![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/19/8360425c75f47225b6589249905d7591.jpg)
一昨日の羽織ばかりの箱のお隣さんには「黒い着物」ばかりの箱がありまして、
ここには当然「喪服」や「黒羽織」などがまとめてあります。
これは買ったものではなく、引き取りを頼まれたものの中に入っていたもの。
そういうものは、だいたい友人知人からのものなのですが、
ほとんどが自分のものよりも「お母さん」のものや「お姑さん」のものが多いのです。
それでだいたい喪服とか黒羽織がはいっているわけで・・・。
元々黒紋付は、男性用ですと「正装」ですから、羽二重ばかりなんですが、
女物は略装ですから、かえって変わり織や地模様のあるものなどが多いんです。
この中にもいろんなのがあります。そういえば、私が嫁入りに持ってきた黒紋付も、
たしか「ツタ柄」のような感じだったかと思います。(覚えとらんのかいな…)
この箱の中身は、和服としては用がないかと思っていましたが、
透ける素材なんてのもありまして、一つ自分用に…などとまたブツ欲が…。
手芸をすると、黒はたとえばバッグの土台布とか、羽二重だとバッグの中袋とか、
帯の裏とか、そういうことにけっこう使い勝手がいいんです。
それでとりあえずとってあるんですが、黒ってほんと10枚あったら10枚とも黒が違う!
黒ってフシギな色ですよね。
ところで、その黒い着物の中に、2枚だけ「模様入り」があります。
それがこちらの1枚目、裾模様なので柄部分だけしかうつしてなくてすみません。
留袖なんですが、残念ながら「金」部分がすでに黒くなってます。
特に下のほうの「菊」の辺りは金が多いんですよ。
上の方の柄部分だけでも、何かに生かせないかなぁ…と思案中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/28/50967eca3835dbf7e9f7d76131476a21.jpg)
こちらが2枚目、これも裾の写真だけですみません。
これは落札失敗着物・・・いまだになんでわからなかったのだろうと
自分で首をかしげているのですが、当時の仕事仲間が「これきれいだから入札お願い」、
それでろくに説明も読まず、写真もちらっと見て・・・だったと思います。
届いてみたら、留袖ではなく「男物」、そうこれ「舞台衣装」だったんです。
頼んだ仲間も「ありゃ、まちがえたー」と。なんとなーく安っぽい感じ。
共八掛で拭き綿なんかモッコモコなんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/56/0de06dde45bb22a118442f672fe9dc3a.jpg)
ただ地模様はとてもきれいなんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ea/3ed06134a1b702ce84d2be19b0b84348.jpg)
花柄部分を大きくいかせるものを・・・なんて思っていたのですが、
実は肝心の柄の「金」がもう黒く変色していまして・・・。
結局そのまま保存してあったのですが・・・。
あやめか菖蒲か私にはよくわかりませんが、花の描き方なんて、
まぁまぁイケてると思うんですけどねぇ。
これを着た男のヒトは何を踊ったのか、それとも唄ったのか。
季節的に5月・・・日本舞踊をなさっておられるかたなら、
なにかこの衣装があうものをご存知かもしれませんね。
これはもう黒い部分だけとるようですね。地模様がきれいですから。
実はこれを見ていて、ふっと思い出したのですが・・・。
義父がなくなったとき、身内の女性で喪服を着てきたのは二人だけだったんですが、
そのうちの一人の喪服がちょうどコレと同じような「地模様」があったんです。
私あっけにとられて、シゲシゲ眺めてしまいました。
確かに真っ黒で、五つ紋だったんですけどね・・・関西はちりめん、関東は羽二重、
その違いはあるんですけれど、模様入りってのはねぇ・・・。
でも、その人は、どなたかから譲り受けたらしく
「喪服をもらうなんて、縁起でもないと思っていたら、案の定役に立ってしまった。
いいんだかわるいんだか」みたいなことを言ったんです。
喪服としてもらった・・・えぇっ?
皆様のお住まいの地域で、喪服に地模様があるところはありますか?
私にとってはいまだに「ナゾ」のままなんです。
ちなみに知り合いの呉服屋関係の方々に、うかがってみたところ、
全員「ありえない」でした。関東圏ですけど。
ここには当然「喪服」や「黒羽織」などがまとめてあります。
これは買ったものではなく、引き取りを頼まれたものの中に入っていたもの。
そういうものは、だいたい友人知人からのものなのですが、
ほとんどが自分のものよりも「お母さん」のものや「お姑さん」のものが多いのです。
それでだいたい喪服とか黒羽織がはいっているわけで・・・。
元々黒紋付は、男性用ですと「正装」ですから、羽二重ばかりなんですが、
女物は略装ですから、かえって変わり織や地模様のあるものなどが多いんです。
この中にもいろんなのがあります。そういえば、私が嫁入りに持ってきた黒紋付も、
たしか「ツタ柄」のような感じだったかと思います。(覚えとらんのかいな…)
この箱の中身は、和服としては用がないかと思っていましたが、
透ける素材なんてのもありまして、一つ自分用に…などとまたブツ欲が…。
手芸をすると、黒はたとえばバッグの土台布とか、羽二重だとバッグの中袋とか、
帯の裏とか、そういうことにけっこう使い勝手がいいんです。
それでとりあえずとってあるんですが、黒ってほんと10枚あったら10枚とも黒が違う!
黒ってフシギな色ですよね。
ところで、その黒い着物の中に、2枚だけ「模様入り」があります。
それがこちらの1枚目、裾模様なので柄部分だけしかうつしてなくてすみません。
留袖なんですが、残念ながら「金」部分がすでに黒くなってます。
特に下のほうの「菊」の辺りは金が多いんですよ。
上の方の柄部分だけでも、何かに生かせないかなぁ…と思案中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/28/50967eca3835dbf7e9f7d76131476a21.jpg)
こちらが2枚目、これも裾の写真だけですみません。
これは落札失敗着物・・・いまだになんでわからなかったのだろうと
自分で首をかしげているのですが、当時の仕事仲間が「これきれいだから入札お願い」、
それでろくに説明も読まず、写真もちらっと見て・・・だったと思います。
届いてみたら、留袖ではなく「男物」、そうこれ「舞台衣装」だったんです。
頼んだ仲間も「ありゃ、まちがえたー」と。なんとなーく安っぽい感じ。
共八掛で拭き綿なんかモッコモコなんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/56/0de06dde45bb22a118442f672fe9dc3a.jpg)
ただ地模様はとてもきれいなんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ea/3ed06134a1b702ce84d2be19b0b84348.jpg)
花柄部分を大きくいかせるものを・・・なんて思っていたのですが、
実は肝心の柄の「金」がもう黒く変色していまして・・・。
結局そのまま保存してあったのですが・・・。
あやめか菖蒲か私にはよくわかりませんが、花の描き方なんて、
まぁまぁイケてると思うんですけどねぇ。
これを着た男のヒトは何を踊ったのか、それとも唄ったのか。
季節的に5月・・・日本舞踊をなさっておられるかたなら、
なにかこの衣装があうものをご存知かもしれませんね。
これはもう黒い部分だけとるようですね。地模様がきれいですから。
実はこれを見ていて、ふっと思い出したのですが・・・。
義父がなくなったとき、身内の女性で喪服を着てきたのは二人だけだったんですが、
そのうちの一人の喪服がちょうどコレと同じような「地模様」があったんです。
私あっけにとられて、シゲシゲ眺めてしまいました。
確かに真っ黒で、五つ紋だったんですけどね・・・関西はちりめん、関東は羽二重、
その違いはあるんですけれど、模様入りってのはねぇ・・・。
でも、その人は、どなたかから譲り受けたらしく
「喪服をもらうなんて、縁起でもないと思っていたら、案の定役に立ってしまった。
いいんだかわるいんだか」みたいなことを言ったんです。
喪服としてもらった・・・えぇっ?
皆様のお住まいの地域で、喪服に地模様があるところはありますか?
私にとってはいまだに「ナゾ」のままなんです。
ちなみに知り合いの呉服屋関係の方々に、うかがってみたところ、
全員「ありえない」でした。関東圏ですけど。
地模様のある喪服は見ませんね。
ひょっとして、色無地を黒に染められた?
のかもしれませんね。
ちなみに私のはちりめんです。
焼けや少しの汚れも消えてしまう事が多いので、小売屋さんからも頼まれます。
炊いて黒に染めると耳に鋏が入ったものまで染められるのと、割安で染まるのが良いですね。
この所、黒染めが多めです。
ですよねぇ…。
色無地を黒くして…というのは、
アリだとおもいますが、身内の葬式に
それはないんじゃないかと…。
私は関東なので羽二重ですが…
冬場の告別式、寒いでっせぇ…。
やっぱり…。
陽花様のお返事にも書きましたが、
色無地、はありだとおもうんです。
でもねぇ、元々が派手な地模様で、
柄部分がテカテカ光ってたんですよ。
ちょっとねぇ…と思ってました。