
これもいただきものの中の一枚。
たたんであるのをちらりと見たとたんに「だいすきぃ~!」と飛びついたのですが…
ダメージがひどく、コートとしてはもう着られない状態でした。
あわてたので、コートである状態での写真を撮り忘れてました。「しまった!」です。
コート地は目が詰んでいますので、解くのも時間がかかりました。
解きながら「あぁよく着られたんだなぁ」と思う、隅や角の汚れ具合、擦れ具合。
やっと解いて、お風呂場で盛大に水を流して洗いましたが、いわゆるホコリ汚れそのものはたいしたことなし。
繻子地はあまりブラシなどでこすると、表面の傷が増えて、ツヤがなくなります。
それでも、もうコートに使わないなら、たとえばポーチなどにしたら、
結局毎日、バッグに出し入れで酷使します。もともと傷やしわがあったほうが、気楽に使えるかなと…。
なのでブラシで袂の隅の細かいほこりも追い出して、がっしがっしと洗い、
シワがつくのは承知で、いつも通りに寄せて絞り…。
今日はお天気だったので、さぁやるぞぉと伸子張して、しばらくたったら、あらら曇ってきた。
あげくに遠くで雷様が「やぁ、どぉもぉぉぉ」…いいよーこっち来なくてもぉ…。
というわけで、ヒヤヒヤしながら待ちまして、なんとか乾きました。
こちらは裏側、きれいな赤です。こっちの方がきれいかな?
とりあえず、3メートルくらい分仕上がりました。
伸子張りは、ほんとにピシリときれいになってうれしいのですが、ダメージまでは隠せません。
袖の丸みのフチだけでなく、全体に茶色い汚れが見えます。これはもう擦ったくらいでは落ちません。
とりあえず、使えるところをカットした状態で保管したほうが、使い勝手はよさそうです。
あぁこんな縞柄のコート、ほしいなぁ。
汚れが少しでも薄いか、まったくないところだけをつなげても、縞柄ならおもしろいかもしれません。
裏側を挟んでもいいですね。
着物で暮らしていれば、コートは必需品です。
私はもう軽い化繊モノにしていますが、やっぱりちゃんとしたコートもほしいなぁ…は、
ちっとも変っていません。
お天気続きそうで、時々暗い雲が流れてくる…梅雨が近いよーのお知らせですかねぇ。
日よけのスダレも、出してありますが、もう少し、もう一日…と、のばしています。
さて、今年の梅雨は?夏の暑さは?・・・それが気になる季節です。
のは本当に残念ですね。
解いて洗い張りをしてみるとやはりヤケ
など目立つものですね。
そうなんです。
とてもいい縞なのに、残念です。
解いてますますダメージ発見すると、
落ち込みますー。
目の毒 目の毒
ふっふっふ
でも…これは全然つかえませーん。
この暑さでちょっと期待したくなりますが、
そんなこんなで、カツオも不漁とか・・・・
いえ、カツオ縞でちょっと連想しちゃいました。m(_ _)m
実はぁぁ…私も「かつお縞」から、
カツオを連想してました。
かつおのたたきはムリなので、
なまり節を生姜で煮て…とかなんとか。
今年は不漁ですかね。
それでも涼しいほうがありがたいですけどねぇ。