見たところ何ともないと思ったので、私のやり方が悪かったかと、
いろいろやってみたのですが、どうも不調です。
カメラに入れたらスイッチ入ったので「おっきたっ」と思ったのに、すぐプシュゥゥゥ…。
充電器の交換ですねぇ。
というわけで、本日も写真なしでのお話。すみません。
昨日、NHKで気になるリポートを見ました。
ちょっと生々しい話題ですが、ネットで個人的に「精子を提供します」というサイトがあるそうで。
必要とする人提供する人は、お互い本名を名乗らないまま会い、合意すると、
男性はそのまま公衆トイレに行く…30分後に女性に容器を渡して終了。
女性は、針のない注射器で、自分で…。
恐ろしいと思います。実際提供した人、してもらった人、両方のカオなしインタビューもありましたが、
女性のほうは、結婚はしなくても子供はほしい…婚期を逃したのでもう無理だから子供だけでも。
キャリア・ウーマンというのでしょうか、プロジェクトにかかわって、シゴトをしていたら、
もう30代後半になっていた、早くしないと妊娠や出産が難しくなる、とか。
また提供者のほうは、ほとんどが無償だというのです。
聞くと、このご時世で結婚できない人が多いから、少しでもそういう人の役に立てれば…。
8年で10人だかなんだかで、そのうち5人から、生まれた、ありがとうというメールもきてるとか。
もちろん、条件として病気がないことなど確認するわけですが、
それとても、一緒に検査に行くわけではないのです。
誰か別の人の検査結果かもしれません。インタビューに答えた別の男性は
「一応証明として、HIV、梅毒、クラミジア」と3種の検査をした証明書を見せましたが、
リポーターが「これだと、同じ性病の淋病とか、そのほかB型肝炎とかはわかりませんね」というと、
それは相手がそれを望んだらするけれど、しなければこれで…と言いました。
専門家は、「検査結果は本人のものか確定できない、HIVはかかった直後は検査が陰性になる。
ましてそれを自分の手でなど、不潔きわまりない」と指摘していました。腹膜炎などの危険性もあると。
私はもう唖然として口ぼかーんと開けてみていました。
日本では、人工授精は厳しい管理がされていますし、それを受けるには配偶者がいなければなりません。
外国ではシングルマザーでも認めるところもあるそうですが、それをするには多額の費用と時間がかかる…。
私にはこれしか方法がなかった…子供を授かることをなんだと思っているのでしょう。
「子供はほしいから」…子供はペットではありませんよ。
提供した男性は30代で、すでに5人の子供の父親なわけです。
でも「実感ないんですよね」…そばにいたら、私ぶん殴ってます。
確かに男性は、自分が妊娠するわけではありませんから、女性よりは実感が薄いでしょう。
でもねぇ、自分の子供が世の中に、あっちこっちにいて、偶然出会ってもわからない、
俺が養ってるわけじゃないからいいよ…ですか。
私の母は30代半ばで受けた輸血で、知らないうちにC型肝炎に感染していました。
50年たって、それが発症しました。
自分の子供が、もしかしたらそんな病気の因子を持って生まれたら、
そんなことを思わないのでしょうか。
ただ「子供がほしい」だけで、そんなこと、自由にしていいのでしょうか。
たった1,2回面接しただけで、相手の人格も何もかもわかるとでも言うのでしょうか。
結婚した相手だって、あららのことだってたくさんあるのに。
私はネットで「提供する」と言ってる時点で、人として信用できません。
女性が妊娠出産に適した時期があるというのは、世の中どんなに変わっても変わりゃしません。
その時期に仕事が忙しかったから、というのは自分の選んだ道でしょう。
あれもこれも手に入れたい、それってあんまりなわがままじゃないかと、私はそう思いました。
子供は、自分のおなかの中から出てくるけれど、自分とは全く違う一つの別人格であり命です。
子供には父親を知る権利がある…というようなことも言っていました。
「ちゃんとわかるように話す」とか「しっり育てる」とか言ったって、育ててみなけりゃわかりません。
なにより、そういう選択をしたことで、生まれたときから人にはないものを
背負わせてしまうのですよ。世の中に、顔も名前もわからないけれど、
血のつながった兄弟か姉妹が4人もいる…子供はそれを知らないまま育つのでしょう。
あまりにも無責任だと、番組が終わってからも、腹が立ってなりませんでした。
ネットを、そんな風に使ってほしくはありません。
時々書きますけれど、自由は「勝手になにをしてもいい」ということではありません。
人として当然できることができる、ということです。それは勝手ではなく、
当然、倫理ということも踏まえるべきだし、様々な義務や権利もついてくるものです。
恐ろしいい世の中になったものだと、暗い気持ちになりました。
1月ほど前に主人が出張に持っていって、そのままだったんですが、データはSDカードで取り出してたので判らなかったようです。
NHKの番組、私も後の方だけですが、見ました。
ちょうど、父親を知る権利…の話だったので一般的な人工授精の話かなと思っていたら、腹膜炎とかもでてきて、あれ?と思ったんですが。
一般的な人工授精でも、父親を知ることはできませんので、親を知る権利とかの問題はあると思いますが、これだと更に色々危険がありそうです。
腹膜炎などの病気を発症して、もしかしたらその後妊娠できなくなってしまう可能性もあると思いますし。
それと、こういうふうに子供を欲しいと思う人は、子供を自分のものとしてしかとらえられない、ゆくゆくは子離れできない親になる、思いがけない子供に育つと放り出してしまうんじゃないか、とか思ってしまいます。
婚期を逃したというのでも、確信犯的にシングルマザーをめざすとか、せめてどんな人か知ってこの人の子供なら育てられそう、と思える人の子供でないと、どこかで破綻するんじゃないかと気になります。
空恐ろしくてどうしたらそういう事が出来る
のだろうと思います。
少し前に誰にも知られず産んだ子を籍に入れず
無国籍にしたまま放置で、その子が結婚したくても
籍が無いのでどうする事もできないというのを
しったばかり、無責任にもほどがあると思っていた
矢先のこんな事、考えられない事ばかりです。
スイッチを入れても、ウンともスンとも言わないと、
機械はまさしく「ただの箱」になりますね。
困ったものです。
経済的なことも含めて、子供を育てるということは、
大変なことです。
産まなきゃよかった…などと思うことがあったら、
それを思うと、子供があまりにも憐れです。
子供は親を選べないのですから。
一人の子供を産み、育て、社会に送り出す、
ということは、たいへんな責任を負うことです。
社会人になったからといったって、
親の務めがすべて終わるわけじゃなし。
責任、ということを考えると、ほんとにひどい話だと、
もうあきれかえりました。
腹が立って仕方ない。
自由、権利には責任が伴うこと習わなかったのでしょうか。
私世代の子育てが間違ってたのでしょか。
ソチが終わったあと、判定がおかいしとか騒いだり、
よそ様の国にゾウさんたてよとか言ったりするお国がある。
他国の商品の不売不買運動してるとか。
ミサイルは飛ぶし。
記念日がどうたら・・
分裂騒動が起こってたり・・・
もう嫌なニュースばかり。
で、テレビはもっぱら漫画系。
「ドラえもん」とかね。
今は「白雪姫と鏡の女王」
現実逃避中です。
なんだか平和ボケ、だけではすまされないような、
おかしな時代になりました。
「誰でもよかった」というような事件を見るたびに、
誰でもよかったなら、自分にしときなさいよ、
それが嫌なら自分の家族にしたら…と。
腹立ちまぎれにぶつくさ言ってます。