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年上の大切な友人、昨日「これ使って」と、帯を一本届けてくれました。
ちょっと若すぎて使わなかったの…と、仕立てもしていません。
あらら、まぁまぁ、そんな高価なものをいただいては…と言いつつ、手はしっかり前に出てるし…。
ごくわずかだけ入った赤めの色がかわいいので、私もちょっと着物を選びますね。
年を取ったらきれいな色、ジミーーな着物に、こんな帯も…と、ニマニマしていたら、
「裏がいいのよ、だから二本に仕立て直しなさいよ」と…へ?
裏…おぉぉこりゃ裏がいいわぁ。ちと紫がこくなりましたし、実際には、柄はもっと沈んでいます。
このままどちらかを出しても締められますが、このジミな方が「法事用」に使えるからそうなさいと。
裏をグレー地か薄紫にして仕立てたら、普段でも法事でも使えますね。
またまた「予定」が増えました。えぇ増える方と減る方のバランスは「きわめてワルイ」のですが。
表の方はお太鼓だとこんな感じ。「市松名物裂」と、札がついたままでした。
これだとよく見えないのですが、梅のところなど、もう少し濃い感じです。
裏だとこんな感じ。こちらももう少し銀ネズっぽい感じ。
この帯は、未仕立てでしたので、証書番号が見えました。
京都の「北尾織物匠」の製品でした。織元がわかるだけで、安心です。
さてさて、古い帯を引っ張り出して、裏に使えるものがないかどうか、探さなきゃです。
ん~楽しい用事だわぁん。
私は最近袋帯が大層になってきたので、おしゃれ
袋帯は名古屋帯2本に仕立てました。
胴周りが太くなったので裏に返る部分で少し足し布
をしましたが・・・
そう「胴回り」…こまったものです。
私も、これは名古屋のほうがいいかなと思っています。
裏地裏地…と、騒いでいます。
あ、「足し布」も探さないと…あぁぁ。