの」に携わること出来、緊張感も増しますが、修理には今後も気を使って進めたいと思います
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