
まともに胴裏分として使ったり、羽裏として使ったりできるのはそんなにありません。
上が無地、下が地紋のあるものです。ポリ袋は保存にはあまりよくないのですが、
しまっておくところが少し湿気るので、これで除湿材を入れて保管します。
我が家にやってくる胴裏や羽裏は、そのときそのときで、状態はいろいろです。
表地よりずっときれいだったり、逆に表はダメージないのに、裏はもうどうにもならなかったり…。
そんな中から、キレイなもの、使えそうな部分を取りためてきたものです。
袖分だけでもあれば、うそつきの袖にするとか、胴体部分だけでもあれば二部式の胴にするとか、
そんな使い方もありますし、たまに「お人形さん用」のご希望もあります。
以前書いたと思いますが、お茶をなさる方の、お茶碗を包むもの、
これにはとろとろの溶けそうな絹がいいのだと、聞きました。
溶けるというのは比喩で、つまりもうコナれてヨレヨレになった絹のことです。
変色していても、洗って落ちないしみがあっても、ふにゃふにゃやわやわの絹が、
お茶碗にはとてもやさしくて、いいのだそうです。それでお送りしたこともありました。
あとは紐を作ったり、なにか小さいもの、懐紙いれやポーチ、バッグの裏などにも。
と、おもうので、捨てられずにいるわけです。
中に「どこ入れたっけ」が、ありました。「ねずみの嫁入り」の羽裏残り。
バッグの裏…と思っていたのですが「帯揚げ分」ありそう。使ってみますかね。
というわけで、二箱分くらいあったのですが、よくよく調べて、いくら何でものものを
思い切って処分しました。八掛のハギレもあったので、それは別にしました。
やっと一箱に収まりました。
年末の大掃除…というわけでもないのですが、気分的に「一区切り」…というようなキモチで、
分類したり、処分したりを少しずつやっています。
処分は「思い切る」ことに苦労していますが、ほんとに「ゴミ屋敷」一歩手前ですからね。
次は、なんだっけ…と、毎日こんなです。
夜は内職??いえいえ、やっと年賀状の印刷を半分すませました。
パソコンのご機嫌を取りながらなので、一度で済ませたいと思ったのですが、
途中で一度ストップ、今夜、残りを印刷しますが、まずはパソコンに、よぉぉぉくお願いして、
一度でするっとプリントしてくれるように…祈るばかり…。
今年やってきた新しいプリンタは、働き者なのはいいのですが、レビューにあったのですよ、
始まるとき、かなりうるさい…と。ほんとににぎやかなんです。スイッチ入れると
「ピーッギュルギュルギュル・ガコガコガコ、ゴーゴー、カタカタカタ…」
「さぁっはじめるぞぉっ、アンタもがんばれよーっ」とやられてるようで、やる前からツカレルし…。
わかったわかった、がんばるってば…パソちゃん、あんたもよっ。
今日、やはり溜め込んだ裏地や八掛けの整理してました。
襦袢を一枚解いたり。
で、・・・・どうしよう??
明日は不幸がありそちらにいかなきゃいけないみたいです。
主人だけで行くのかと思いきや、一緒にですと。
ガックリ。
半端なく多いですね。
年賀状、ホント私も何とかしなければ・・・
年末にかけては 多少暇なはずですが
ゴミ屋敷一歩先行く我が家を片付け
母の所へも片付けに行かねばと思いつつ
二の足を踏んでいる状態。
いつもせっせと手を動かしている
とんぼさんを見習わねばと思い
憧れの目で追い掛てみつつ
今年も終わりを告げようとしています。
私もどうしたものかと思いつつ溜め込んでは時々思い出したように整理しています。
もったいない気持ちと整理しなければという気持ちがせめぎがっております。
「ねずみの嫁入り」可愛いですね~
ご不幸ですか。
この季節、わりとありますよね。お疲れ様です。
傷んでいないと思うと、30センチ四方でも捨てられない…
こまったものですが、でも捨てられない…。
ほんとに小さいものは、ただ四角い座布団みたいに縫って、
そのままお皿とカップの間とかに敷くと、
傷つきません。お客様用のカップとソーサーとか、
ケーキ皿とか、かさねるときにいいですよ。
もう「どうしてこんなのまで」といものもあったので、
あまりに変色したりのものは、やっと捨てました。
年賀状、がんばらないとですねぇ。
ふと気がつくと、あっもうあと三日…なんてことに、
毎年なってますから。
なんだか動いている我には、ちっとも片付かないのです。
母の遺品も、実はまだまだなので、
先がみえなくて、ため息ついてます。
喪中の時は、楽ですよね。まぁ母の時は12月だったので、
両方になっちゃって、かえってややこしかったですが。
八掛も、赤いのだと自分では使わないのに…です。
たまりますよねぇ。
思い切らないと、ですよー。
このねずみさん、使い残りですが、表に使っても
かわいいかなぁとおもって出しました。
冬に向けてのアイデアですが、色の出ないものは袷の裾よけにしようと考えています。水通して縮めて、着る度に洗濯機にいれられるように。贅沢ですが、小物を作ってもたいして減らないことに気付いてしまったので。黄変した胴裏なんて、ちょうど良いと思うんですけどね。長襦袢一部式派で寒がりの人しか使えないかもしれませんね。
一度、よれよれ&染みだらけの錦紗で単の裾よけにしたら、肌触りは良いし裾捌きも良いし暖かいけれど段々生地は透けてきました…。
いつのまにか…たまりますねぇ。
母は、胴裏の変色したり、シミがあるものは、
染めて使ってましたが、そこまではとても…。
昔の人の始末のよさとか工夫とか、もっとみておけばと
思っています。