
ダレておりまして、すみませんでした。ふっかーつしております。
以前にも出したものですが、昔のアイロン。
さすがに私でも、これの使用をリアルタイムでは見ておりません。
なんか記憶のかなた~ に薄暗い田舎の部屋でみたよーな…あれはマボロシか。
これはオークションで入手したものです。
こんなの手に入れてどうするの?いえ、どうするつもりもないのですが、
こういうのを見ていますとねぇ、なんかわさわさした暮らしの中で、
ちょっと立ち止まって、ゆた~んとした気持ちになるのです。
ご存知ないかたのために…これはこうして上をあけまして…

ここに炭火を入れるんですね。横の黒いのは「煙突」です。
でも基本的な形が今も昔も変わらないってのは、面白いですよね。
ところで、タイトルの火のし・湯のし、火のしがないじゃん…。
はい、探してるんです。今ヤフオクででているもののひとつ。
ヤフオクのこちら
写真お借りしました。こんなです。これが「火のし」

これも、お皿みたいなところに炭をいれるわけです。
これからすると、上のアイロンは「洋風火のし」…ですかね。
今、私が使っているのはこちら。

上のからするとけっこうハイカラですが、これでもかなり古いですねぇ。
嫁入りの時にもってきたものが、20年目くらいにさすがに壊れて、
よっしゃ!最新式のに買い換えようとウキウキしていたのですが、
ジサマが「ウチに使ってないのがある」と…。
それより新しいぞぉと言ってもってきてくれたのではありますが、
「それまでのよりはやや新しい」…でして…。ははは。
なんたってアータ、マークがこれですがな。
まだまだ使えますが、コードなんかすごーく、あんちーくでしょう?
これでもちゃんとスチームアイロンですし、ダイヤルを合わせれば、
その適温になるとランプがついてお知らせ…の機能もついてます。
これを見ると、母が使っていたもう一時代前のものを思い出します。
こんなにカラフルではなくて、ステンレスみたいな銀色ぴかぴか。
あれは温度設定なんてものはなかったんでしょうねぇ。
アイロンかけのときは、いつも母が指先をちょっとなめて、
それでアイロンの底面にちょっと触れ「ジュッ」というとOK、
すぐに耳たぶをつまんでましたっけ。
スチームなんて機能は当然ついてませんで、いつもお供は「霧吹き」。
これを探しているのですが、なかなかみつかりません。
もしかしたらまだ実家にあるかもです。
皆さんは「手で使う霧吹き」といったら、下にプラとかポリのボトルがついてて
上をキュッキュッと押すと霧がシュッシュッと出る…、
というのを思い出されるでしょうけれど、母が使っていたのは
金属製の丸い扁平な缶みたいなのに、細い管がついているもの。
ご存知の方は私と同じおとしごろぉ~~。
原理はみんなおんなじですが、えーと画像を勝手に使えないので、
ちょっと写してカンタンに描いてみました。
こんな原理です。

この形を見てあ~と思い出された方もいらっしゃるかもしれませんね。
殺虫剤の「噴霧器」も同じことですね。
こういう道具を見ると、今は本当に便利だと思います。
家電がいまほどない時代に、女たちはこんな道具を使いこなして、
「昔にくらべりゃ便利」…と思いながら、
せっせと家事をこなしていたんですね。
なんでもスイッチポンの現代、ゼータクなことだと、思わにゃいけません。
さて「火のし」のことばかり書いてしまいましたが、
タイトルに「火のし・湯のし」と書いたのは、
先ほどのオークション場面でもお気づきの方、いらしたと思います。
「火のし」が「湯のし」になっているんです。
これ、今までもちょくちょく見かけてます。
個人出品で知らない方ならしかたありませんが、古道具を扱うかたは、
これくらい覚えておいてほしいですよね。
湯のし器については過去記事のこちらをご覧下さい。
また先日の「古い本」のこちらの下の絵、

この道具も、探しているのですがありませんねぇ…。
これがあれば、ちりめんの幅だしができるんですが。
さて、ついでといってはなんですが、
「湯のし」と「湯通し」はどう違うの?と聞かれたことがあります。
「湯のし」はちりめんなどの生地を幅だししつつ、目を整え、
しなやかにして縫い仕事をしやすくするためのもので、
文字通り「湯」の蒸気を使います。
「湯通し」は、主に先染、つまり染めた糸で織る紬などの織物の
糊を落とす作業です。こちらも作業しながら地を整えることで、
目が通り、生地が落ち着きます。
反物を買ったとき、ものによって「湯通し済み」とある場合は、
これがすんでいるということで、そのまま縫えるわけです。
さて、今日は待ちに待った「お天気」で、伸子張りもモーゼンとやりました。
またそのお話しは次回に…。
以前にも出したものですが、昔のアイロン。
さすがに私でも、これの使用をリアルタイムでは見ておりません。
なんか記憶のかなた~ に薄暗い田舎の部屋でみたよーな…あれはマボロシか。
これはオークションで入手したものです。
こんなの手に入れてどうするの?いえ、どうするつもりもないのですが、
こういうのを見ていますとねぇ、なんかわさわさした暮らしの中で、
ちょっと立ち止まって、ゆた~んとした気持ちになるのです。
ご存知ないかたのために…これはこうして上をあけまして…

ここに炭火を入れるんですね。横の黒いのは「煙突」です。
でも基本的な形が今も昔も変わらないってのは、面白いですよね。
ところで、タイトルの火のし・湯のし、火のしがないじゃん…。
はい、探してるんです。今ヤフオクででているもののひとつ。
ヤフオクのこちら
写真お借りしました。こんなです。これが「火のし」

これも、お皿みたいなところに炭をいれるわけです。
これからすると、上のアイロンは「洋風火のし」…ですかね。
今、私が使っているのはこちら。

上のからするとけっこうハイカラですが、これでもかなり古いですねぇ。
嫁入りの時にもってきたものが、20年目くらいにさすがに壊れて、
よっしゃ!最新式のに買い換えようとウキウキしていたのですが、
ジサマが「ウチに使ってないのがある」と…。
それより新しいぞぉと言ってもってきてくれたのではありますが、
「それまでのよりはやや新しい」…でして…。ははは。
なんたってアータ、マークがこれですがな。

まだまだ使えますが、コードなんかすごーく、あんちーくでしょう?
これでもちゃんとスチームアイロンですし、ダイヤルを合わせれば、
その適温になるとランプがついてお知らせ…の機能もついてます。
これを見ると、母が使っていたもう一時代前のものを思い出します。
こんなにカラフルではなくて、ステンレスみたいな銀色ぴかぴか。
あれは温度設定なんてものはなかったんでしょうねぇ。
アイロンかけのときは、いつも母が指先をちょっとなめて、
それでアイロンの底面にちょっと触れ「ジュッ」というとOK、
すぐに耳たぶをつまんでましたっけ。
スチームなんて機能は当然ついてませんで、いつもお供は「霧吹き」。
これを探しているのですが、なかなかみつかりません。
もしかしたらまだ実家にあるかもです。
皆さんは「手で使う霧吹き」といったら、下にプラとかポリのボトルがついてて
上をキュッキュッと押すと霧がシュッシュッと出る…、
というのを思い出されるでしょうけれど、母が使っていたのは
金属製の丸い扁平な缶みたいなのに、細い管がついているもの。
ご存知の方は私と同じおとしごろぉ~~。
原理はみんなおんなじですが、えーと画像を勝手に使えないので、
ちょっと写してカンタンに描いてみました。
こんな原理です。

この形を見てあ~と思い出された方もいらっしゃるかもしれませんね。
殺虫剤の「噴霧器」も同じことですね。
こういう道具を見ると、今は本当に便利だと思います。
家電がいまほどない時代に、女たちはこんな道具を使いこなして、
「昔にくらべりゃ便利」…と思いながら、
せっせと家事をこなしていたんですね。
なんでもスイッチポンの現代、ゼータクなことだと、思わにゃいけません。
さて「火のし」のことばかり書いてしまいましたが、
タイトルに「火のし・湯のし」と書いたのは、
先ほどのオークション場面でもお気づきの方、いらしたと思います。
「火のし」が「湯のし」になっているんです。
これ、今までもちょくちょく見かけてます。
個人出品で知らない方ならしかたありませんが、古道具を扱うかたは、
これくらい覚えておいてほしいですよね。
湯のし器については過去記事のこちらをご覧下さい。
また先日の「古い本」のこちらの下の絵、

この道具も、探しているのですがありませんねぇ…。
これがあれば、ちりめんの幅だしができるんですが。
さて、ついでといってはなんですが、
「湯のし」と「湯通し」はどう違うの?と聞かれたことがあります。
「湯のし」はちりめんなどの生地を幅だししつつ、目を整え、
しなやかにして縫い仕事をしやすくするためのもので、
文字通り「湯」の蒸気を使います。
「湯通し」は、主に先染、つまり染めた糸で織る紬などの織物の
糊を落とす作業です。こちらも作業しながら地を整えることで、
目が通り、生地が落ち着きます。
反物を買ったとき、ものによって「湯通し済み」とある場合は、
これがすんでいるということで、そのまま縫えるわけです。
さて、今日は待ちに待った「お天気」で、伸子張りもモーゼンとやりました。
またそのお話しは次回に…。
工房でも使っています。
手伸しではなく、簡易蒸しに使います。
色合わせをする時に熱い蒸気を当てて仕上がりの色に近づける為です。
湯伸しに使うには工房で使っているより大型の物を使います。
ただ、銅素材の手打ちで作るのでかなり高価ではあります。
ご希望があれば価格を調べる事が出来ますからご連絡下さい。
小さなコテは火鉢に差して使っていましたね。
とんぼ様のところは親子で物持ちがいいと
いうか、大切に使われていて感心します。
このアイロン、持ってます
霧吹きのいちばん古い記憶は、母がアイロンがけする時の、「切子風の 触ってはいけないもの」でした。「子供厳禁」ってのがいっぱいありました(笑
昨日、義父が「昔はひどかったな~。今じゃ、楽して楽知らず・だけど。」って。田んぼでの一言です。
「どんなに便利でも、ここまでに!」という一線は超えたくないな・と思いながら、今日も「ガス釜」でごはん焚いてます。保温器への入れ替えが 時々面倒なんですけど(おお・罰あたり!)。
おぉさすがに京都!ですねぇ。
染材料やさんで「蒸し器」とあるのが
そうじゃないかと(写真みてなくて)
6万とかしてましたね。うぅ~です。
いずれご相談させていただきます。
こてもありましたね、
火鉢の中につっこんであったり…。
母はほんとに「使わなくてもとっておく」ので
たぶん、探したらえぇっというものも、
出てくるのではないかと思います。
ありましたよ「切子」風の赤いのでした。
めったにつかわなかったところを見ると、
やっぱり母のお宝だったんでしょうね。
最近の道具のCMを見ていると、
「~しなくていい」「~の手間がかからない」
そればっかりですよね。
聞くたびに、あー人間がだんだん
アホになってゆく…とおもってます。
手間とか手塩、とか塩梅とか…
大事なんですけどねぇ。