この寒いのに朝顔柄を

 

夏物楊柳（正絹）の長じゅばんを解いたもの、なにしろ太いひも状になっていて、

しまいにくくて、ずっとそのままにしてありましたが、いい加減巻いて片づけたいと…。

で、この寒いのに朝顔柄を伸子張りしたというわけです。

楊柳ですから、洗ったらもう細く細くなってしまう…。

いっしょけんめ引っ張っても、伸子１本ではこんな。

 

　　　　　

 

錦紗や鬼しぼと同じで、細かく細かく伸子を張って…久しぶりの緊張感です。

傷んでいる伸子もあって、より分けをしなければと思いつつそのままだったので、

ついでにそのまま使いました。そろってませんわ。

 

　　　　　　　　　　　　　　　

 

張り木に止めただけでは、縦しぼしか見えませんが…

 

　　　　　　　

 

張り終わったらちゃんときれいな柄が出ます。

 

　　　　　　　

 

全体はこんな感じ、さっぱりしました。伸子のマジックです。

いいつやですわー。

 

　　　　　　　

 

もう片側はどこかに伸子済みでまいてあるはず…相方を探して一緒にしておかないと…。

 

毎日「冷えます」の予報ばかり。

今日は、母の祥月命日、丸４年です。なんだか昨日のことのように思います。

今回、京都のいなか、本家を継いでいる母の甥っこさんが、奥さんと娘を連れて、

お墓参りに来てくれました。

父のところも私のところも、立ち寄ったらまた忙しい思いをさせるから、と、

外でのお茶だけで、帰られました。正直、ありがたいことです。

お土産に私の好物の「日の菜漬」と「京菜漬」をいただきました。

まずは母の写真の前に…と言いつつ、つまみ食いしてまった…。