ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

いただきものの帯

2014-04-28 13:56:48 | 着物・古布

 

年上の大切な友人、昨日「これ使って」と、帯を一本届けてくれました。

ちょっと若すぎて使わなかったの…と、仕立てもしていません。

あらら、まぁまぁ、そんな高価なものをいただいては…と言いつつ、手はしっかり前に出てるし…。

ごくわずかだけ入った赤めの色がかわいいので、私もちょっと着物を選びますね。

年を取ったらきれいな色、ジミーーな着物に、こんな帯も…と、ニマニマしていたら、

「裏がいいのよ、だから二本に仕立て直しなさいよ」と…へ?

裏…おぉぉこりゃ裏がいいわぁ。ちと紫がこくなりましたし、実際には、柄はもっと沈んでいます。

 

          

 

このままどちらかを出しても締められますが、このジミな方が「法事用」に使えるからそうなさいと。

裏をグレー地か薄紫にして仕立てたら、普段でも法事でも使えますね。

またまた「予定」が増えました。えぇ増える方と減る方のバランスは「きわめてワルイ」のですが。

 

表の方はお太鼓だとこんな感じ。「市松名物裂」と、札がついたままでした。

これだとよく見えないのですが、梅のところなど、もう少し濃い感じです。

 

        

 

裏だとこんな感じ。こちらももう少し銀ネズっぽい感じ。

 

        

 

この帯は、未仕立てでしたので、証書番号が見えました。

京都の「北尾織物匠」の製品でした。織元がわかるだけで、安心です。

さてさて、古い帯を引っ張り出して、裏に使えるものがないかどうか、探さなきゃです。

ん~楽しい用事だわぁん。  


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2 コメント

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Unknown (陽花)
2014-04-28 14:34:01
こういう頂き物って本当に嬉しくてワクワクしますね。
私は最近袋帯が大層になってきたので、おしゃれ
袋帯は名古屋帯2本に仕立てました。
胴周りが太くなったので裏に返る部分で少し足し布
をしましたが・・・
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Unknown (とんぼ)
2014-04-28 15:09:02
陽花様

そう「胴回り」…こまったものです。
私も、これは名古屋のほうがいいかなと思っています。
裏地裏地…と、騒いでいます。
あ、「足し布」も探さないと…あぁぁ。
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